日本障害者自転車協会ニュース・出来事
(日付は配信日)
(2012年・3月31日)
★サイト改定 JCAD活動終了と移行について

 日本障害者自転車協会(JCAD)は、2012年3月末を持って活動を終了し、パラサイクリングについては、日本パラサイクリング連盟に引き継がれました。長い間のJCADへのご支援ご声援に心から感謝申し上げます。 ありがとうございました。

日本パラサイクリング連盟へのお問い合わせについては下記までお願いいたします;
日本パラサイクリング連盟代表アドレス(クリック)

引き続き、パラサイクリングへのご声援をよろしくお願い申し上げます。

また、本サイトは、パラサイクリングに限らず、広く障害者自転車の情報発信を行って普及振興を促進し、またJCADの長年の記録を少しばかりでも残し、将来へのヒントになれば幸いです。その形でしばらくの間残すことになりました。
障害者自転車を盛り上げていくうえで、地味なツールの1つとなることを願っております。
障害を持った人たちも普通に自転車にそして競技に親しめるように・・・

本サイトについてのお問い合わせは; こちら(クリック) まで。

本サイトについては、無償ボランティアによる作業のため、すぐに返信できないことが多々あるかと思います。申し訳ありませんが、ご理解のほどお願いいたします。
 広く障害者の自転車のことについて、どんどん情報発信が出来れば幸いです。
・ パラサイクリング以外の障害カテゴリーについて、つながりを構築したい
・ どのようにして自転車を始めたらいいのか
・ こういうイベントがある、告知してくれないか
・ 仲間を募りたい
・ 共同で障害者用自転車を作成購入したい
・ 新たな活動を始めたい

などなど、ささやかな交流の入口になれば、障害者自転車を応援できれば幸いです。

(2012年・3月31日)
★ロンドン男子3枠を獲得 1キロのクラス統合・係数も確定

 9月のロンドンパラリンピック大会については、男子3枠を獲得! また、Cクラスの1キロタイムトライアルについては、クラス統合・係数適用が行われるがその詳細も決定した。

 以前お伝えしている通り、Cクラスの1キロについては男子C5とC4が統合されて1つのメダル種目に、男子C3・C2・C1が統合されて1つのメダル種目となる。
 男子C5・C4は、C5の選手が100%のタイムつまり実際の走行タイムがそのまま最終結果とされる。C4の選手は99.4%の係数が掛けられ、実走タイムの99.4%が最終結果として、順位が決まる。
 
 男子C3・C2・C1においては、C3の選手は100%のタイムつまり実走タイムがそのまま最終結果となる。C2の選手は実走タイムの92.25%が係数として掛けられ実走タイムの92.25%が最終結果に、そしてC1の選手は実走タイムの89.06%が係数として掛けられ実走タイムの89.06%が最終結果となり、順位が決まる。

 がんばれニッポン!

(2012年・2月13日)
★2012UCIパラサイクリングトラック世界選手権4日目結果

 B男子タンデムスプリント準々決勝に進出した大城竜之・伊藤保文ペアは、予選10秒592で3位のOOST/BOSペア(オランダ)と対戦。 残念ながら2-0で敗れた。

 5位―6位決定戦では勝利し、最終順位は5位と、昨年から1つ順位を上げてくれた。 なお、この種目優勝はイギリスのKAPPAES/MACLEANペア、2位には日本ペアを破ったオランダペアが。3位はスペインのPORTO LAREO/VILLANUEVAペア。

 これですべてのレースが終了。 日本勢はメダル獲得はならなかったが、昨年よりはポイントを多く獲得した模様。

 皆様、今大会に向けましても、たくさんのご声援ありがとうございました。

 ロンドンパラリンピックでのメダル獲得に向けた戦いはまだこれからが本番となります。 皆様これからも何卒よろしくお願い申し上げます。


(2012年・2月13日)
★2012UCIパラサイクリングトラック世界選手権4日目途中速報

 B男子タンデムスプリント予選(18組出場)に出場した大城竜之・伊藤保文ペアは、10秒877で6位に入り、予選を通過。 トップはイギリスのKAPPAES/MACLEANペアでタイムは何と10秒032(世界新)。 予選落ちの9位で11秒0台というハイレベルな予選だった。大城・伊藤ペアを含むベスト8が準々決勝に進出。

 混合チームスプリントに出場した日本(田中・藤田・石井)は残念ながら14位に終わった。


(2012年・2月12日)
★2012UCIパラサイクリングトラック世界選手権3日目結果

 C4男子1キロタイムトライアル:

順位 Name Time
1 CUNDY Jody GBR 01:06.001
2 BOUSKA Jiri CZE 01:09.025
3 NOVAK Carol-Eduard ROU 01:09.316
5 石井雅史 JPN 01:11.278

 C3男子1キロタイムトライアル:

順位 Name Time
1 KENNY Darren GBR 01:12.496
2 NICHOLAS David AUS 01:13.912
3 MC KEOWN Shaun GBR 01:14.347
6 藤田征樹 JPN 01:14.909

 C5男子1キロタイムトライアル:

順位 Name Time
1 BUTTERWORTH Jon-Allan GBR 01:07.212 WR
2 Xinyang CHN 01:07.582
3 CABELLO LLAMAS Alfonso ESP 01:07.876
17 阿部学宏 JPN 01:15.904

 C2男子1キロタイムトライアル:

順位 Name Time
1 XIE Hao CHN 01:17.642
2 LIANG Gui Hua CHN 01:17.987
3 GRAF Tobias GER 01:18.391
15 田中哲也 JPN 01:28.211


 最終日の12日(現地時間)には、タンデムスプリントに大城・伊藤ペアが、チームスプリントに田中・藤田・石井が出場予定。競技は現地時間12日午前9時(日本時間13日午前2時)から開始予定。

 皆様からの暖かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。


(2012年・2月12日)
★2012UCIパラサイクリングトラック世界選手権3日目結果速報

 C2男子1キロタイムトライアル:

  15位 田中哲也 (北海道) 1分28秒211

 C3男子1キロタイムトライアル:

  6位 藤田征樹 (チームチェブロ・日立建機) 1分14秒909

 C4男子1キロタイムトライアル:

  5位 石井雅史 (チームスキップ・藤沢市みらい創造) 1分11秒278

 C5男子1キロタイムトライアル:

  17位 阿部学宏 (スペードエース・銚子屋本店) 1分15秒904


(2012年・2月11日)
★2012UCIパラサイクリングトラック世界選手権2日目結果速報

 C2男子3キロ個人追い抜き予選:

Rank Name Nation Time
1 LYNCH Colin IRL 3:52.469
2 LIANG Gui Hua CHN 3:56.204
3 MACCHI Fabrizio ITA 3:59.072
16 田中哲也 JPN 4:36.346

 C3男子3キロ個人追い抜き予選:

Rank Name Nation Time
1 NICHOLAS David AUS 3:42.962
2 KENNY Darren GBR 3:46.761
3 GUTIERREZ BERENGUEL Juan Emilio ESP 3:48.539
7 藤田征樹 JPN 3:53.550

 C4男子4キロ個人追い抜き予選:


Rank Name Nation Time
1 JEZEK Jiri CZE 4:46.645
2 NOVAK Carol-Eduard ROU 4:48.366
3 CUNDY Jody GBR 4:55.958
13 石井雅史 JPN 5:13.888

 C5男子4キロ個人追い抜き予選:

Rank Name Nation Time
1 LIU Xinyang CHN 4:37.383
2 GALLAGHER Michael T AUS 4:38.239
3 TARLAO Andrea ITA 4:46.425
19 阿部学宏 JPN DSQ

 B男子1キロタイムトライアル決勝:

Rank Name Nation Time
1 KAPPAES Anthony/MACLEAN Craig GBR 1:03.013
2 FACHIE Neil/STOREY Barney GBR 1:03.112
3 OOST/BOS NED 1:04.183
7 大城竜之・伊藤保文 JPN 1:05.381

C3の藤田が個人追い抜きで、Bクラスの大城竜之(パイロット伊藤保文)が1キロTTで、それぞれ7位に入り、ポイントを獲得した模様。

(2012年・2月10日)
★2012UCIパラサイクリングトラック世界選手権開幕 USTREAMで中継も

 2012UCIパラサイクリングトラック世界選手権が9日(現地時間)アメリカ・ロスアンジェルスで開幕した。 初日は日本選手の種目は無かった。

 今大会、現地時間午後を中心に一部の種目についてはUSTREAMでライブ中継が行われる予定で、下記の日程で中継される模様です;

 210日金曜日午後4時より(日本時間11日土曜日午前9時より 視覚障害1キロTT や Cクラス男子の個人追い抜き決勝や3位決定戦が中継されると思われます)

 211日土曜日午後4時より(日本時間12日日曜日午前9時より C3C4C5男子の1キロTT表彰など)

 212日日曜日午後2時より(日本時間13日月曜日午前7時より 視覚障害スプリント準決勝・決勝・3位決定戦、チームスプリント決勝・3位決定戦など)

 中継は、大会公式サイトやUSTREAMのサイトから見ることが出来る模様です;

http://www.paracyclingla2012.com/folders.asp?uid=1

http://www.ustream.tv/embed/10299409

日本選手の出場予定は;

210日 個人追い抜き C2田中・C3藤田・C4石井・C5阿部 予選(午前)、決勝・3位決定戦
       1キロタイムトライアル決勝(午後) 大城・伊藤ペア

211日 1キロタイムトライアル決勝 C2田中(午前)  C3藤田 C4石井 C5阿部(午後) 

212日 チームスプリント (田中・藤田・石井) 予選(午前)、決勝・3位決定戦(午後)
       タンデムスプリント 大城・伊藤 予選・準々決勝(午前)~決勝・3位決定戦(午後) 

皆様からの暖かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。



(2012年・1月29日)
★2012UCIパラサイクリングトラック世界選手権派遣選手団

選手:

 藤田 征樹 (C3, チームチェブロ・日立建機)
 大城 竜之 (B, チームチェブロ・文京盲学校)
 伊藤 保文 (大城のパイロット、JPCA/日本競輪選手会京都支部)
 石井 雅史 (C4, チームスキップ・藤沢市みらい創造財団)
 阿部 学宏 (C5, スペードエース・銚子屋本店)
 田中 哲也 (C2, 北海道)

スタッフ:

 高橋 仁 (監督)
 藤原 富美男 (メカニック)
 平松 竜司 (コーチ)
 高橋 太一 (トレーナー)

大会日程: 平成2429 日~平成24212日 
開催地:  アメリカ・ロスアンジェルス

 ロンドンパラリンピックの枠につながるポイント対象の大会としてはこれが最後となる。
 日本チームへ皆さんの暖かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。


(2011年・12月27日)
★2012UCIパラサイクリングトラック世界選手権派遣選手

 20122月にアメリカ・ロスアンジェルスで行われる2012UCIパラサイクリングトラック世界選手権に日本代表として派遣される選手は以下の通り;

 石井雅史(C4, チームスキップ・藤沢みらい創造)
 藤田征樹(C3, チームチェブロ・日立建機)
 大城竜之(B, チームチェブロ・文京盲学校)パイロット伊藤保文(日本競輪選手会京都支部)
 阿部学宏(C5, スペードエース・銚子屋本店)
 田中哲也(C2, 北海道)


 ロンドンパラリンピックの枠につながるポイント対象の大会としてはこれが最後となる。

 日本チームへ皆さんの暖かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

(2011年・12月27日)
★厳しい戦い続く ロンドン出場枠拡大への道

 ロンドンパラリンピック自転車日本代表は現在の強化選手6名(いずれもロンドンパラリンピック国別出場枠につながるランキングポイントを少なからず獲得している)の中から選ばれるが、まずは国別出場枠を拡大させなければならない。このため、パラサイクリング日本チームでは、すでに前年から枠の拡大に向けて取り組んできている。これまででは考えられない、年5回(20113月から20122月までの12ヶ月間では何と6!)の遠征を行うなどして枠の拡大を目指してきたがこれまでのところは厳しい戦いを強いられている。

 昨年の結果で1枠は確保したがそれ以上については今年初めから来年2月の2012トラック世界選までの主要国際大会の結果で決まるが、現在のところは今年の結果による上積みは1枠程度と想定される。合計2枠。今年3月のトラック世界選は今一つポイントが伸びず。またロードワールドカップではシドニーと非常に遠方のカナダにも参戦したが大きなポイントを得るまでには至らず。ロード世界選は昨年のポイントを上回ったがポイント獲得種目は1種目のみと厳しい結果だった。11月のNZ遠征で少し上積みをしたところだ。

 ポイント争いの低迷は色々な要因が考えられる。ヨーロッパ勢がロードの小さな大会(もちろんUCI公認)でポイントを順調に稼ぎ、また層も厚く、次から次へと多様なカテゴリーに若い選手を鍛えて送りこんでいる。日本には残念ながらその状況はあてはまらず。1020代の将来性ある・有力選手が藤田以外はいない。 費用面でも、荷物代金を少なくするため送りこむ機材を少なくしたりスタッフの数も減らすなどして、1年間に6回の遠征に備えるための苦労があった。それも影響したことは否めない。 

 また、日本の場合トラックの一部の種目(1キロ)にあまりにも力も気持も入りすぎたのか、中距離やロード種目で強豪国には大きな差をつけられた。強豪国は、トラック短距離に秀でた選手でも個人追い抜きやロードにも力を入れて大きくポイントを得ている。 我々も、中距離を中心に幅広く行ってポイントを稼ぎ、枠を広げてたくさんの選手でロンドンに行こう、と選手には伝えてきたが今一つ浸透・理解してもらえなかったのかもしれない。それでも、苦しい中距離・ロード種目にもう少し取り組んでもらえたらと思い、そのあたりは残念だった。しかしパラサイクリングナショナルチームも夏から新体制になり、中距離含めてまんべんなくという気持ちが伝わりつつある。これは今後に向けての好材料。11月のオセアニア選手権ではそれが少し見られた。ポイント増大へ新たな取り組みが行われている。

  ロンドン出場枠の増大を目指した戦いは20122月のトラック世界選が最後となる。あとはこれを残すだけ。出場選手も決定し、多くの種目で上位に入り、出来ればメダルを獲得し、ポイントを多く獲得して、枠を広げ、ロンドンでのメダル獲得につなげてほしい。また、枠の増大は色々なカテゴリーにチャンスを広げるつまり将来的な普及にもつながると期待される。パラサイクリング日本チーム選手スタッフのさらなる奮闘を応援したい。きっとやってくれるはずだ。

(会報電子版2012‐E7号より抜粋)

(2011年・11月22日)
★オセアニア選手権2日目(22日)結果

 ニュージーランド・インバカーギルで開催されております、オセアニア選手権パラサイクリングトラック大会2日目の結果速報は以下の通り;

C3/C2/C1個人追い抜き予選(3キロ);

 3位 藤田征樹(C3クラスでも3位) 355120

 7位 田中哲也(C2クラスでは3位) 431261クラス日本新

C5/C4個人追い抜き予選(4キロ);

 4位 石井雅史(C4クラスでは2位) 53436 クラス日本新

 5位 阿部学宏(C5クラスでは3位) 56376 クラス日本新

Bクラス個人追い抜き(4キロ);

 2位 大城竜之・伊藤保文 442872

C3/C2/C1個人追い抜き3位決定戦(3キロ);

 3位 藤田征樹(C3クラスでも3位) 352391

C5/C4個人追い抜き3位決定戦(4キロ);

 4位 石井雅史(C3クラスでは2位) 56210

 C3の藤田は決定戦で予選のタイムを上回り、北京で出した自身の記録とほぼ同じ。田中はこの種目でも健闘、今後が楽しみ。
 石井・阿部はいずれも自己ベストを更新。 大城・伊藤ペアは国際大会での個人追い抜きは初めてで練習でもほとんど行っていないが、うまく走った模様。タイムも悪くない。2人のポテンシャルの高さを感じる。

 個人追い抜きでの各選手好走は、高橋新監督の指導によるところが大きいと思われる。

 パラサイクリング地域カップとしてはこの日でレースは終了し、日本選手団は23日現地を出発、3度の乗り継ぎを経て、帰国する予定です。

 今大会日本チームへのご声援ありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

(2011年・11月21日)
★オセアニア選手権初日(21日)結果

 田中哲也(C2) 125977 クラス4位 
 藤田征樹(C3) 114984 クラス2
 石井雅史(C4) 110437 Cクラス全体でも1
 阿部学宏(C5) 115093 クラス4
 大城竜之・伊藤保文(B 15632  クラス1

(現地からの報告及び公式サイトより。)

 田中は、合宿でのタイムを5秒更新。 藤田は1か月前の全日本トラックから大きく回復したがこのクラスの1位は豪の19歳の選手で、1分13秒113と強い。 石井は出発2日前に落車し指を負傷しているが健闘。 阿部は自身の持つクラス日本記録に0.089秒及ばず、個人追い抜きで順位を上げてほしいところ。 大城・伊藤ペアは明日の個人追い抜きも出場することになった。

 明日は全選手個人追い抜きに出場する。

 パラサイクリング日本チームへ、引き続き温かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

(2011年・11月20日)
★オセアニア選手権現地情報2 突然の変更

オセアニア選手権パラサイクリングトラック大会に参加している日本チームスタッフより以下のような連絡が有った。今大会のポイントの付き方について、突然の変更が参加国に言い渡されたという。

 20日昼ごろ、UCIのパラサイクリングのコミッセールから日本チームスタッフが呼ばれ、ニュージーランドとオーストラリアのパラサイクリングチームの監督らと共に今回のUCIランキングポイントの付け方について話が有った。夕方のパラサイクリングチーム監督会議でも再度確認したが、今回の順位は1キロTTと個人追い抜き(IP)の成績の混合により付けられるとのこと。

 その方法は、各競技の1位が1pt(ポイント)、2位が2pt・・・として、2種目の合計ptの少ない順に順位が付き、もし合計ptが同じ場合には最後に行われた種目、今回の場合はIPの順位を反映させるという。

 そのため、当初は1キロだけに出場予定だった大城・伊藤ペア(B)もIPに出場することになったとのこと。

 突然の話で他チームも驚いていた様子で、抗議はしていたが、このやり方が適用されるという。

 思いもよらなかった変更を突然しかもレース前日に言い渡された形になった。

 それでも、とにかくベストを出そうと選手は意気込んでいるとのこと。 


 パラサイクリング日本チームはこれまでも、トラック1キロだけに偏らずに個人追い抜き中心に幅広く、と選手には伝えてきた。それがどこまで浸透してきたかはわからないが、頑張ってくれるはずだ。
 

(2011年・11月20日)
★オセアニア選手権現地情報

オセアニア選手権パラサイクリングトラック大会に参加するパラサイクリング日本チームは11月18日午後成田空港を出発。 

 北京以降の遠征出発では、雰囲気・士気共に最も高かった。 初参加の田中哲也(C2、北海道)は「緊張しています」とのことだったが全員いつも以上に明るく元気に出発。

 2度の乗り継ぎは、時間も短く、ギリギリだったとチームスタッフから連絡が有ったが、選手団も機材も無事到着。機材はクライストチャーチからトラック輸送のため、20日朝到着。クライストチャーチで機材移動積み込みに立ち会った平松コーチと森メカニックは19日午後7時半ごろにインバカーギルに到着。他の選手スタッフは一足早く午後3時ごろにはインバカーギルに到着し、高橋仁監督と共にベロドロームを見て回ったという。

 20日朝機材を受け取ると、午前10時から公式練習を行った。

 大会は、21日に1キロタイムトライアルが、22日に個人追い抜きが行われる。

 ロンドン参加枠に向けたポイント争いに関わるこの大会。パラサイクリング日本チームへ皆様からの暖かいご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。


18日成田出発前の日本チーム
左から; 高橋仁監督 田中哲也(C2) 石井雅史(C4) 伊藤保文(大城のパイロット) 大城竜之(B)
 阿部学宏(C5) 藤田征樹(C3) 森昭雄(メカニック) 平松竜司(通訳兼コーチ)

日本一、いや、世界一のメカニック、森さんが機材を確認しながら
チェックインに立ち会う

段ボールには がんばろう日本!!の文字が。

成田で一部機材を取りまとめて再梱包
その後チェックイン 過去の遠征と比べて非常にスムーズに行ったが、義足選手にはつらかったかも


がんばれニッポン!


(2011年・11月13日)
★強化選手の追加 オセアニア地域選手権派遣選手団

2011日本パラサイクリング選手権の結果を受けて、パラサイクリング日本チームスタッフ強化会議が行われ、新たに次の選手が強化選手となった;

田中 哲也(C2 北海道)

また、日本チームは、1121日からニュージーランド・インバカーギルで行われるオセアニア地域選手権(パラサイクリングP1トラック大会併催)に選手団を派遣する。派遣選手団は以下の通り;

選手:

 藤田征樹(男子C3, チームチェブロ・日立建機)

 大城竜之(男子B, チームチェブロ・文京盲学校)・伊藤保文(パイロット JPCA)

 石井雅史(男子C4, チームスキップ・藤沢みらい創造)

阿部学宏(男子C5, スペードエース・銚子屋本店)

田中哲也 (男子C2, 北海道)

スタッフ:

 高橋仁(監督)

 森昭雄(メカニック)

 平松竜司(通訳兼コーチ)

大会日程: 20111121日から22

開催地: ニュージーランド・インバカーギル

レース日程(パラサイクリングのカテゴリーのみ掲載 予定):

 1121日(月)

  1キロタイムトライアル 

 1122日(火)

  個人追い抜き

この大会は、健常者のオセアニア選手権にUCI公認のパラサイクリングトラック大会が組み込まれたもの。ランキングポイントは最も低い点数システムが適用されるが、これまでのロードの大会ではポイントが伸び悩んだ日本にとっては貴重な大会だ。代表選手は合宿で追い込みを行うなどして激しいトレーニングに励んでいる。

会場はニュージーランドで唯一の国際標準屋内板張り250。しかし日本からは非常に行きづらいし、戻ってくるのも大変。行きは2回の乗り継ぎ。いずれも一旦荷物を下ろす必要がある。また帰りは何と3回の乗り継ぎ。成田集合から現地到着まで、スタッフの一部は30時間を超える過酷な長旅になる。

それでもロンドンの参加枠拡充のためにはここでポイントの上積みが必要であり、大切な大会となっている。

日本チームの健闘を皆さん応援してください。


(2011年・11月13日)
★パラサイクリング日本チーム新監督に高橋仁氏

パラサイクリング日本チームの新しい監督に、高橋仁氏が就任した。 高橋氏は、90年代後半から00年代初めにかけてエリート日本代表として各種国際大会で活躍。2006年から2008年まではタンデムパイロットとしてパラサイクリング世界選手権そして2008北京パラリンピックに出場し活躍するなど、選手として実績経験豊富。機材についての知識も豊富で、また自転車業界における人脈も幅広い。

2009年から、パラサイクリング日本チームの正式な監督が不在という事態が続いていたが、これで新たな体制が出来、ロンドンに向けて日本チーム一丸となってまい進してほしいところだ。

高橋監督は既に合宿や全日本トラックで指導をしている。

オリンピックチームの総監督も パラの監督も、字は異なるが同じ ひとし さん。ともに大きな期待が注がれている。

(2011年・11月13日)
★全日本トラック選手権エキジビジョン参加レポート

大城・伊藤ペアの1キロTTスタート直前 広報では松本整ナショナルチーム総監督も見守る
直前にフォークを急きょ変更、そのためぶっつけ本番となった


 1014日から16日まで、伊豆ベロドロームにて開催された全日本トラック選手権にパラサイクリング日本代表がエキジビジョン参加した。

この大会は、健常者エリートのトラックの国内選手権。特に今年はオリンピック前年であり、また、パラリンピック同様に、オリンピック代表候補もこの大会に出て良い走りをすることが必須のため、マスコミも多く詰め掛け、盛り上がりを見せた。当日夜にはスポーツニュースでもかなり報道されていた。

パラサイクリングエキジビジョンは、15日に4キロ個人追い抜きが、16日に1キロタイムトライアルが行われた。 15日の4キロ個抜きでは、石井雅史(C4)と阿部学宏(C5)対戦。石井が3月のトラック世界選でのタイムを上回る、54095をマークした。(未公認クラス日本新) 阿部は世界選のタイムには及ばなかったがほぼ同じの512254だった。レースは前半から石井が飛ばし快調なペースだったが、後半は少しバテたのか、4分台への突入には少し及ばず。阿部は後半粘ったが、目標の5分1ケタ台には届かなかった。

16日には1キロタイムトライアルに出走。ロードシーズンが終わったばかりで、パラサイクリング日本代表選手はまだ調整段階のためか、あるいはギアや機材を試していたためか、好記録とはならなかったが、石井がやはり3月世界選のタイムをわずかだが上回るなど、成果は見られた模様。

多くのエリートトップ関係者などに見られての初めての経験だったが、パラサイクリングのことを、パラサイクリングトップ選手のことを知ってもらえたと思う。 


出走前のピット

(2011年・10月12日)
★健常者の全日本トラック選手権にエキジビジョン参加!

1014日から16日まで伊豆市で行われる第14回全日本選手権トラックレースにパラサイクリング日本代表選手がエキジビジョン参加することになった。これは、財団法人日本自転車競技連盟(JCF)からのお話を受けて実現することになったものだ。 また一つ、日本のサイクリングシーンにおいて、大きなバリアが少しずつ取り払われるかのようだ。

パラサイクリング日本代表選手は、JCFからお話しのあった7月末時点での、トラックに出場する選手たちで以下の通り;

大城竜之(B、チームチェブロ・文京盲学校)・パイロット伊藤保文

藤田征樹(C3、チームチェブロ・日立建機)

石井雅史(C4、チームスキップ・藤沢みらい創造)

阿部学宏(C5、スペードエース・銚子屋本店)

出場種目は15日午後に石井と阿部が4キロ個人追い抜き、また、16日午後は上記全選手が1キロタイムトライアルに出場する。

この大会は、アマ・プロそれぞれの大会を勝ち上がってきた選手による、健常者の全日本選手権。オリンピック出場選手らもいる、最高峰の大会だ。多くのエリート選手・関係者の目が注がれる中、パラサイクリングのトップ選手には是非素晴らしい走りをしてほしいところ。 エリートトップの大会に出るわけなので、大変光栄なことだが同時に厳しい目で見られることも予想される。彼らの走りに今後の日本におけるパラサイクリングの進展がかかっているのもしれない。 「パラサイクリングトップ選手も我々と同じだ。しっかりしている。特別扱いも必要無い。問題ない。一緒にやっていこう」と言われるよう、皆さんの代表としてぜひ頑張ってほしい。 なお今回は新設なった伊豆ベロドローム(板張250)にて開催される。

大会の模様は、シクロチャンネルでも一部(16日)放映される予定。https://www.cycloch.net/ 

 皆さん、パラサイクリングの代表として、日本のパラサイクリングの将来のために走る選手たちを、どうか応援してください。

 今回のエキジビジョン参加に関しまして、ご理解ご尽力いただきました財団法人日本自転車競技連盟の皆様に心から感謝申し上げます。


(2011年・9月11日)
★2011UCIパラサイクリングロード世界選手権3日目藤田が大健闘6位

 2011UCIパラサイクリングロード世界選手権3日目(9月11日)の結果は以下の通り;

 男子H3ロードレース(61.5キロ)


1位
JEANNOT, Joel (FRA)1時間41分09秒
2位 SKRZYPINSKI, Arkadiusz (POL) 1時間41分09秒
3位 LEDO, Mark (CAN) 1時間41分09秒
18位 奥村直彦(JPN) 2時間1分07秒

 男子C3ロードレース(61.5キロ)

1位 BOSMANS, Kris (BEL) 1時間36分03秒
2位 NICHOLAS, David (AUS) 1時間36分03秒
3位 BARGNA, Roberto (ITA) 1時間36分03秒
6位 藤田征樹(JPN) 1時間36分04秒

 藤田征樹がこのレース健闘し、6位に入り、UCIランキングポイント28点を獲得。

 これで日本選手の全日程は終了しました。皆様ロード世界選へのご支援ご声援ありがとうございました。ロンドンへ向けた戦いはまだ続きます。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。


(2011年・9月10日)

★2011UCIパラサイクリングロード世界選手権2日目結果

 2011UCIパラサイクリングロード世界選手権2日目(9月9日)の結果は以下の通り;

 男子C4ロードタイムトライアル(30.6キロ)

1位 NOVAK, Carol-Eduard (ROU) 40分29秒17
2位 JEZEK, Jiri (CZE) 41分40秒42
3位 BOUSKA, Jiri (CZE) 42分08秒78
14位 石井雅史 (JPN) 45分32秒59

(公式リザルトより)

 1位のNovakはエリートロード世界選(09年)に出場したこともあり、UCIコンチネンタルチームに所属しエリートのステージレースなどで活躍している選手。2位のJezekもコンチネンタルチームに所属しやはりステージレースで入賞などしているという。

 10日は午前に行われる男子H3ロードレースに奥村直彦(風輪道)が、午後に行われる男子C3ロードレースに藤田征樹(チームチェブロ・日立建機)が出場する。

 日本チームに温かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。


石井雅史


(2011年・9月9日)

★2011UCIパラサイクリングロード世界選手権初日結果

 2011UCIパラサイクリングロード世界選手権がデンマークのロスキレで8日に開幕。初日の結果は以下の通り;

 男子C3ロードタイムトライアル(15.2キロ)

1位 NICHOLAS, David (AUS) 21分28秒996
2位 GUTIERREZ BERENGUEL, Juan Emilio (ESP) 21分38秒214
3位 MC KEOWN, Shaun (GBR) 21分43秒410
13位 藤田征樹 (JPN) 23分32秒175

 男子H3ロードタイムトライアル(15.2キロ)

1位 JEANNOT, Joel (FRA) 23分14秒51
2位 MERKLEIN, Vico (GER) 23分29秒24
3位 CRATASSA, Mauro (ITA) 23分41秒73
15位 奥村直彦(JPN) 27分59秒71


(2011年・8月29日)
★2011UCIパラサイクリングロード世界選手権日本選手団

 9月8日から11日までデンマークのロスキレで開催されるUCIパラサイクリングロード世界選手権に派遣される日本選手団は以下の通り;

 選手:

 石井雅史(男子C4, チームスキップ・藤沢みらい創造) 
  藤田征樹(男子
C3, チームチェブロ・日立建機)
 
  奥村直彦(男子
H3, 風輪道)


 スタッフ:

 権丈泰巳(チームリーダー)
   鬼原積(メカニック)
   平松竜司(通訳兼コーチ)

大会日程: 201198日から11
  開催地: デンマーク・コペンハーゲン郊外のロスキレ
  レース日程(日本選手出場種目のみ掲載 予定): 
  
98日(木)

   ロードタイムトライアル 男子
C3クラス(藤田) 15.2キロ
  
   ロードタイムトライアル 男子
H3クラス(奥村) 15.2キロ
 
  
99日(金)
  
   ロードタイムトライアル 男子
C4クラス(石井) 30.6キロ
 
  
910日(土)
  
   ロードタイムトライアル 男子
H3クラス(奥村) 61.5キロ
  
   ロードタイムトライアル 男子
C3クラス(藤田) 61.5キロ


  ロンドンパラリンピックの参加枠獲得に最も大きな影響を与えるこの大会に参加する日本チームに御声援をよろしくお願い申し上げます。


(2011年・7月24日)
★2011トラック大会2日目結果速報

 2011日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権トラック競技大会(京都府向日市・向日町競輪場)の2日目(24日、最終日)は個人追い抜きが行われた。各クラスのトップは以下の通り;

4キロ個人追い抜き:
C5
男子 阿部学宏  5'29''88

C4男子 石井雅史  5'17''92

3キロ個人追い抜き;
C3
男子 藤田征樹  3'57''50

C2男子 田中哲也  5'10''58

B女子  柏木佳子・上北綾乃  5'14''71

 これで今年の大会は全ての日程を終了した。

 大会開催のため、ご尽力ご配慮いただきました、財団法人JKA・京都府自転車競技事務所・向日町競輪場・向日市・京都府自転車競技連盟・社団法人日本競輪選手会京都支部・ヴィットリアジャパン・ダイナソア・岩井商会はじめ、多くの皆様方に心から感謝申し上げます。 ロード・トラックともに大会は無事終了し、内容も良いものがありました。 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


(2011年・7月23日)
★2011日本障害者自転車競技大会トラック大会初日速報

 2011日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権トラック競技大会の初日がこの日京都府向日市の向日町競輪場で開催された。 

 前日までの涼しさから一転、それまでの暑さが戻ったが、コンディションは上々。
 「魂の走り」で最もファンに人気のある有名な選手をはじめとするトッププロ選手が日ごろトレーニングとレースを披露しているこの向日町競輪場で、全体としてこれまでにないレベルアップした走りが見られた。Bクラス男子の大城竜之・伊藤保文ペアは1キロTTとハロンのいずれにおいても復調ぶりを披露。初めて全クラスからの出走となったCクラスでは1分20秒を切るタイムが続出。女子の初参加も登場し、場内のお客様からは暖かい声援と熱い視線が注がれていた。これまでになかったことだった。本当に盛り上がった。

各クラスのトップは以下の通り;
1キロTT:
 男子Bクラス 大城竜之・伊藤保文 1分6秒230
 男子C5クラス 阿部学宏 1分17秒084
 男子C4クラス 石井雅史 1分13秒280
 男子C3クラス 藤田征樹 1分17秒505
 男子C2クラス 田中哲也 1分37秒144
 男子C1クラス 西田清司 1分46秒560
 女子Bクラス 柏木佳子・上北綾乃 1分45秒892
200フライングタイムトライアル(ハロン)(男子Bクラスのみ):
 男子Bクラス 大城竜之・伊藤保文 10秒770

初日に御声援くださいました皆様、ありがとうございました。2日目の24日は午前9時45分ごろより個人追い抜きが行われる予定です。

(2011年・7月16日)
★2011トラック大会参加者へ連絡

 7月23日24日のトラック大会に参加申込をされた方には7月16日にメールで参加受理証を送りました。 各自ご確認ください。
(2011年・7月14日)
★パラサイクリングロードワールドカップ第3戦3日目結果

 UCIパラサイクリングロードワールドカップ第3戦(最終戦)の3日日最終日(7月10日)はC3クラスのロードレースに藤田征樹(チームチェブロ、日立建機)が出場。

 藤田は7位、トップから126秒遅れだった。 登りのあるコースを5周回(トータル57Km)、毎回登りで離れ、下りと平坦で追いつくという繰り返しで、ラスト周回ゴールまでに集団へ追いつくことができませんでした。 ロードでの課題(登り)がはっきりしてますので克服してほしいものです。 

 皆様、3日間あっという間でしたが、2選手ともポイントを確実に取ってくれました。 また、今回はマッサージ、メカニック不在でしたが、選手が自分自身のことをきちんとこなし、何のトラブルもなく終了することができました。

 引き続きJCADへのご支援よろしくお願いします

 (パラサイクリング日本チームリーダー 権丈

なお選手団は、11日朝6時からバスでの移動(約9時間)しモントリオールへ、1泊後、バンクーバーを経由し、13日午後成田へ戻りました。暖かいご支援ご声援ありがとうございました。これからもよろしくお願い申し上げます。

(2011年・7月10日)
★パラサイクリングロードワールドカップ第3戦初日2日目結果

 UCIパラサイクリングロードワールドカップ第3戦(最終戦)の初日(7月8日)はロードタイムトライアル。 日本の奥村直彦(H3,風輪道)も藤田征樹(C3,チームチェブロ、日立建機)もそれぞれクラス6位だった。奥村のH3は8.64kmx2周の17.3キロ、藤田のC3は8.64kmx3周の25.9キロのレース。

 2日目(9日)奥村がH3クラスロードレースにに出場。8.6kmx7周、60.5キロのレースだったが初周から先頭集団に離れ、最終周回に入る直前にはラップをされたがそれでも最後まで粘って5位に入った。奥村は今大会6位と5位でそれぞれポイントを獲得した。

 最終日の10日は藤田がC3ロードレースに出場。こちらはコースが代わって厳しい登りがあるコース。昨年と同じだ。健闘を期待したい。

 日本チームへ御支援御声援を何卒よろしくお願い申し上げます。


(2011年・7月5日)
★パラサイクリングロードワールドカップ第3戦派遣選手団

 全3戦行われるロードワールドカップの第3戦に以下の通りに日本代表チームを派遣;

大会名: UCIパラサイクリングロードワールドカップ第3戦
開催地: カナダ、ベ・コモ
大会日程: 7月8日~7月10日
派遣期間: 7月4日~13日
選手:
 藤田 征樹(C3、チームチェブロ・日立建機)
 奥村 直彦(H3、風輪道)
スタッフ:
 権丈 泰巳(チームリーダー・コーチ)
 平松 竜司(通訳・コーチ)
 
 ロンドンパラリンピックの枠取りのため、現地まで40時間ほどの過酷な長旅を耐えて勝負に挑む日本選手団に暖かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。
2011年・7月5日)
★トラック大会申込締切は9日土曜日必着

 7月23日24日に京都・向日町競輪場で開催される2011トラック大会の参加申込締切は7月9日土曜日必着となります。 

2011年・7月5日)
★トラック初心者中級者講習走行会を行いました

 7月2日3日、伊豆市にて、トラック初心者中級者講習走行会を行いました。これは、ロードには乗っているが、トラックについては乗ったことが無い・乗ってみたい・乗ってみたいがどうしていいかわからない、といった人たちを対象とし、自由に誰でも走れるロードとは異なってなかなか走る機会のないトラックを味わってもらい、1つのきっかけにしてほしいとの願いから実行してみました。

 2日は比較的涼しい気候、3日は一転してうだるような暑さでしたが、参加者はトラックでの走行を楽しみました。また、トラックは全く初めてという人もいましたが、さすがにロードをバリバリ乗っているとあまり違和感なくすぐに慣れた様子。また、世界選代表選手による見本走行も行われ、良いサンプルとなったのでは。

 ロードだけでなく、トラックも非常に面白いことを味わっていただけたのなら幸いです。

(2011年・6月18日)
トラック初心者中級者講習走行会 

723日予定で、JCAD会員の方でロード経験はあるがトラックについては初心者の方及びトラックにはまだそれほど慣れが無いという中級者(目安1キロTT125秒以上)向けに講習会走行会を行う予定です。 興味のある方はメールで クリック(E-Mail) までお問い合わせください。 締切621日。 本人からの直接申込に限ります。 また今回は安全確保のため、人数制限(78名前後)を設けます。 応募者多数の場合には、1)ロード大会参加経験者 2)会員歴の長い方 を優先とさせていただきます。 普及・振興が目的ですので、申込はあくまでもトラック初心者・中級者に限定となります。

 暑くなる時期ですが、楽しく過ごしたいと思っております。


(2011年・6月18日)
★2011トラック大会開催地で震災チャリティーコンサート 超一流選手も登場

 2011日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権トラック大会は7月23日24日に京都府向日市の向日町競輪場で開催されます。

 その向日市で東日本大震災チャリティーコンサートが6月25日午後2時より向日市民会館で行われます。当日会場では、トッププロ競輪選手の自転車展示や自転車ゲームが行われ、また、競輪賞金王の京都・村上博幸選手の報告会も行われます。 

 詳細は こちら をどうぞご覧ください。
 お近くの方は、お時間ありましたら会場にて楽しい週末をお過ごしください。 
 
(2011年・6月18日)
★2011トラック大会開催予定

 既報の通り、2011日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権トラック大会は7月23日24日に京都府向日市の向日町競輪場で開催されます。 詳細は 2011日本障害者自転車競技大会日本パラサイクリング選手権トラック に掲載していきますのでご覧ください。要綱等はすでに掲載しております。
 
(2011年・6月7日)
★2011トラック大会について

 2011日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権トラック大会は7月23日24日に京都府向日市の向日町競輪場で開催させていただく予定です。 
 詳細は近日お知らせします。
 3年ぶりの向日町開催となります。ロードでは好天にも恵まれ好記録が相次ぎました。トラックも素晴らしい走りを願っております。

(2011年・6月4日)
★2011日本障害者自転車競技大会ロード大会速報

 2011日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権ロード大会が6月4日に愛知県豊橋市の万場調整池で開催された。 
 好天に恵まれ、暑いほど。選手・役員共に真っ赤に日焼けするほどだった。
 ただ、昼からはこの地特有の強風が勢いを増し、各選手とも苦労した様子。そんな中も、1か月前のロードワールドカップ出場ナショナルチーム組はいずれも昨年を上回る好タイム。今後にさらに期待が膨らむ。 また、C4で2位だった土門伸行は昨年から4分以上もタイムを短縮。素晴らしい上昇。初出場の田中哲也(C2)、西田清司(C1)も健脚ぶりを見せていた。

各クラスのトップは以下の通り;
T1女子(11キロ) 徳田百合子(チームフォローアップ)29分42秒72
C1男子(16.5キロ) 西田清司(TBC Nagoya・豊通ヒューマンリソース)35分13秒53
C2男子(16.5キロ) 田中哲也(北海道) 30分44秒37
C3男子(22キロ) 藤田征樹(チームチェブロ・日立建機) 33分02秒66
C4男子(22キロ) 石井雅史(チームスキップ・藤沢みらい創造)32分05秒32
C5男子(22キロ) 阿部学宏(スペードエース・銚子屋本店) 33分05秒48
H3男子(22キロ) 奥村直彦(風輪道、茨城) 35分30秒30
B男子(22キロ)大城竜之(チームチェブロ・文京盲学校)・高橋仁(チームチェブロ)33分28秒14
(大城ペアは途中パンクのためタイムロス)

(2011年・5月6日)
★2011日本障害者自転車競技大会ロード大会開催について

 2011日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権ロード大会は、すでに告知してある通り、6月4日に愛知県豊橋市で開催することになった。 
 詳細は 2011日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権
 のページをご覧ください。
(2011年・5月6日)
★UCIパラサイクリングロードワールドカップシドニー大会最終日速報

 ロードワールドカップ第1戦シドニー大会最終日(5月6日)結果速報が現地から入った。ロードタイムトライアルが行われ、石井 雅史(C4、チームスキップ・藤沢市みらい創造)藤田 征樹(C3、チームチェブロ・日立建機)奥村 直彦(H3、風輪道)の3選手いずれもそれぞれのカテゴリーの5位だった。 

 各選手今持っている力を精いっぱい発揮。 

 特に石井はコース取りも上手く好走した模様。 09年9月のロード世界選での大怪我から徐々に確実に上昇基調にある様子だ。 

 今日のレースで選手はそれぞれ16ポイントを獲得。 これで今大会日本が獲得したUCIポイントは88ポイント、いずれも国別ポイントに計上されるもので、貴重な積み上げになった。 

 日本チームは7日夕方帰国予定。

 皆さまからの暖かいご声援ありがとうございました。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

(2011年・5月5日)
★UCIパラサイクリングロードワールドカップシドニー大会2日目速報

 ロードワールドカップ第1戦シドニー大会2日目(5月5日)結果速報が現地から入った。 C3-C1ロードレースに出場した藤田征樹(C3,チームチェブロ・日立建機)が健闘し3位に入った。UCIポイント22点を獲得した。


上位6位までのリザルトと現地からの報告;

1 FRA GALLETAUD.JACKY 1:30:28

2 ITA BARGNA.ROBERT 1:30:31

3 JPN FUJITA.MASAKI 1:30:49

4 USA FARRELL.MICHEL 1:30:50

5 GBR WADDON.RIK 1:30:50

6 NZLSMITH.NATHAN 1:30:54


スタート前の藤田(真ん中奥)
Photo: Yuko SATO/UCI)

8:30スタート晴れ15 合計18名一斉にスタートしすぐに藤田含めた6人は残り一周半まで一緒に走り様子を伺う。 その中にただ一人C2クラスのイタリアMACCHI.FABRIZIOが入いる。
残り一周半の登りでフランスがアタックしイタリアイギリスアメリカ藤田選手で追走するが藤田が引き離される。その間に更にイタリアがアタックをしイギリスアメリカに残り1.5キロの登りで追いつく。最後ゴール前の下り坂直線400メートルで藤田は先行し逃げ切りゴールし3位入賞と健闘した。


 最終日の6日はタイムトライアルが行われる。石井雅史(C4 チームスキップ・藤沢市みらい創造)、藤田、奥村が出場する。

 ここまで好調な日本選手。パラサイクリング日本チームに温かいご声援をよろしくお願い申し上げます。

(2011年・5月4日)
★UCIパラサイクリングロードワールドカップシドニー大会初日速報

 ロードワールドカップ第1戦シドニー大会初日結果速報が現地から入った。 H3ロードレースに出場した奥村直彦(風輪道・茨城)が健闘し4位に入った。UCIポイント18点を獲得した。

上位6位までのリザルトと現地からの報告;

1 FRA JEANNOT.JOEL  1:37:01 AV33.21Km/h

2 CAN LEDO.MARK 1:37:01

3 AUS BARLEY.NIGEL +00:27

4 JPN OKUMURA.NAOHIKO +05:08

5 AUT DOLLESCHAL.KLAUS +05:12

6 POL WANDACHOWICZ.ZBIGNIEW  +05:12

レースは一周目で上位三名と六位のポーランド4人で早くも先頭集団を後続に2分半離し第二集団に奥村中心に四名で追走するが周回を重ねる事にタイム差がつき、残り3周回でポーランドが遅れ残り一周半で奥村のいる集団に吸収され、奥村はほとんど先頭を余裕で引き最後は後ろを引き離し集団トップの4位ゴール。


激走する奥村
(Photo: Yuko SATO/UCI)

最初に引き離された原因は現世界チャンピオンの後ろにいてチャンピオンがメカトラになり、丁度細い登り坂だったので抜かせず一気に引き離されたとのこと。

 2日目は藤田征樹(C3 チームチェブロ・日立建機)がロードレースに出場する。


(2011年・5月1日)
★2011日本障害者自転車競技大会について

 2011日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権ロード大会は、6月4日に愛知県で開催する方向で進めている。詳細は決まり次第発表します。

(2011年・4月29日)
★UCIパラサイクリングロードワールドカップ第1戦派遣日本代表選手団

 全3戦行われるロードワールドカップ第1戦に以下の通りに日本代表チームを派遣することになった;

大会名: UCIパラサイクリングロードワールドカップ第1戦
開催地: オーストラリア・シドニー
大会日程: 5月4日~5月6日
派遣期間: 5月1日(現地着2日)~7日
選手:
 藤田 征樹(C3、チームチェブロ・日立建機)
 石井 雅史(C4、チームスキップ・藤沢市みらい創造)
 奥村 直彦(H3、風輪道)
スタッフ:
 沖 美穂(チームリーダー・コーチ)
 鬼原 積(メカニック)
 白戸 玄一(通訳)

(2011年・3月21日)
★強化事務連絡取りまとめ補佐の公募

 JCADパラサイクリング日本チームは、強化事務連連絡取りまとめ補佐の公募を行います。
 この国難の中、自転車が好きで、真摯・熱意と責任感を持って日本を強くする気持ちのある方の応募をお待ちしております。
 詳しくは 強化事務連絡取りまとめ補佐公募  をご覧ください。
 PDF版は こちら をご覧ください。

 よろしくお願いいたします。

(2011年・3月14日)
★2011UCIパラサイクリングトラック世界選 3日目結果

 2011UCIパラサイクリングトラック世界選手権3日目(最終日)の13日、日本勢は男子タンデムスプリントに大城竜之(チームチェブロ・文京盲学校)・伊藤保文(日本競輪選手会京都支部)ペアが出場。

 予選のハロンでは、10秒828の好タイムをマーク。しかしそれでも5位。トップは元オリンピックイギリス代表のCraig MACLEANがパイロットを務めるペア。何と10秒282、世界新記録だ。2位もイギリスで、KAPPES/STOREYペア、10秒351。
 また、3位はスペインのPORTO LAREO/VILLANUEVA ペアで10秒504。
 MACLEANもVILLANUEVAも3,4年前まではエリートの世界トップクラスとして活躍。日本にもファンが多い。

 準々決勝からはマッチスプリント。5位の大城・伊藤ペアはハロン4位のOOST/BOSペア(オランダ)と対戦。残念ながら2-0で敗退。 最終順位は6位に終わった。

 優勝はイギリスのFACHIE/MACLEANペア。銀メダルはKAPPES/STOREYペアとこの種目もイギリスがワンツーフィニッシュ。この両ペアによる決勝は3本目までもつれ込んだ。MACLEANもSTOREYもパイロットを専門職として生活している模様。

(2011年・3月13日)
★2011UCIパラサイクリングトラック世界選 2日目結果

 2011UCIパラサイクリングトラック世界選手権2日目の12日、男子各Cクラスの1キロタイムトライアルが行われた。

 C3の藤田征樹がこの種目でも健闘。自己ベストを大きく更新する1分14秒087で5位、個抜きに続いて入賞しポイントを獲得。藤田のこのタイムは、旧LC3での北京大会であれば金メダルに値するもの。クラスシステムが変わり、イギリスのエリート並みの選手と同じになり苦しい戦いになったが、3位とは1秒少しの差。屋内250が無いジブシーのような現状、そして仕事との両立に苦しむ中での今回の1キロと個抜きの結果は立派。 優勝はやはりイギリス、KENNYで1分11秒293。このクラスのイギリス勢はすでに年を行っている選手なので、若い藤田に今後も期待だ。

 C4の石井雅史はベストには遠く、それでも何とか後半踏ん張り7位、タイムは1分10秒892だった。 優勝は圧倒的な世界新記録1分5秒144をマークしたイギリスのCundy。ロンドンではクラス統合になる得意種目の1キロだが、それを見越して今回は個人追い抜きにもエントリーし、見事銀メダル、その分1キロではタイムの後退があるのではと思われたが、それどころかまたもや素晴らしいタイムを出していた。 この日女子C5個人追い抜き(3キロ)で3分36秒台の圧倒的な走りを再び披露した同じイギリスのSarah STOREYのように、エリートカテゴリーで五輪を目指しても良いのでは、と思えるほど。なお、Sarahは先月マンチェスターで行われたエリートトラックワールドカップにおいて団体追い抜きのメンバーとして出場。見事に金メダルに輝いていた。 

 C5の阿部学宏は1分15秒004の自己ベストをマークしたが24位。このクラスもレベルが高く、1分9秒を出しても入賞がやっとというところ。実業団BR1で走る阿部は、トップスピードもかなり上がり、ロードでの活躍が期待される。

 藤田、石井、阿部はこれで競技を終了。あとは13日の大城・伊藤ペアのタンデムスプリントとなった。

(2011年・3月12日)
★2011UCIパラサイクリングトラック世界選 初日結果

 2011UCIパラサイクリングトラック世界選手権は11日イタリア・モンテキアリで開幕。 
初日は男子Cクラスの個人追い抜きとBクラスの1キロタイムトライアルが行われた。

 男子C3個人追い抜きに出場した藤田征樹(チームチェブロ・日立建機)は、北京で出した自己ベストにほぼ同じの3分52秒853をマークしたが6位だった。このクラス予選上位3名はいずれもイギリス。1位のDarren KENNY は予選3分41秒075、最初の1キロは1分12秒台。金メダルマッチでも同僚を破って優勝。予選タイム通り金銀銅をイギリスが独占した。ロンドン大会に向けて、イギリスの圧倒的力はますます増大しているようだ。 それでも藤田は3位決定戦(4着権利)まであと2秒弱、惜しい結果だった。3位決定戦でイギリスのWADDONが出したタイムは3分49秒559で、藤田には射程圏だったかもしれず、あと一歩足りず残念。
 男子C4の石井雅史(チームスキップ・藤沢市みらい創造)は1年半前のロード世界選での落車・瀕死の重傷から世界トップの大会に復帰。あの現場からは150キロほどしか離れていない。しかしやはりあの怪我(骨折10数か所、肺の損傷など)の影響は大きかったのか、まだまだベストの状態には遠いようで、5分8秒285で11位に終わった。優勝したチェコのJiri JEZEKの予選でのタイムは4分41秒895。このJEZEKと銅メダルを獲得したNOVAK(ルーマニア)はUCIコンチネンタルチームに所属し、UCIエリートのステージレースなどで入賞など大活躍しているエリート中のエリート。NOVAKは09年エリートロード世界選(RTT)にも出場している。
 男子C5の阿部学宏(スペードエース・銚子屋本店)は5分11秒673で自己ベストを大きく更新した。努力の成果だ。しかしこのクラスも強豪ぞろいで、特に中長距離には秀でた選手が多く、その中での順位は21位。優勝したMichael GALLAGHER(豪)もUCIコンチネンタルチームで大活躍中のエリート。予選でマークしたタイムは何と4分37秒230でクラス世界新記録。 銀は4分40秒を予選でマークしている中国の若い選手。銅メダルは初参加ウクライナの選手。 凄まじい脚力と実績のエリートたちだけでなく、若い選手の台頭も目立っているようだ。

 午後のセッションの前には、この日発生した東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々のご冥福を祈り、1分間の黙祷がささげられた。 UCIとオーガナイザーの配慮だった。

 男子Bクラス(視覚障害)1キロタイムトライアルには大城竜之・伊藤保文がこのペアでは初めての世界選出場。 大城も1年半前の合宿での落車・重傷からの世界選復帰だ。 この大会の3週間ほど前にパイロット伊藤が自身のレースで落車し負傷。合宿を1度キャンセルするほどだった。昨年11月にもやはりレースで大きな怪我を負い、厳しい状況だ。それでも前半はまずまずのタイム。しかし後半伸びず、8位に後退。 それでもこの状態で8位に入ったことで手ごたえはつかんだ模様。大城がもっと伊藤パイロットについて行けばさらに伸びるはず。

 藤田と大城はそれぞれポイントを獲得。

 世界トップと若手・新興国の台頭はすさまじい。日本はやはりこのままでは取り残される、と強く危惧する初日結果だ。 多くの真摯で熱意ある自転車関係者の方々にぜひ引っ張っていってほしいと願うばかりだ。

 2日目の12日は藤田、石井、阿部がそれぞれ1キロタイムトライアルに出場する。日本を勇気づけてほしい。

(2011年・3月11日)
★2011UCIパラサイクリングトラック世界選開幕

 2011UCIパラサイクリングトラック世界選手権は本日開幕。 日本選手団は3月7日に成田を発ち、現地時間8日になったころに全選手団が到着。機材と権丈チームリーダーはミュンヘンから陸路、他はミュンヘンからミラノ経由でモンテキアリに到着。 渡航に関しては寸前まで大変な状況であったが無事に到着との連絡がすぐにあった。

 翌日からは公式練習を行い調整を進め、11日からのレースに備えた。

 11日は午前にC3,C4,C5の個人追い抜き予選にそれぞれ 藤田征樹、石井雅史、阿部学宏が出場する。 午後には大城竜之・伊藤保文がBクラス(視覚障害タンデム)1キロタイムトライアルに出場、また個人追い抜き各クラスの決勝も行われる。

 選手団には日本のために頑張ってほしいところだ。

 パラサイクリングトラック日本チームに温かいご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

(2011年・3月10日)
★強化・国際大会に向けた取り組みについて

 JCADではほぼ毎年国際大会に向けての取り組みを行っています。 来年ロンドンパラリンピックがあるためか、昨年来国際大会についての問い合わせがいくつもあります。 自転車そのものよりもパラリンピックにしか関心がないのであればとても残念であります。 今後の取り組み・予定や姿勢などについて以下に記します。

2011年度強化選手選定基準・国際大会代表選定基準等について

 強化活動・2012年ロンドンに向けた強化体制をより効率的効果的にするため、強化選手を選定し、パラサイクリング日本チームとして活動していくことが必須である。 これに向けて、高い目的を立ててその目的が達成されるように選手を選抜しトレーニングなどを行い、サポートしていく計画で、すでに動き出しています。

2011年度の国際大会(2011トラック世界選含む)の目的:

A2012ロンドンパラリンピックの参加枠が多数獲得できるように努めると同時に、ロンドンでの複数のメダル獲得が出来る体制を作る で好成績が獲得出来る体制を作る。

B)メダルを一つでも多く一つでも上のものを獲得する。

C)全体として安定した成績・良いレース内容を目指す。

D)将来を担える新たな若い選手の発掘育成を求め、同時に現在の強化選手の長期的強化を行っていく。

E)そのために、すべての選手・スタッフが練習・競技に集中できるように、スムーズで円滑な活動が出来る・お互いを引き出す相乗効果のある障害者自転車日本チームにすることも目的とし、それを達成する。また、これが無ければ上記(A)から(D)の目的は過去の例から困難になることを理解する。

F)自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、それによってパラサイクリングさらには自転車全体の地位向上と社会認知を図る。

 協会としては費用について、楽観できない状況にあるが、それでも一部については協会負担を予定している。強化選手を選抜し、国際大会日本チームメンバーはそこから数名~8名前後を予定している。2010年の結果、さらには指定する国内の大会(2011日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権)JCAD日本チームサポートスタッフ主催のイベントなどを参考資料とし、上記目的にかなう選手のみをJCAD強化会議での合議により選ぶがその主な指針としては以下とする

1. 2010年の国際大会でメダル獲得・上位入賞などにより世界で戦える走りを示した選手を内定し先に選抜する。

2. メダル獲得の期待が世界選手権においてもロンドン大会においても出来る選手。同レベルの選手がいる場合、複数種目で(特にトラック・ロード両方があるカテゴリーにおいては、トラック・ロード双方において)獲得が期待できる選手を優先する。

3. 選抜にあたって、誓約書に同意し署名捺印する人。

4. 日本チームにふさわしい人格と協調性を持っていること。反社会行為(例;性的嫌がらせ・暴力的犯罪・恐喝)などを行っていないこと。

5. JCAD/パラサイクリング日本チームの公正・円滑な運営を妨害せず、JCAD/パラサイクリング日本チーム全体に貢献し協力する者。及び日本障害者自転車協会の名誉と評判を著しく汚す行為を行っていない者。

6. パイロットに関して; (1)上記3から5があてはまるもので、(2)パイロットに関するUCI規定に反しない選手。

7. 視覚障害者選手は、2人乗りタンデムでの走行結果だけでなく、視覚障害者選手自身の能力を考慮して選考する場合がある。

8. 複数の選手の力が同等とみなされる場合、より多くの種目で好成績を稼げる可能性の高い選手・将来を担える選手・トラックとロード両方があるカテゴリーにおいては両方において能力のある選手を優先することもある。ただし、各カテゴリーの可能最大競技種目数の差は考慮する。(例:視覚障害者は最大5種目だが、トライシクルのカテゴリーは2種目しかないので、その種目数の差は考慮する。)

9. 上記にあてはまる選手以外にも目的達成に近づくために、また将来を担える選手を育成することから、1020代の若い選手やポイント獲得につながる選手などを選ぶことがある。いずれの場合も上記3から8は該当するものである。

10. 原則として、各カテゴリー最大1名とする。ただし、複数のメダル獲得の可能性が非常に高い選手がいる場合、金メダルの可能性が非常に高い選手がいる場合、将来を担える選手がいる場合、はこの限りではない。またロード・トラックごとに異なる選手を選抜することもある。いずれの場合も、上記3から8は該当するものである。(なお、各カテゴリーから必ず1人を選ぶということではない。) またいずれの選手も、健康上(薬物使用を含む)の問題が無いことも前提である。薬物の使用については常にチェックする。

上記において、日本障害者自転車協会強化部会は、マイナーな変更を行う権限を持つ。


2012ロンドンパラリンピック代表選抜基準

 ロンドンパラリンピックに関しては、枠が無ければ話にならない。昨年の活躍で枠1つは獲得した模様。枠をさらに獲得するためにはポイントを稼ぐことが必要で、このための戦略を立てて、スムーズ・円滑・集中できるチーム体制を作り実行していくことが全体の利益になる。(1人だけ良ければ、特定のカテゴリー、特定の出身・チームの者だけ良ければ、という体制・雰囲気では目的は達成されないだろう。)  チーム全体に貢献してくれる選手であれば、相乗効果により他の選手の成績もアップすることだろう。 そんなチームを作ることも目的。 また、多大な犠牲を払いながらも自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、パラサイクリングを含めて自転車競技の地位向上を図りたい。

 ロンドンパラリンピックに向けては長期的視野で取り組んでいる。ちょっとやってメダルが獲れるほど甘くない。(健常者のオリンピック、ちょっとやってメダル獲れますか? バリアフリーを語るのであれば、出来るだけ同じスタンダードに立つべきという姿勢です。) すでに北京後からロンドンへの活動は始まっている。 大きな目標の一つであるロンドンに向けてもやはり高い目的を立てて、その目的達成のために動いています。

2012パラリンピック大会の目的:

A)複数選手による複数のメダル。

B2012以降にもつながる好成績の獲得。

C)そのために、すべての選手・スタッフが練習・競技に集中できるように、スムーズで円滑な活動が出来る・お互いを引き出す相乗効果のあるパラサイクリング日本チームにすることも目的とし、それを達成する。また、これが無ければ上記(A)及び(B)の目的は過去の例から困難になることを理解する。

D)自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、それによってパラサイクリングを含む自転車の地位向上と認知を図る。

 20102011年度の世界選手権などロンドン枠に関連する国際大会の結果・内容などを参考資料とし、上記目的を達成するためロンドン大会日本チームメンバー選考の基準としては以下とする;

1. ロンドン枠に関連するポイントを多く獲得した選手を優先して選考する。 その選手は、以下に示した項目にあてはまるものとする。

2. ロンドン大会で行われるメダル種目において、メダル獲得の期待が出来る選手。複数種目で(特にトラック・ロード両方があるカテゴリーにおいては、トラック・ロード双方において)獲得が期待できる選手を優先する。

3. 選抜されるにあたって、誓約書に同意し署名捺印する人。

4. 日本チームにふさわしい人格と協調性を持っていること。反社会行為(例;性的嫌がらせ・暴力的犯罪・恐喝)などを行っていないこと。

5. JCAD/パラサイクリング日本チームの公正・円滑な運営を妨害せず、JCAD/パラサイクリング日本チーム全体に貢献し協力する者。及び日本障害者自転車協会の名誉と評判を著しく汚す行為を行っていない者。

6. パイロットに関して; (1)上記3から5があてはまるもので、(2)パイロットに関するUCI規定に反しない選手。

7. 視覚障害者選手は、2人乗りタンデムでの走行結果だけでなく、視覚障害者選手自身の能力を考慮して選考する場合がある。

8. 複数の選手の力が同等とみなされる場合、より多くの種目で好成績を稼げる可能性の高い選手・将来を担える選手・トラックとロード両方があるカテゴリーにおいては両方において能力のある選手を優先することもある。ただし、各カテゴリーの可能最大競技種目数の差は考慮する。(例:視覚障害者は最大5種目だが、トライシクルのカテゴリーは2種目しかないので、その種目数の差は考慮する。)

9. 上記にあてはまる選手以外にも、目的達成に近づくために、ロンドン大会で行われるメダル種目において入賞を狙える選手(複数種目で狙える選手、特にトラック・ロード両方があるカテゴリーにおいては、トラック・ロード双方において期待できる選手を優先)などを選ぶことがある。その場合も上記3から8は該当するものである。

上記において、日本障害者自転車協会強化部会は、マイナーな変更を行う権限を持つ。


 2011年2012年の国際大会に向けては、真摯に自転車に取り組んできた人たちでメダル獲得が期待できる選手を中心に効率的に・スムーズに集中してやっていくことでしょう。 前述の通り、チーム全体に貢献してくれる選手は相乗効果で他の選手の成績もアップさせてくれるので、そんなチームになるはず。 また、ノービスが出れるほど国際大会は甘くありません。「他の障害者競技ではダメだったが、自転車だったら(人数少ないから)出れるだろう」という考えは捨てられたほうが良いかと思います。じっくりと自転車に親しみ、知識・経験を積んで欲しいと願います。 自転車に熱意を注いでいる、自転車を購入していつも親しんでいることなどは当然のこととなります。

 世界選・パラリンピックのいずれも、「競技」の場。それも最高峰の競技の舞台。障害者のレクリエーション・国際交流などではありません。JCAD日本チームではこの姿勢を徹底しています。世界選などに行っても、原則観光などありません。宿舎とレース会場の往復だけです。レースに集中してもらいますし、今年は金銭的に厳しいことはありますが、出来るだけの環境を提供したいと考えます。これまでもこれについては出来るだけのことを行いました。 パラリンピックの際、他の競技では競技が終わるとあとは長い観光・旅行のようで、何しに来ているのかわからないと感想を述べているスタッフがいました。 自転車の場合はそういったことはありませんので、事前に理解しておいてください。


(2011年2月9日)
★2011UCIパラサイクリングトラック世界選手権派遣選手について

2011UCIパラサイクリングトラック世界選手権は3月イタリア・モンテキアリで開催される。トラック世界選手権派遣予定の選手は以下の通り;

石井 雅史(C4)

大城 竜之(B)パイロット伊藤保文

藤田 征樹(C3)

阿部 学宏(C5)

 この大会の結果は2012ロンドンパラリンピック大会出場枠に大きな影響を与える高いポイントが付与される。 ロンドンに向けて非常に大切な大会だ。

 2011トラック世界選手権に出場する日本選手に温かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。
 

(2011年1月6日)
★ロンドンパラリンピック参加枠 まず男子1を獲得 2010年の成績で


  1月5日UCIから届いた書簡によると、2010年の国別成績によって日本にはロンドンパラリンピック参加枠男子1枠が与えられた。

 2010年の国別ランキングにおいて男子40位まで女子20位までの国にはそれぞれ1枠ずつが与えられるが、日本は男子20位前後の模様。したがって、自動的に1枠をまず獲得した。 

 多くの皆様のご支援ご声援に心から感謝申し上げます。

 これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
 

(2010年12月19日)
★アジアパラ大会ロード3日目結果


  アジアパラ大会ロード3日目(最終日)の18日、男子C1~C3・女子C1~C5統合ロードレースに藤田征樹が出場。 ゴールスプリントに持ち込む接戦となったが惜しくも4位だった。 
 
  これで全競技が終了。 日本選手は金メダル2つ銀メダル3つを獲得。また、最大の目的だったランキングポイントは150点を上回った模様。

  自転車競技選手団は19日に帰国予定。

  アジアパラ大会自転車競技日本代表チームに温かいご支援ご声援ありがとうございました。 今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます。

(2010年12月17日)
★アジアパラ大会ロード2日目結果


  アジアパラ大会ロード2日目は、男女統合Hクラスのロードレースに奥村直彦が、男子C4C5ロードレースに阿部学宏が出場。

  前日のTTで金メダルを獲った奥村には再度期待がかかったが残念ながら4位に終った。 阿部は積極的に仕掛けたが、3位争いのゴールスプリントでわずかに及ばず(同タイム)こちらも4位だった。 

  自転車競技最終日の18日には、男子C1C3・女子C1C5統合ロードレースに若い藤田征樹が出場予定。 変わらぬご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

(2010年12月16日)
★アジアパラ大会ロード初日結果

アジアパラ大会自転車競技は16日よりロード競技が開始。この日はロードタイムトライアルデー。 冷たい風が吹き、気温は10度に満たなかったという。
 現地からの報告によると、
男子女子統合Hクラスのロードタイムトライアル(16.8キロx2=13.6キロ)で、ベテラン奥村直彦(H3)がトップタイムの25309をマークし優勝。 この種目も、今回クラス・男女統合され、障害の重いクラスの選手や女子の選手が係数適用により優位になると思われたが、奥村は見事に振り切ることが出来、金メダルを獲得。

  また、男子女子統合Cクラスのロードタイムトライアル(3=20.4キロ)は26名の激戦の中、石井雅史(C4)2953秒で2位に入り、銀メダルを獲得。 平均時速も40キロを上回り、順調な回復ぶりを示す走りだった模様。 石井はこれで今大会の全てのレースを終えた。 根っからのサイクリスト、石井の回復は日本の今後にとって明るい材料だ。

  同じレースに出場の藤田征樹(C3)312081と大健闘、実走タイムでは3位だったが、女子選手や障害の重い選手に適用された係数の壁の前に惜しくも表彰順位は5位。しかし石井も藤田もクラスでの順位はトップで、UCIポイント15を奥村と共に稼いだ。 藤田のタイムはロードレースに期待が持てる。 阿部学宏は全体の11位。 明日のロードレースに期待したい。
  
  17日は現地時間午前10時から阿部が出場する男子C4C5ロードレースが、その2分後には奥村が出場する男子女子統合Hクラスロードレースが行われる予定。

  (Cクラス: 通常の2輪車のカテゴリー。 Hクラス: ハンドバイクのカテゴリー。)

 

(2010年12月15日)
★アジアパラ大会ロード公式練習

アジアパラ大会自転車競技、15日は中日で、ロード公式練習。現地からの報告によると、これまでとは一転し、雨で冷え込んだとのこと。 コースはほとんど平坦、高低差は10~20メートル程度、とのこと。 道幅が広いそうで、コース取りが大きな要因の1つになりえそう。 

 ロード初日の16日は、天候がさらに冷え込む予報で、雪・気温5度程度という話も聞いた。 16日は日本選手出場種目では、Cクラス全カテゴリー男女統合ロードタイムトライアルとHクラス全カテゴリー男女統合ロードタイムトライアルが行われる。Cクラスには、阿部(C5)、石井(C4)、藤田(C3)が、Hクラスには奥村(H3)が出場予定。 頑張ってほしいところ。

(2010年12月14日)
★アジアパラ大会2日目競技結果

アジアパラ大会自転車競技2日目はトラックの残り3種目が行われた。現地からの報告によると、視覚障害(B)タンデム男子・女子統合1キロタイムトライアルに出場した大城竜之・伊藤保文ペアが実走タイムでも1位、係数換算後の女子のタイムに抜かれることも無く全体でも1位で金メダル獲得となった。
 男子C1-C3・女子C1-C5統合3キロ個人追い抜きでは藤田征樹(C3)が全体の2位で銀メダル。
 男子C4-C54キロ個人追い抜きでは石井雅史が全体の2位でこちらも銀メダル、阿部学宏が全体の5位だった。

 トラック競技は全5種目がこれで終了し、16日からロード競技が行われる。

 パラサイクリング日本チームにご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

(2010年12月13日)
★アジアパラ大会初日競技結果

アジアパラ大会が12日開幕。自転車競技は13日よりトラック競技から開始。 初日は男子女子のCクラスの全てのカテゴリーを統一して1キロタイムトライアル(女子は500メートル)が1つの表彰種目として行われた。各カテゴリー間及び女子との差は今大会用の係数を設定して行われた。 結果について現地から報告があった。
 
 全20選手の中で優勝となったのは中国の女子C5クラスの選手。500メートルの実走タイムは37秒697だったが1キロとしての係数換算結果では1分8秒348とされ、優勝。
 日本では、昨年9月のロード世界選で落車し頸椎・両鎖骨など15本以上の骨折や肺の損傷などの重傷を負い再起が心配された石井雅史(C4、チームスキップ・藤沢市みらい創造)が今大会で国際大会に復帰。C4クラスではトップの1分10秒855を実走タイムでマーク、係数適用による表彰順位では4位だったが、C4ではトップだった。藤田征樹(C3、チームチェブロ・日立建機)は実走タイム1分16秒246で、係数適用による表彰順位では10位。C3クラスでは0.2秒及ばず惜しくも2位だった。 この種目にも出走した阿部学宏(C5、スペードエース・銚子屋本店)は自己ベストの1分15秒551で表彰順位は14位、C5クラスでは2位。
 
 今大会のトラック種目でUCIランキングポイントが換算されるのは各選手ベストリザルトの1種目のみ。 まず石井が最高点の15点を確保。また藤田と阿部も13点を手に入れた。 異なるクラスの統合だけでなく男子も女子も距離も異なるのに統合して1つの表彰種目という形式のもと、係数の関係(現地によると、係数も今朝発表になったらしい)もありメダルは無かったが、ポイントをたくさん獲得するという目的においてはまずまずだった。
 特に、再起が心配された石井が大怪我から復帰し、まだ本格的なトレーニングを再開して数カ月というのに06年の世界選と同様のタイムをこの時期に出したことは今後に向けた明るい材料だ。 明日の個人追い抜きでは石井だけでなく、藤田と阿部は今日の雪辱とばかりにさらに奮闘してくれると期待される。 また明日はタンデム(視覚障害)男子・女子統合1キロタイムトライアルに大城竜之(チームチェブロ・文京盲学校)・伊藤保文(日本競輪選手会京都支部)ペアも登場。期待したい。

 2日目以降も、パラサイクリング日本チームにご支援ご声援をよろしくお願い申し上げます。
 

(2010年12月12日)
★アジアパラ大会競技日程

大会の競技スケジュールがようやく公式サイトに掲載。
 日本関係では;

 トラック: 
  13日午後に男子女子混合Cクラス(C1からC5まで統合;石井、藤田、阿部)の1キロタイムトライアル(女子は500メートル)
  14日午後には男子女子混合C1~C3個人追い抜き(藤田)、男子C4/C5個人追い抜き(石井、阿部)、及び、男子女子混合B(視覚障害タンデム)の1キロタイムトライアル(大城・伊藤ペア)が行われる。
  トラックはすべて午後に行われ、全部で5つの表彰種目。 

 ロード:
  16日午前にHクラスの男女すべてのクラス統合してのロードTT(13.6キロ;奥村),Cクラスの男女全てのクラスを統合してのロードTT(20.4キロ; 石井、藤田、阿部)
  17日は男子C4/C5のロードレース(74.8キロ;阿部)とHクラス男女すべてのクラス統合ロードレース(40.8キロ;奥村)
  18日はC1~C3男子と女子Cクラスの全てを統合してのロードレース(54.4キロ;藤田)が行われる。いずれも午前中。

 統合して行われる種目のうち、タイムトライアルには係数が適用されるが、各カテゴリーの世界記録と比較して行われるかもしれない。ロードでの適用はまだ不明だ。今大会の表彰順位を考えると、この方式では日本にはかなり不利になる可能性があるが、日本の一番の目的はポイントを多く獲得することであり、各カテゴリーにおける順位と良い記録を主要な目的として戦ってくれるだろう。

 日本選手団に暖かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。


(2010年12月10日)
★アジアパラ大会現地情報

自転車日本チームは8日9日と続々と現地入り。 クラス分けも終わった様子で、10日はトラック公式練習を軽めに行ったとのこと。 選手スタッフは元気な様子。

 広州は昼間は25度近くになるようで、気候的には良いとのことだが蚊が多いとの報告も。

 日本選手団に暖かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

(2010年12月9日)
★アジアパラ大会派遣選手団

フェスピックの流れをくむ、アジアパラ競技大会が12月12日から中国・広州で行われる。自転車競技の日本代表派遣選手団は次の通り;

選手:
  藤田 征樹 (C3)
  大城 竜之 (B,パイロットは伊藤保文)

   石井 雅史 (C4)
   阿部 学宏 (C5)
   奥村 直彦 (H3)
 スタッフ: 
  班目 秀雄  平松 竜司  若杉 茂樹  高橋 太一


 トラック競技は13日14日、ロード競技は16日から18日に行われる。それ以外の詳細なスケジュールやロードのコース・距離などは本日現在もまだ正式発表されていない模様。 ただ、かなり大胆なクラス統合が行われる。 男子と女子さらには全てのサブカテゴリーが統合されて1つの表彰種目となるものなどもある。 1キロタイムトライアルやロードタイムトライアルは、いずれもサブカテゴリー及び男女が統合されて1つの表彰種目となる。 例えば1キロTTは、Cクラスの全カテゴリー統合さらに男女も統合(女子は500メートル)されて1つの表彰種目、もともとサブカテゴリーの無いBクラス(視覚障害)は男女統合して1つの表彰種目となる。ロードTTも同様の予定。 いずれも、ハンデ係数が適用されるが、詳細はやはり発表になっていない。 個人追い抜きは、男子C4とC5が統合されて1つの表彰種目、男子C1からC3と女子の全てのCクラスが統合されて1つの表彰種目となる予定。 日本には有利とは言い難いかもしれない。 
 しかし、ランキングポイントは、各カテゴリーごとに付与される予定だ。 そのため日本チームとしては表彰順位よりは、記録と走りそしてポイント獲得が最大の目的。 
 大会には、中国や韓国だけでなく、イラン、マレーシアなどエリートクラスでは強豪国となっている国々も参加予定だ。


 (大会公式サイトは http://www.gzapg2010.cn/en/ )

(2010年8月22日現地時間)
★パラサイクリングロード世界選手権4日目(最終日)結果速報

2010UCIパラサイクリングロード世界選手権は4日目、最終日を迎えた。午前8時からのC5男子ロードレース(C4と同時スタート、距離は7周79.8キロ)に阿部学宏が出場。現地関係者も感銘を受けたガッツある走りで骨折にもかからわず完走した。

 レースはC5/C4同時スタート。56名ほどという大人数でのレースとなった。混乱が心配されたが、初周の長いのぼりを入ったところでその危惧が現実に。大集団でバランスを崩して落車選手が発生。それに後続が乗り上げるなどしてC4と合わせて10名以上が棄権を余儀なくされた。 阿部もこの落車に巻き込まれ、左半身特に腕を強打。右腕に麻痺があり握力がほとんどない阿部にとっては致命的な怪我。それでもしばらくして立ち上がると再乗してアンビュランスを振り切るように登っていく。 上位集団とは大きく離れるがそれでもペダルを回していく。
 ハンドルを握るのも痛く、ギアチェンジをやっとの思いで行い、手を添えるだけの状態が続く。それでも気持ちで最終周回へ。ゴール。
 ゴール後、すぐにメディカルケアを受け、そして病院へ。レントゲンの結果、左手甲の骨折。何と、自由に使える左手を骨折、両手がほとんど使えない状態で、あのハードなコース7周79.8キロを完走した。
 治療が終わって病院から会場のメディカルエリアに戻ると、最初診断した医師が「折れていたのにあのコースを7周も完走するなんて。感動しました。」 周りにいたメディカル関係者やポリスらも阿部を絶賛。サインを求める人もいた。

 これで全ての競技を終了。メダルや上位入賞は無かったが、ポイントはわずかであっても獲得し、それぞれの選手は貴重な経験をした様子。今後に生かしてくれることだろう。

 その他の主な結果では、同時スタートしたC4男子のロードレース(距離同じ)ではスペインのNEIRAがイタリア選手とのゴールスプリントを制し、ガッツポーズで優勝のゴール。 T2男子はイギリスのDavid STONEが復活の金メダルでRTTと合わせて2冠。

 今大会参加にあたりまして、ご支援ご声援頂きました関係者の皆様、ありがとうございました。 厚く御礼申し上げます。 これからも何卒よろしくお願い申し上げます。


初周の集団落車に巻き込まれ、
使える左手を骨折したままゴール

ゴール後会場内で治療を受ける阿部
このあと病院で骨折が判明


(2010年8月21日現地時間)
★パラサイクリングロード世界選手権3日目結果速報

2010UCIパラサイクリングロード世界選手権は3日目からロードレースに。 午前10時からのH3男子クラスロードレース(11.4キロx4周=45.6キロ)に奥村直彦が出場。初周の長く厳しい登りで上位集団から離れるも懸命に力走。 その後は順位を落とすこと無く、12位でゴールした。初周に腕を少し痛めてその後はギアチェンジがうまくいかなかった様子。そんな中も課題だった登りに懸命に対応する走りだった。

 午後4時からのC3男子ロードレース(11.4キロx5周=57キロ)には藤田征樹が出場。C3からC1まで3つのクラスが同時にスタート。しかし前日に続きアクシデントが。そのスタートで直後にスタートの混乱に巻き込まれて落車。すぐに立ち上がるも、今度はチェーンが外れる。落ち着いて再びまたがった時には全選手が前に行ってしまった。しかしここからすぐに巻き返して先頭集団に復帰すると、3周目の長く厳しいのぼりでは先頭を引いた。その後アタックが繰り返され、3選手が抜け出し、藤田は10人ほどによる第2周団。 最終5周回に入る前に藤田が仕掛ける。しかし最後の長いのぼりに入ってすぐにつかまり、その後は残念ながら後退。惜しくも11位だった。

 最終日の22日は、午前8時より阿部学宏がC5男子ロードレース(C4と同時スタート、距離は7周79.8キロ)が行われる。これが日本選手今大会最後の種目。

レース後のコメント:
奥村「残念の一言です。実力が足りなかったのでは。練習量も少なかったのかも。それでも勉強になりました。また頑張ろうと思いました。」
藤田「展開もあったけど、自分で動くことは出来た。結果につながらなかったので残念に思います。自力の不足を感じたのでこれまでよりも厳しく練習していきます。色々な人の協力が必要で、協力をして頂けるように頑張っていきたいと思います。」


先頭集団を登りで引っ張る藤田
スタートする奥村 (中央列右端)
(2010年8月20日現地時間)
★パラサイクリングロード世界選手権2日目結果速報

2010UCIパラサイクリングロード世界選手権の2日目、午後1時過ぎからのC5クラスのロードタイムトライアル(11.4キロx2周、22.8キロ)に出場した阿部学宏は、激戦の26人出走中23位に終わった。後半盛り返したが前半の遅れが響いた様子。優勝はイタリアのTarlaoがUCIコンチネンタルチームメンバーでもあるオーストラリアのGallagerを押さえて優勝。

 C3クラスのロードタイムトライアル(距離は同じ)に出場した藤田征樹は午後2時19分スタート台から飛び出すと快調に飛ばす。しかし機材のトラブルがあり、2周目にはチェーンが外れるなどしたが、気持ちを切らすこと無く冷静にペダルを回し続け、38分3秒86で11位だった。 優勝はこちらもイタリアのVigano。

 3日目の21日は、午前10時よりH3男子ロードレース(11.4キロx4周=45.6キロ)、午後4時よりC3~C1男子ロードレース(11.4キロx5周=57キロ)が行われる予定。

前半を終えた選手のコメント:
奥村「自分のレベルが分かった。ロードレースはトップ集団について行き、行ける所までついて行けるよう頑張る」
阿部「1周目は体が今一つ動かなかったが、後半は盛り返せた。総合的にはまだまだ。日曜日(ロードレース)は集団につけたい。がんばります」
藤田「新しいクラスで初めてのレース。メンバーなどを憶えないと行けないので、そのきっかけになった。メカトラブルが残念だったが、運も実力のうちかも。明日またがんばります。」

 これ以外では、以前のCP4のほとんどとLC2のほとんどが合併したようなC4において、チェコのJezekがスペインのAlcaideを押さえて優勝。平均42.7km/hのハイスピード。3位にはおはじみのNeira。 やはり激戦の男子タンデムは30台が出走、スペインのBlanco/Moralesペアが優勝した。その時速45.9キロ。

(2010年8月19日現地時間)
★パラサイクリングロード世界選手権初日結果速報

2010UCIパラサイクリングロード世界選手権は、19日カナダのベ・コモで開幕。初日はロードタイムトライアルのうち、女子Cカテゴリー、男女のTカテゴリーとHカテゴリーが行われた。

 この日の日本選手は、H3男子の奥村直彦。1周11.4キロのコースを2周、22.8キロのタイムトライアルに出場。アップダウンが繰り返し、風も強いかなり厳しいコースだったが、後半の粘りと絶妙なコース取りで45分5秒46、10位に入り、ポイントを獲得した。 優勝はフランスのJeannot。出走16名。

 20日はC5ロードタイムトライアルに阿部学宏が、C3に藤田征樹が出場。阿部は26人中6番目で午後1時21分スタート予定。藤田は17人中9番目で午後2時19分スタート予定となっている。


(左より)藤田 奥村 阿部


(2010年8月7日)
★ロード世界選手権派遣予定

2010UCIパラサイクリング世界選手権は、当初8月にコロンビアでトラック・ロード一括開催の予定であったが、開催返上となり、昨年同様トラック・ロード別々の開催となった。ロードは8月にカナダのベ・コモでの開催となり、トラックについては現時点ではまだ未定。(2011年の冬の開催の可能性があるかもしれないとのこと。)

ロード世界選手権派遣予定の選手は以下の通り;

藤田 征樹(C3)

阿部 学宏(C5)

奥村 直彦(H3)

スタッフ;

辻本誠 (メカニック)

石田宗男 (トレーナー)

栗原朗 (チームリーダー)

ロード世界選手権は8月19日から22日までの予定。日本選手関係では、19日に奥村のロードTT,20日に藤田・阿部のロードTT,21日午前10時から奥村のロードレース、同日午後4時から藤田のロードレース、最終日22日午前9時から阿部のロードレースが行われる。

最も距離が長いのは阿部の出るC5のロードレースで、79.8キロ(11.4キロx7周)。1周11.4キロのコースは大きく分けると小さな登りが1つ、大きな登り(高低差80メートル程度)が1つ、全体の半分はこれらを含めて小さなアップダウンが繰り返すコースの模様。北京に少し近いのかもしれない。北京では一部のカテゴリー者から「コースがきつすぎる」との不満が出たそうだが、再びそれに似たようなコースになったのであれば、競技レベルの向上という観点からは良いことなのかもしれない。

外国選手は、さらにレベルが上がり、また若い選手が多くなっていると聞く。ただ一部のカテゴリーではその伸びが鈍いものも見られる。

日本代表選手は合宿などを通じて調子を上げているところ。大いに期待される。ご声援をよろしくお願いします。

 大会公式サイトは;
http://www.championnatsdumondebaiecomeau.com/


(2010年4月18日)
★奈良サイクルフェスティバルでサイクリング

4月11日奈良市の平城遷都1300年祭のメイン会場で、奈良サイクルフェスティバルが開催され(JCADも協力)、タンデムサイクリングやトークショー等様々なイベントが行われた。

 当日近畿地方は夜半からの雨も上がり、好天に恵まれ、多くのサイクリストで会場はにぎわった。朝には一般のロードタイムトライアルが行われ、一般サイクリストが引き続き会場に残り、午前10時からのイベント開会式やその後の障害者タンデムにも拍手を送ってくれていた。

 イベントには、50台以上はあったと思われる、たくさんのタンデム自転車を使って、普段はサイクリングを楽しめない障害を持った方々も一般ボランティアらと楽しく風を感じながらサイクリングを満喫。 午前・午後と長い時間繰り返し乗り続ける人もおり、皆さん笑顔いっぱい。 北京パラリンピック代表の大城竜之も参加。タンデムサイクリングにも加わり、当日集まった人たちと交流を深めた。また、午後3時からは地元のロード選手辻さん、トラックマスターズチャンピオン丸山さんとトークショーを行い、自由に一般道を走行できない困難な状況や工夫しながらのトレーニング、うれしかったことなどを集まった多くのサイクリングファンの前で披露していた。 終了後は握手を求められていた。

 絶好のサイクリング日和のもと、50人以上の障害を持った方々にとっては、古都での楽しいサイクリングデーとなったようだ。


タンデムその数50台以上?

トークショーでの大城(右から2番目)


(2010年4月11日)
2010ロード大会好天に恵まれ開催

2010日本障害者自転車競技大会ロード は4月10日豊橋市の万場調整池で開催された。当日は好天に恵まれ、気温は20度ほど。特に早い時間帯は風もほとんど無く、良いコンディション。時間がたつにつれて特有の風が吹いたが車体を取られるようなことや事故も無く終了した。

 昨年9月のUCIパラサイクリングロード世界選で大きな怪我を負った石井雅史(C5)がまだ回復途上・短い練習期間にもかかわらず予想を大きく上回る好走。見事な集中力と自転車への真摯な取り組みの成果か。
 若い藤田征樹(C3)も地道なトレーニングの成果・成長の走りを見せた。昨年のトラック世界選での大活躍以降、足の痛みや多忙に苦しんだが今回見事に盛り返してきた。BR1でも走っている阿部学宏も安定した走り。ベテラン奥村直彦(H3)も安定した走りで、得意なこのコースを好回転で走りぬけた。
 

 大会関係者からは参加選手の必死な走りに称賛の声が送られていた。

 (6月追記: この大会で好走した奥村が強化選手に追加となった。)

(2010年4月8日)
奈良でサイクリングイベント

4月11日奈良市の平城遷都1300年祭のメイン会場で、奈良サイクルフェスティバルが開催されます。これはサイクリングイベントで、障害者タンデムサイクリング(受け付けは終了)・タンデムサイクリング体験(当日午後1時より、先着順)なども行われます。
 午後には北京パラリンピック代表の大城竜之も登場するトークショー(午後3時予定)などのアトラクションも行われます。

 詳細は
 http://www.nara-cycling.org/?cat=41  http://www.nara-cycling.org/?p=76   に詳しく載っています。 
 

(2010年4月7日)
トラック申込ありがとうございました 締め切りました

2010日本障害者自転車競技大会トラックにたくさんの申込み頂きまして、ありがとうございました。 参加申込受付は締め切りました。 参加者へは後日ご連絡いたします。

(2010年4月3日)
2010ロード大会 参加受理証を送付しました

2010日本障害者自転車競技大会ロード の参加申込をされた方へは、参加受理証をメールにて送っております。 申し込んだがまだ届いていない、という方がおりましたら、こちらまで  ご連絡ください。

 JCADらしいアットホームな1日を楽しみにしております。

(2010年3月26日)
ロード申込ありがとうございました 締め切りました

2010日本障害者自転車競技大会ロードにたくさんの申込み頂きまして、ありがとうございました。 参加申込受付は締め切りました。 参加者へは後日ご連絡いたします。

 JCADらしいアットホームな1日を楽しみにしております。

  

(2010年3月17日)
2010日本障害者自転車競技大会トラック競技のご案内

2010日本障害者自転車競技大会トラックは、58日(土)に静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンター北400バンクで開催されます。 

 昨年同様、日本学生自転車競技連盟の大会との共催になり、将来の日本を担う若いアスリートと同じ場を共有しての大会。 

 要綱は2010日本パラサイクリング選手権・日本障害者自転車競技大会 のページに掲載してあります。 再びシビアなトラックレースになることを願っております。

(2010年3月17日)
強化に向けた指針

強化活動・2012年ロンドンに向けた強化体制をより効率的効果的にするため、強化選手を選定し、パラサイクリング日本チームとして活動していくことが必須である。 これに向けて、高い目的を立ててその目的が達成されるように選手を選抜しトレーニングなどを行い、サポートしていく計画で、すでに動き出しています。

国際大会の目的:

A2012年ロンドン大会で北京同様の良い成績が獲得出来る体制を作る。ロンドンでの好成績を意識していく。

B)全体として安定した成績・良いレース内容を目指す。

C)メダルを一つでも多く一つでも上のものを確保する。

D)将来を担える新たな強い選手の発掘育成を求め、同時に現在の強化選手の長期的強化を行っていく。

E)そのために、すべての選手・スタッフが練習・競技に集中できるように、スムーズで円滑な活動が出来る・お互いを引き出す相乗効果のある障害者自転車日本チームにすることも目的とし、それを達成する。また、これが無ければ上記(A)から(D)の目的は過去の例から困難になることを理解する。

F)自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、それによってパラサイクリングさらには自転車全体の地位向上と社会認知を図る。

 協会としては費用について、楽観できない状況にあるが、それでも出来るだけの協会負担を予定している。強化選手を選抜し、国際大会日本チームメンバーはそこからの派遣(人数はのちに決定するが、56名を予想)を予定している。2008北京大会・2009年の国内大会・世界選手権の結果、さらには指定する国内の大会(2010日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権)JCAD日本チーム強化部会(パラサイクリング部会)主催のイベントなどを参考資料とし、上記目的にかなう選手のみを強化会議での合議により選ぶがその主な指針としては以下とする

1. 08北京大会でメダル獲得・上位入賞した選手を内定し先に選抜する。この1項は2010年末まで有効とする。(ただし著しく力が落ちた際はこの限りとならないが、公式レース・合宿での怪我の場合はその対象とならない場合がある。)

2. メダル獲得の期待が出来る選手。同レベルの選手がいる場合、複数種目で獲得が期待できる選手・将来をより担える選手を優先する場合もある。

3. 出場誓約書に同意し署名捺印する人。

4. 日本チームにふさわしい人格と協調性を持っていること。性的嫌がらせなどを行っていないこと。

5. JCAD/パラサイクリング日本チームの公正・円滑な運営を妨害せず、JCAD/パラサイクリング日本チーム全体に貢献し協力する者。及び日本障害者自転車協会の名誉と評判を著しく汚す行為を行っていない者。

6. パイロットに関して; (1)上記3から5があてはまるもので、(2)パイロットに関するUCI規定に反しない選手。

7. 視覚障害者選手は、2人乗りタンデムでの走行結果だけでなく、視覚障害者選手自身の能力を考慮して選考する場合がある。

8. 複数の選手の力が同等とみなされる場合、より多くの種目で好成績を稼げる可能性の高い選手・ロンドンなど将来を担える選手を優先することもある。ただし、競技種目数の差は考慮する。(例:視覚障害者は最大5種目だが、他のカテゴリーは2または4種目しかないので、その種目数の差は考慮する。)

9. 上記にあてはまる選手以外にも目的達成に近づくために、入賞を世界選において狙える選手、将来を担える次世代選手などを選ぶことがある。その場合も上記3から8は該当するものである。

10. いずれの選手も、健康上(薬物使用を含む)の問題が無いことも前提である。

(細かい詳細についてはJCAD強化部会が調整を行うことがある。)

 現在のところの強化選手は、石井雅史 藤田征樹 大城竜之 阿部学宏 小川睦彦 である。 22年度国際大会派遣決定を意味するものではない。 今後追加・決定を行う。


(2010年3月2日)
2010日本パラサイクリング選手権・日本障害者自転車競技大会ロード競技開催

 2010日本パラサイクリング選手権・日本障害者自転車競技大会ロード競技は4月10日土曜日に愛知県豊橋市の万場調整池で開催されます。要綱・申込書等は 2010日本パラサイクリング選手権・日本障害者自転車競技大会 のページからダウンロードしてください。 締め切りが3月19日となっております。 

 トラック競技については以前お伝えしました通り5月上旬開催予定で、近日要綱等を掲載します。

(2010年3月2日)
クラス分け一部変更について(概略)

 今年からパラサイクリングのクラス分けが一部において変更になっています。

・通常の2輪カテゴリーはこれまでのLC各クラスとCP4とCP3がまとめられ、C-5からC-1までのクラス分けになるなど、いくつかのカテゴリーで少し変更になっています。また名称も変わっています。

 あくまでも目安ですが主な概略としては;
  これまでのLC1 ⇒ C-5クラス (Cはサイクリング)
  これまでのLC2 ⇒ C-4クラス
  これまでのLC3 ⇒ 完全に片足でこぐ選手⇒C-2クラス  
               両足義足や方上腕切断+方下肢切断で義足使用の選手など⇒C-3クラス
  これまでのLC4 ⇒ C-1クラス
  これまでのCP4 ⇒ C-4またはC-5クラス
  これまでのCP3 ⇒ C-2またはC-3クラス
  これまでのCP2 ⇒ T-2クラス (Tはトライシクル)
  これまでのCP1 ⇒ T-1クラス
  タンデムクラスB ⇒ Bクラス
  これまでのHC-C ⇒ 立膝姿勢を使える選手⇒H-4 (Hはハンドバイク)
                リカベントポジション⇒H-3
  これまでのHC-B ⇒ H-2
  これまでのHC-A ⇒ H-1

 上記はあくまでも概略です。規則を参照ください。

(2010年2月17日)
2010予定(案)

 今年の日本パラサイクリング選手権・日本障害者自転車競技大会の予定ですが、現在のところ4月上旬にロード、5月上旬にトラック競技を予定しています。詳細は決まり次第告知します。
 また、下記外苑クリテに続いて、4月にはトラックの一般大会参加あるいは走行会、同じく4月にサイクリングイベントなどの計画案があります。
 いずれも詳細がまとまりましたら会報またはこのサイトでお知らせします。

(2010年1月7日)
学連・神宮クリテ

 221日に東京の明治神宮外苑で日本学生自転車競技連盟主催の明治神宮外苑クリテリウムが開催されます。これは学生のレースですが、一般の参加(日本自転車競技連盟JCF登録者)が可能なカテゴリーもあります。(30歳以上のマスターズクリテリウム;距離12キロただし一斉スタートのロードレース経験者に限る、参加料7,000円、マスターズタイムトライアル1キロ、いずれも現在JCF登録者に限る、 オープンライド;7.5キロ、レースではありません 参加料5,000円、など。) 都心を走れるまたとない機会と思われます。 なお、申し込み・問い合わせは学連さんにしてください。JCADでは特に参加受付・取りまとめなどは行いません。また、特に障害者のカテゴリー・設備などの対応もございませんのでご了承願います。

 詳しくは学連ホームページをご覧ください。締め切り(1月12日)が迫っておりますのでご注意ください。

(2009年12月13日)
BS-TBS銀輪の風でトラック世界選特集番組(14日放映)


 BS-TBSで放映されている「銀輪の風」で、11月マンチェスターで行われたUCIパラサイクリングトラック世界選手権の模様が放映される。藤田征樹と阿部学宏、若い2選手の世界選での奮闘ぶりが見ものだ。放映は1214日(月)午後11時半より12時まで。

(2009年11月23日)(11月26日一部改)
パラサイクリング日本チーム 次世代強化選手公募

 JCADパラサイクリング日本チームでは、若くて競技歴のある選手を次世代強化選手として公募することになりました。以下をご覧ください;

JCAD
パラサイクリング日本チーム次世代強化選手公募について (要項)

1 目標・趣旨

        ロンドン・リオさらにはその後も視野に入れて、継続的に毎年の最高レベルの国際大会でのメダル獲得を目指すために、競技歴があり、地力のある若い競技者を世界レベルで通用するよう育成していく。

2 公募期間

        平成211123日(月)~平成211211日(金)

3 要件

        1) 平成22年(2010年)41日現在年齢35歳以下で、顕著な自転車競技歴のあるもの。顕著な自転車競技歴とは、元プロ登録選手(事故等で障害を持つまではプロ登録選手として活躍していたもの)・実業団などで活躍・学連大会入賞者 などとする。なお20代の選手についてはそのレベルまでには無くても考慮する場合がある。

自転車競技についての知識・地力及びマナーを備えていることが前提である。また、やりとりや連絡を直接取れる選手に限る。

4. 基本方針・施策

        自転車競技経験があり、今すぐには世界レベルで戦えなくても、しっかりとした地力・実績・知識・マナーがあり、将来日本代表の主力となり得る選手を若干名であっても選抜して育成していく。ただし次世代強化選手については、大会・合宿ごとに精査し、選手の入れ替えを行う。選抜された選手は、強化事業に招聘され、トレーニングや研修の機会などが与えられることがある。海外派遣については、選手の実力と日本としての戦略を充分に精査し、必要に応じて派遣することもある。費用については自己負担が伴う場合があることを了承してもらう。

5. 選抜

        上記要件を満たした応募選手の中からJCADパラサイクリング日本チーム強化委員会会議(パラサイクリング部会)において実績等をもとに精査のうえ、本人に直接通知し、合意のうえ、選抜する。

6. 応募方法

        氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス・自転車競技歴(大会名、リザルト、タイム、などを列挙)・障害の内容・現在の状況等を記載してメールにて送ること。  なお選手本人の意思による応募に限ります。
 メール;こちらをクリック

(2009年11月23日)
メール送付の際のお願い

 皆様には大変お世話になっております。
 特に今年の春以降、幣協会代表メール(infoで始まるアドレス)宛に毎日たくさんの迷惑メール・ウィルスメールが送られてきています。さらにここ数ヶ月はその数が毎日数百に達しております。幣協会スタッフはボランティアで、仕事が終わってから作業をしておりますが、迷惑メール・ウィルスメール・不審と思われるメールなどの処理だけでかなりの時間と労力を取られており、作業に大きな支障をきたしています。 
 メールを送られる際には、件名を明確に記載していただけますよう、お願い申し上げます。
 件名が; 空欄のメール、“こんにちは” “よろしく” といったタイトル、 などについては、削除される可能性がありますので、ご理解のほどお願い申し上げます。


(2009年11月8日)
2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権2日目結果 藤田が優勝

 2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権2日目、LC3クラスの1キロタイムトライアルに出場した藤田征樹は、自己ベストを大きく更新する1分15秒307をマークし、金メダルを獲得した。 前日から続く切断部の痛みを乗り越えての走りだった。

 LC1の1キロTTに出場した阿部学宏は自己ベストをマークしたが上位には及ばず18位だった。
 
(2009年11月7日)
2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権初日LC3個抜き予結果

 2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権初日LC3の3km個人追い抜き決勝に進出した藤田征樹はドイツのGrafと対戦したが、惜しくも敗れ、2位だった。 現地からの報告では、切断箇所の痛みが強くなっているとのこと。
 7日は現地時間の昼ごろにLC1阿部の1キロタイムトライアルが、午後7時からLC3藤田の同種目が行われる予定。

(2009年11月7日)
2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権初日個抜き予選速報

 2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権初日(11月6日)、大会のトップを切って行われたLC1の4km個人追い抜き予選に出場した阿部学宏は、このクラスの日本記録を大幅に更新する5分21秒をマークした模様だが、4位までには届かず。しかし、今後に大きな期待がかかる。まだ若い阿部には良い経験になったはず。
 LC3の3km個人追い抜き予選に出場した藤田征樹は単独走ながら予選2位に入り、夜の決勝に進んだ。相手はやはり20代前半と若いドイツのGraf。北京よりも大幅に力をつけている模様で、世界新に迫るタイムを出している。強敵だ。 

(2009年10月28日)
2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権日本代表派遣選手

 2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権日本代表派遣選手は次の通り;

  藤田 征樹 (男子・LC3 世界選手権2度目の出場)
  阿部 学宏 (男子・LC1 世界選手権初出場)

なお、大城竜之ペア(B&VI)と石井雅史(男子CP4)はそれぞれ合宿・ロード世界選における負傷のため、出場を見送り・取りやめとなった。

 大会は、イギリス・マンチェスターで、11月4日から行われる。競技は6日から8日までの予定。今回のトラック世界選は、UCIエリートトラックワールドカップ第1戦に引き続いて行われる。それだけに注目を集めそうだ。日本チームのスタッフにも、エリートトラックワールドカップ日本チームに引き続いて参加していただける方もおり、大変心強く、またとてもありがたい。

 ご尽力・ご理解・ご支援いただきました関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

 藤田と阿部の競技スケジュール(予定)は、6日に個人追い抜き、7日に1キロタイムトライアルが予定されている。 将来が期待される若い2選手の走りにご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

 大会公式サイトは; www.para-cyclingworldchamps.co.uk  

 弊協会サイトでは、現地からの様子を随時アップしていきたいと思っております。


藤田征樹(左)と阿部学宏(右)

(2009年10月18日)
帰国のお知らせ

913日のパラサイクリングロード世界選手権で重傷を負った石井雅史について;
 多くの皆様にご心配ご迷惑をおかけしまたことをお詫び申し上げます。

 ドクターからフライトの承認を受け、10月15日帰国しました。成田に到着し、そのまま国内の病院にて入院治療を受けております。
 骨折個所が多大で痛みは強くあり、まだまだかなりの治療期間を要する見込みです。 焦らずじっくり治します、と本人は申しております。
 また、多くの皆様から温かい励ましを受け、「本当にありがとうございます」 と、大変感謝しております。
 今後も静かに温かく見守っていただければ幸いです。

日本障害者自転車協会 パラサイクリング日本チーム

(2009年9月30日、10月8日注記)
イタリアで怪我をした石井の状態につきまして

913日のパラサイクリングロード世界選手権で重傷を負った石井雅史について;
 多くの皆様にご心配ご迷惑をおかけしまたことをお詫び申し上げます。
 9
23日に大きな病院に転院し、検査・治療を受けております。
 骨折箇所が多大で頚椎・胸椎・右鎖骨・肋骨などに加えて左鎖骨も骨折している模様で、右鎖骨・肋骨は重傷とのことです。
 その後の詳しい検査結果と診断を2829日に受けました。
 肺のほうは回復しており、近日帰国することも可能との診断を受けました。 (注 10月8日記; その後、肺についてもう少し様子を見る必要があるとの判断。) ただし、帰国後も入院治療が必要となります。 看護士の介護のもと起き上がることも立ち上がることも出来るほど回復はしてきたとの連絡がありました。
 多くの皆様からの激励に石井本人は:  
  「本当にありがとうございます。回復してきたのは皆さんの激励のおかげです。早く良くなってまたがんばりたいです」  と感謝の言葉を述べております。

 今後とも、温かく見守っていただければ幸いです。 たくさんの激励に心から感謝申し上げます。

 2009年9月30日 日本障害者自転車協会 パラサイクリング日本チーム


(2009年9月21日)
UCIパラサイクリングロード世界選ロードレース

 9月13日大会最終日午前10時15分から行われたCP4男子ロードレースに出場した日本の石井雅史は長く続く登りにもついて行き、最後のゴールスプリント勝負にもつれ込んだが、あと50メートルほどのところで他選手と交錯しかかり、落車。救急車で病院に運ばれ、現在も入院中。多数の骨折に肺の負傷という大きな怪我。ただし、命に別条はなく、神経機能等にも問題は見られないとのこと。しかしながら、あまりにも負傷が大きく、また言葉が通じないなど辛い状況。

 皆さまからの温かいご支援ご声援を、痛みと苦しさに必死に耐えている石井に何卒よろしくお願い申し上げます。

(2009年9月12日)
UCIパラサイクリングロード世界選RTT結果

 UCIパラサイクリングロード世界選は9月10日より競技開始。2日目の11日にCP4ロードタイムトライアル(9.7キロx2Laps=19.4キロ)に厳しい基準をクリアした日本の石井雅史が出場。この種目は06年2位、07年9位、08年3位。

 コースは一般健常者のコース感覚からするとほぼ平坦。昨年の北京のような長くきつい登りはない。しかし、緩やかな登りが長く続いたり、平坦に見えても微妙に傾斜が上についている個所もある。また、長く続くトウモロコシ畑では風も受ける。そして何よりも、ゴール手前200~300メートルには、下りきったところに直角コーナーがあり、容易ではない。これ以外にもシケイン状の個所もある。決してイージーなコースではない。

 石井は最後から2番目に登場。前半快調に飛ばしたが、向かい風と長く緩やかな登りにややスピードダウン。2周目後半にはスピードを上げるが、23分37秒47(およそ42.1km/h)で7位だった。優勝は地元イタリアのPittacoloで26分53秒34(平均時速43.289km/h)。2位には北京優勝のNeira(スペイン)。石井はトップと4秒差、3位とは20秒差で、13日のロードレースに向けては射程圏内と思われる。期待したい。

 今回も著しいレベルアップが各クラスで見られている。また、イギリスのLCやCP選手がUCIマスターズロード世界選に出場、メダルを獲得したり、ヨーロッパのLC2選手がUCI2.2のレースで2位に入ったり、ということもこれまでに分かっている。本当に大きな進歩がみられる。日本も何とか食い付いているが、今後さらに一層集中してやっていくことが必須と強く感じている。 

 日本から、ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。


(左より、宮島マッサー、石井、1人おいて 森メカニック)

(2009年9月6日)
ロード世界選派遣を内定
大会名: 2009パラサイクリングロード世界選手権
開催地: イタリア・ボゴーニョ
大会日程: 2009年9月11日~9月13日
選手団: 選手 石井 雅史 (CP4)
メカニック 森 昭雄
現地スタッフ 宮島 正典(マッサー)
パラサイクリング日本チームリーダー 栗原 朗(UCIフォーラム出席)

(2009年9月6日)
安全で快適なライディングを

 何よりも安全が第一ということは一般的に正しいと思われるので、事故が無いように過ごしてもらえるようお願いをいたします

 落車含む事故の要因はたくさんあるのでとてもここですべてを示すことは出来ませんが、主なもの・事故までにはなっていなくても事故につながることでしばしば目にするものなどをいくつかピックアップし、自分のため・他者のため、再認識して頂ければ幸いです;

1) 疲れなどによるもの - 体調不良・睡眠不足などから注意力散漫になり、道路の小さな突起やコース変化、前の車両の動きなどに気がつかず、落車。 

2) 車両の整備不足 - タイヤ・ホイールがしっかりとついていない、タイヤの擦り減り・傷、ブレーキシューの擦れ、ギアチェンジ不良、ハンドルのがた、クリートの劣化、などによるもの。また、ヘルメットの不良は落車の際に頭を守ってくれず、負傷の程度が劇的に大きくなってしまう。

3) 無理な走行 - 下り坂でのスピードの出し過ぎ、見通しの悪いコーナーでの飛び出し、内側からの突っ込み、一般道でのスピードの出し過ぎ、横に広がる集団走行、など。

4) サイズ等による目線の違い - サイズなどが異なる場合(車の運転手からでも同様)、目線が異なり、自分が大丈夫だろうと思って突っ込んでも、他の人からは死角になる場合がある。

 1)については、体調不良の時には無理をしない大原則を守ることでかなり防げるのでは。また、前述のリフレッシュ策も役立つと思われる。 2)については、日頃の簡単な「確認作業」を行ったり、近くのショップに整備交換を依頼することで、やはりかなり防げるはずでは。 特に注意はタイヤとブレーキ。 タイヤの空気圧は適切か、著しい擦りやりや傷がないか、などは乗る前に必ず確認を。 ヘルメットはJCF公認のものを強くお勧めします。 ヘルメットは頭を守ってくれるもので、乗る際にはやはりしっかりしたものを使用するべきです。  3)は特にインから抜き去られると腰砕けになり、相手が危険を感じることがあります。アウトから抜く場合でも、声をかけることがマナーと思われます。横に広がっての集団走行は車との関係で危険度が一気に増します。友人と楽しく喋りながら走りたい場合でも避けるのが無難です。 4)は例えばトラックの運転手と一般ライダーとは目線(目の位置、高さ)が違うので、見る所・目が見ている先が異なります。自転車同士でサイズが異なればまた背丈が大きく異なると目が見ている地点が異なります。自分が見えていても他者が見えていないことも出てきます。 配慮することで危険を未然に防げるのでは。前述のように内側からさっと抜いていかない・声を掛け合う・他者の目線を考慮するなどで危険性を防げるのでは。

 一般道で走っていて、知らないグループが外側から追い抜いて先に行く際、「こんにちはー。前行きまーす」「抜きまーす。頑張りましょう」と声をかけられることは珍しくありません。自分が追い抜いていく場合は同様にこちらから声をかけます。マナーの一つであり、同時に自転車のとても楽しくさわやかな点であると確信しています。 

 このようにしてマナーと自己責任を認識して、自身と他者の安全に最大の注意を払い、事故無く楽しいサイクリング・練習になることを願ってやみません。


(2009年8月10日)
国際大会派遣を内定

 毎年の主要国際大会やロンドンなどに向けた強化を進めるため、JCAD強化スタッフ会議により、国際大会に派遣する日本代表選手を現在のところ以下のように内定した;

  阿部 学宏  石井 雅史  大城 竜之  藤田 征樹 

(氏名は五十音順としました)

 各選手には通達を行い、今後2009世界選派遣等さらなる詳細について決定していく予定。
 なお今年の世界選手権は当初9月にスペインで行われる予定だったが、主催者が開催を返上し、9月イタリアでロード種目、11月イギリスマンチェスターでトラック種目が行われる予定。 11月トラックはなんとUCIトラックエリートワールドカップに引き続いて行われる模様。 注目を集めそうだ。


(2009年8月10日)
パラワールド追記


 5月のパラワールド、5月22日にはイギリスペアによるタンデム男子1キロTTの世界記録挑戦などが行われ、これは大変注目されたが、何と11秒台を達成。ただし、パイロットがまだ規定を満たしていないため、世界記録として公認はされない見込み。数年後にはこのレベルでレースが行われるのだろう。日本選手も、うまくペアリングをすることでこの戦いに食い込んでいける可能性はあるので、さらなる健闘を期待したい。


(2009年5月22日)
2009パラリンピックワールドカップで石井が活躍 クラスWR

 5月20日よりイギリス・マンチェスターで行われているパラリンピックワールドカップ(自転車トラック)に出場している石井雅史(CP4)は、20日の個人追い抜き予選を2位で決勝へ。 翌日21日はまずクラス統合で非常にハイレベルな戦いとなった1キロタイムトライアルで1分8秒575のクラス世界新記録をマーク。クラスの軽い選手のタイムには及ばなかったが全体の2位で銀メダルを獲得した。 そのあとに行われた個人追い抜きは疲れからか及ばず、こちらも銀だった。 今回は、長旅の後、わずか中1日でレースだったが、好走してほっとした様子では。

 この大会は、世界トップクラスだけが優先的に招待される大会。日本選手では他にも招待があったが、残念ながら都合等がつかなかった。 来年はさらに多くの招待が受けられるように石井はじめ他の選手のさらなる活躍が期待される。

 22日はタンデムなどの世界記録挑戦やスプリントなどが行われる予定。いったいどんな記録が出るのか、注目されている。

(2009年5月22日)
ロードTT申し込み締め切りました‐2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権

 2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権ロードタイムトライアル(TT)の申し込みを本日22日締め切りました。申し込み及び問い合わせ頂きありがとうございました。

 申し込み頂いた方々には後日案内をメールで送付いたします。

 楽しい1日になりますことを願っております。

(2009年5月17日)
2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権トラック大会を開催 「シビアなトラックレース」

 2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権トラック競技大会が5月16日伊豆市の日本サイクルスポーツセンター北400バンクで開催された。 当日は雨の予報だったが、風がやや強かったこと以外は、最後の種目個人追い抜きの際に雨が落ちてきた程度で、ほとんど影響は無く、落車などの事故も無く、素晴らしい走りが見られた。

 今回から、UCI規則に遵守していく形を取り、トラックレーサーでの参加のみを受け付けることになった。 また、日本学生自転車競技連盟(学連)のUCI国際審判などによるバイクチェックが行われるなど、UCI規則にシビアに従って行われた。 学連による大会運営は非常に素晴らしく、UCIパラサイクリングにふさわしい雰囲気を作って頂いた。

 学連の大会(一部オープン)との併催となり、多くの若い選手たちとレースの場を共有。賑やかに行われた。

 最初の種目200メートルフライングタイムトライアル(B&VIのみ)では、大城竜之・辻中国宏ペアが軽いギア設定そして初めてのかけおろしハロンにもかかわらず11秒3台をマーク。 前輪はスポークだった。若い選手らをうならせてくれた。
 
 その後行われた開会式では、北京パラリンピックで活躍した藤田征樹(LC3)へ特別表彰がJCAD会長から授与された。 また、選手宣誓は溝口智徳(LC2)が学連女子レース参加選手と並んで行った。

 その後行われた1キロタイムトライアルでは、風にあおられ苦戦気味。しかし、スタートは明らかに上達している選手が目立った。

 午後3時30分からの個人追い抜き開始前には小雨が降り出したが、この種目では藤田の4分14秒台(3キロ)などなかなかの好記録が目につき、学連関係者からも称賛の声が上がっていた。

 
 トラック大会におきましては、日本学生自転車競技連盟・財団法人日本サイクルスポーツセンターはじめ多くの皆様に多大なご理解ご配慮を頂きました。心から感謝申し上げます。

 次回はさらに多くの皆さんにトラック競技のスピード感を味わってもらえたら、と願っております。

 参加選手・役員の皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。



(2009年4月8日)
アンチ・ドーピング 改定点などについて

2009世界ドーピング防止規定(WADA Code)の変更に伴い、IPC Anti-Doping Codeや申請手順にも変更が生じました。

 また、(財)日本障害者スポーツ協会(JSAD)は昨年度、()日本アンチ・ドーピング機構(JADA)からも勧告を受け、それぞれの内容を考慮し、JSADアンチ・ドーピング部会で全面的に見直しを行ないました。新しい使用薬物使用調査方法およびTUE申請方法について、特に留意が必要な部分をまとめましたので、すべての内容を各自ご確認ください。

 この内容については、JSADサイト上で公表されていますので必ずご確認ください。
http://www.jsad.or.jp/doping.htm#antidoping

 特にお願いしたい点、ご留意いただきたい点は以下の2点です。
 1)選手自身でも使用薬物の内容を調べるようしてください。各個人が主治医・薬剤師に確認することが原則です。
これまでは、代表候補選手などについて、すべての使用薬物について、アンチ・ドーピング部会などに送付して調査するようにしてきましたが、JADAからの勧告により、まずは選手自身で使用薬物に禁止物質が含まれていないかどうかを調べていただくことになりました。
薬品を処方した医師や薬剤師(または都道府県の薬剤師会)にまず、問い合わせを行って頂きます。その上で不明な点があった場合や明らかな回答が得られなかった場合には従来通りアンチ・ドーピング部会や専門のドクターなどに問い合わせします。
禁止薬物を含む薬品を使用していることがわかったら、その後の対応方法を検討しますので、すぐにご連絡ください。なお、代表選手・強化選手については、希望があれば、これまで同様専門のドクターなどにこちらから事前に相談することがあります。

 2
)昨夏ごろから、これまで一括してIPCだったTUE(治療目的使用に係わる除外措置)申請先が、国際競技団体(IF)のTUE委員会へと変更されました。TUE申請をされる場合には、弊協会まで連絡ください。申請書を送ります。それをドクターに記入いただき、選手はアンチドーピング部会に送付します。そして書類の確認後、JPCからIFに申請書が提出される流れです。
その流れ・手順については、以下に記してみましたので、必ずご確認ください。

- 薬を知る・そしてTUE申請の手順 

各個人が医師や薬剤師など使用薬物について確認していく必要があります。その流れを簡単に説明します。

 日本障害者スポーツ協会のサイト http://www.jsad.or.jp/doping.htm#antidoping にあります、 「TUECへのTUE申請の手順」をダウンロードし開いてください。同時に、別紙1、別紙2、別紙3もダウンロードしておいてください。(すべてPDFファイルです。) まず、繰り返しますが、各個人で主治医・薬剤師らに使用薬物について相談・確認をして頂くことが原則です。国際大会やドーピング検査のある国内の大会に出る予定の選手は必ずこれを行ってください。(すでに代表になっている選手らについては、日本チームの方で選手からの希望を受けるなどした場合、あるいはチームとして使用薬物調査を行い、チームで使用薬物についての相談・確認を行うこともありますが、原則各自でまず調べてください。)

医師や薬剤師でもどうしてもわからないこともあると思われます。そんな場合は、各地の薬剤師会ドーピングホットラインに問い合わせする方法もあります。このようにしてまずは各自で調べてください。
 医師・薬剤師らに確認しても不明な場合、または確認が難しい場合は、登録選手は弊協会担当者にご相談ください。JPCアンチドーピング部会に確認の依頼をします。
 その際、薬物を使用している選手は、必ず別紙1、2、3を記入して担当者に提出してください。なお、アンチ・ドーピング部会への提出・問い合わせは時期を取りまとめて行う場合があります。
 そして、提出した書類に記載されている使用薬物について、チェックされます。
 禁止物質が含まれていれば、禁止薬物使用内容を選手に直接通知。(含まれていなければ連絡はありません。)
 禁止薬物を含む市販薬を使用している選手については中止を指示。
 医師より処方されている薬物の中に禁止薬物が含まれている場合には、中止するか、同じ薬効を持つたの非禁止薬物(つまり違反になることなく、使える薬)に変更するか、使用継続のためTUE申請を行うかを主治医と相談するように指示。

医師や薬剤師が使用薬物について確認できた場合、そしてもしも禁止薬物が含まれているとわかった場合もここからは同じです。
 それを受けて、禁止薬物使用選手は、1) 主治医に禁止薬物が処方されていることを説明し、中止または使用可能な薬物への変更をお願いする。 あるいは2) TUE申請を選択(つまり、この薬を使わなければ生きていくうえで問題があるので引き続き使えるように申請をする)した場合には、弊協会担当者からTUE申請所様式を入手し、医師にTUE申請書を示し、必要事項を記入(注意:すべて英語表記にて記入)してもらう。また、自ら記入すべきところは記入し、アンチドーピング部会に返送する。
 書類に不備や追加資料提出の必要のある選手に対しては、その旨連絡が行く。
 修正書類あるいは追加資料をアンチドーピング部会に提出。
 書類に問題が無ければ、アンチドーピング部会は、JPCに申請書類を送付。
 JPCIFTUE委員会にTUE申請書を提出。IFTUE委員会より、JPCTUE許可書が届く。(許可された場合)  JPCより競技団体及びアンチ・ドーピング部会にTUE許可書を送付。弊協会より該当選手にTUE許可書を送付。該当選手と協会がともに書類を保管しておく。 
 このような流れです。(注: 今後変更になることも考えられます。)
 また、日頃から、使っている・使った薬について、いつでも答えられるようにしておいてください。 紙に書いておいてそれを持ち歩くなどすることをお勧めします。

- TUE(治療目的使用に係る除外措置)付与の基準 

TUEが付与される基準の主なものは以下の項目があります;

1. 大会参加21日前までに競技者が申告する。
2. 当該の禁止物質・方法を使用しないとその競技者が深刻な障害を受ける。
3. 当該禁止物質・方法の使用によって、選手が健康状態に戻る以上には競技能力が増強されない。
4. 当該禁止物質・方法を使用する以外に適正な治療法が無い。(代替品が無い場合など)
5. 禁止物質を治療目的以外で使用したことの継続では無い。
6. 許可には有効期限があり、いつでも取り消されることがある。
7. 緊急の場合を除き、事前承認であること。

TUEが許可されない例としては;
・許可された薬剤で代替治療できる場合。
・治療において禁止物質が不可欠であることが客観的に証明されない場合。 診断名のみ記載の診断書を添付した場合は、診断が確認できないので、不可。
- その他2009改定点などについて 
静脈内注入は禁止。ただし、外科的処置の管理、緊急医療または臨床的検査における使用は禁止されません。TUE申請も必要とされません。

その他、詳しいこと正確なことは、まずは;
日本アンチドーピング機構のサイト http://www.anti-doping.or.jp/
日本障害者スポーツ協会のサイト  http://www.jsad.or.jp/doping.htm#antidoping
などでご確認ください。

(上記の内容は、会報電子版2009-E1より抜粋。)

(2009年4月5日)
2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権の予定について

 毎年恒例のJCAD大会、2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権は開催に向けて現在担当役員らが動いています。トラックは5月16日土曜日に日本CSCにて開催することになりました。 3年ぶりに日本学生自転車競技連盟様のレースと併催予定です。 2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権 のページにあります要綱申し込み書をご覧ください。

また、ロード(タイムトライアル)は6月に開催する方向で進んでいます。正式決定がなりましたら、お知らせします。

 今年の大会も、昨年の京都での大会同様、アットホームでJCADらしい雰囲気のもと、楽しいものになりますことを願っております。

(2009年4月5日)
ヘルメットの着用

 昨年一時期のガソリン代高騰や景気の急激な悪化、さらにはそれらに伴うエコ感覚の浸透などもあり、自転車に親しまれる人が増えているようです。

 その一方で、ヘルメットの着用についてはまだまだ不十分と思われることがしばしばです。街乗りの人の場合、ヘルメット未着用の人がかなり見受けられます。

 ヘルメットはサイクリストの頭部を保護してくれる大切なものです。サイクリングされる際には必ず着用することをお勧めします。

 前述の2009JCAD大会では、もちろんヘルメットは必須です。また大会ですので、JCF公認のヘルメットのみとしたい意向です。公認ヘルメットには公認のシールが貼ってありますのでご確認ください。

 OGKのモストロ、ガイア、など公認メットはたくさんあります。JCAD日本チームはOGKさんのモストロを使用させていただいております。選手からは大変好評です

 (上記の内容は、会報電子版2009-E2より抜粋。)

(2009年4月5日)
強化・国際大会に向けた取組

強化活動・2012年ロンドンに向けた強化体制をより効率的効果的にするため、強化選手を選定し、パラサイクリング日本チームとして活動していくことが必須である。 これに向けて、高い目的を立ててその目的が達成されるように選手を選抜しトレーニングなどを行い、サポートしていく計画で、すでに動き出しています。

2009年からの国際大会の目的(093月現在):

A2012年ロンドン大会で北京以上の成績が獲得出来る体制を作る。ロンドンでの好成績を意識していく。
B)全体として安定した成績・良いレース内容を目指す。
C)メダルを一つでも多く一つでも上のものを確保する。
D)将来を担える新たな強い選手の発掘育成を求め、同時に現在の強化選手の長期的強化を行っていく。
E)そのために、すべての選手・スタッフが練習・競技に集中できるように、スムーズで円滑な活動が出来る・お互いを引き出す相乗効果のある障害者自転車日本チームにすることも目的とし、それを達成する。また、これが無ければ上記(A)から(D)の目的は過去の例から困難になることを理解する。
F)自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、それによってパラサイクリングさらには自転車全体の地位向上と社会認知を図る。

 協会としては費用について、楽観できない状況にあるが、それでも一部について協会負担を予定している。強化選手を選抜し、国際大会日本チームメンバーはそこから58名前後を予定している。(注;配分される枠による。) 2008北京の結果、さらには指定する国内の大会(2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権)JCAD日本チームサポートスタッフ主催のイベントなどを参考資料とし、上記目的にかなう選手のみを日本チームサポートスタッフ会議での合議により選ぶがその主な指針としては以下とする;

1. 08北京大会でメダル獲得・上位入賞した選手を内定し先に選抜する。この1項は2010年末まで有効とする。(ただし著しく力が落ちた際はこの限りとならない場合がある。)
2. メダル獲得の期待が出来る選手。同レベルの選手がいる場合、複数種目で獲得が期待できる選手を優先する。
3. 出場誓約書に同意し署名捺印する人。
4. 日本チームにふさわしい人格と協調性を持っていること。性的嫌がらせなどを行っていないこと。
5. JCAD/パラサイクリング日本チームの公正・円滑な運営を妨害せず、JCAD/パラサイクリング日本チーム全体に貢献し協力する者。及び日本障害者自転車協会の名誉と評判を著しく汚す行為を行っていない者。
6. パイロットに関して; (1)上記3から5があてはまるもので、(2)パイロットに関するUCI規定及び解釈に反しない選手。
7. 視覚障害者選手は、2人乗りタンデムでの走行結果だけでなく、視覚障害者選手自身の能力を考慮して選考する場合がある。
8. 複数の選手の力が同等とみなされる場合、より多くの種目で好成績を稼げる可能性の高い選手・ロンドンなど将来を担える選手を優先することもある。ただし、競技種目数の差は考慮する。(例:視覚障害者は最大5種目だが、他のカテゴリーは2または4種目しかないので、その種目数の差は考慮する。)
9. 上記にあてはまる選手以外にも目的達成に近づくために、入賞を世界選において狙える選手などを選ぶことがある。その場合も上記3から8は該当するものである。
10. 原則として、各カテゴリー最大1名とする。ただし、複数のメダル獲得の可能性が非常に高い選手がいる場合、将来を担える強い選手がいる場合、はこの限りではない。(なお、各カテゴリーから必ず1人を選ぶということではない。) またいずれの選手も、健康上(薬物使用を含む)の問題が無いことも前提である。

 北京で活躍した選手に新たな若い選手らがミックスしてさらに良い日本チームとして強化が円滑に進むようにしたいと願っています。UCIパラサイクリングになり、システムがいよいよ健常者エリート並みになります。年に数回の遠征が必要になる可能性があり、非常に厳しくなりますが、効率的にうまく戦略を立てて有望種目に特に力を入れるなどして何とか乗り越えられれば、と願うだけです。

(上記の内容は、会報電子版2009-E2より抜粋。)

(2009年3月17日)
3月21日放送「The Moments 特別版 今を生きる男たちのメダル物語」のお知らせ

 3月21日(土)午前10時30分より午前11時25分まで、日本テレビにおいて、「The Moments 特別版 今を生きる男たちのメダル物語」が放送されます。 北京パラリンピックメダリストの石井雅史(CP4)と藤田征樹(LC3)が登場します。

 番組では、石井・藤田の北京までの道のりとその後の様子などを中心に放送される予定です。

 ぜひご覧ください。

 (なお、関東圏のみの放映予定です。)

(2008年11月23日)
「北京パラ メダリスト交流会」12月6日横浜で

 12月6日(土)午後2時より、神奈川県障害福祉課・神奈川県障害者社会参加推進センターなどにより、障害者週間のイベントの一つとして、「北京パラリンピックメダリスト交流会」 が、横浜情報文化センター(みなとみらい線日本大通り駅下車)で行われます。 
 石井雅史(北京パラリンピック金メダリスト)と藤田征樹(北京パラリンピック銀メダリスト)がメインゲストとして登場します。

詳細は、以下の神奈川県障害福祉のサイトをご覧ください;
www.pref.kanagawa.jp/osirase/syogaifukusi/suisin/medalist_symposium/medalist_symposium.html

 参加無料で、事前申し込みが必要です。上記サイトに申し込み先等記載してありますので、イベントを見に行ってみたい方は直接お申し込みください。

(2008年11月7日)
ターザン」で北京パラ自転車特集

 11月12日発売の雑誌ターザンにて、北京パラリンピック特集第3弾として、自転車競技が特集されます。出場選手(ペア)それぞれを1ページずつ、4ページで掲載予定です。 合宿・現地さらには大会後のインタビューなどから構成されるようで、かなりの内容になりそうです。

 ぜひご覧ください。

(2008年11月7日)
サイクルモード幕張 北京メダリスト登場

 世界のスポーツタイプ自転車やパーツ・タイヤ・ウェアなど関連用品ブランドが数多く一同に会して行われる自転車の展覧会、サイクルモード2008が今年も東京会場は幕張メッセで11789日に行われます。

 89日には、北京金メダリスト石井雅史(CP4)も登場予定です。(財)自転車産業振興協会のブース(9-42)にて、両日ともに午後12時半から午後1時半、そして午後3時半から午後4時半、サイン会などを行う予定です。 ぜひサイクルモードにお越しください。

 詳細は http://www.cyclemode.net/ をご覧ください。
 

(2008年11月7日)
強化合同研修会15日16日大阪・長居で開催

 日本パラリンピック委員会(JPC)では、パラリンピックなどの主要国際大会を目指す加盟競技団体の選手、コーチ及び関係者を対象に、よりよい成績を上げるために必要な強化項目についての合同研修会を開催しています。

  今年度は、大阪・東京の2会場で開催します。 まず大阪で111516日に大阪市長居障害者スポーツセンターで開催され、大阪会場では北京パラリンピック競技大会日本選手団に参加した選手・コーチの、大会までの取組み内容や代表選手のデータに焦点をあて、競技団体の強化担当者、選手団に参加したスタッフによる講義を行います。

 参加申し込み等、詳細は日本障害者スポーツ協会のサイトをご覧ください;

http://www.jsad.or.jp/news_files/news2008.htm#08news_godo

締め切りが近づいており、お早めの申し込みを推奨いたします。

(2008年11月5日)
2008日本障害者自転車競技大会を開催

 2008日本障害者自転車競技大会は、ロードタイムトライアルが10月19日豊橋市の万場調整池で、トラック大会が11月2日京都府向日市の向日町競輪場で開催された。 北京パラリンピック組は疲労蓄積や帰国後多忙を極めており不出場。

 しかし、両日とも素晴らしいコンディションの中、参加者は懸命な走りで汗を流し、熱戦を展開。逆転また逆転のレースもあり、追い上げを振り切るレースありで、ともに白熱した。

 両大会ともに、実業団で活躍中の選手・かつて一般レースに出場活躍していたが障害を負い、そこから懸命に復帰し再びペダルをこぐようになった選手・ここ数年毎年参加し自己記録更新を狙う選手、など、自転車好きで熱心な選手ばかりで、とても内容の濃い大会となった。

 10月19日のロードタイムトライアル、当日は快晴・微風と天候に恵まれ、気温も25度ほどまで上昇、絶好のサイクリングコンディションとなった。

 このコースは小さなクランクがあるが、それ以外は平坦で走りやすいコース。しかし長い直線がライダーの気力と体力を奪っていく。風があるとさらにつらくなる。幸い風の影響は少なかったようだが、それでも長い直線での苦しさは変わらない。 また、ロードタイムトライアルには慣れの無い選手が多く、ペース配分にも苦しんでいた様子。 ラップを重ねるごとに息は荒れ、汗が路面を次々と濡らしていく。苦しさが伝わる。

 その苦しさを見事に克服する立派な走りに、大会役員関係者らから大きな拍手が送られた。 

 日頃のトレーニングの成果が発揮できたのではと思われる素晴らしい走行だった。

 2週間後の11月2日、トラック大会が京都府向日市の向日町競輪場で開催された。 こちらは、京都府の秋季普及・高校新人戦などとの共催となり、若い一般サイクリストたちと一緒になり、とても活気があった。

 このところ朝晩の冷え込みが進んできた京都地方は、この日も朝はやや冷え込んだ。が、少しづつ気温は上がり、晴れ間も出てまずまずのコンディション。

 京都府の大会の中に組み込まれる形になり、多くの一般サイクリストなどと場を共有。健常者競技との融合さらにはバリアフリー・ノーマライゼーションンという点でも、進歩した形を示せたのではないか。

 バンクで走るのは初めて、という参加者もいたが、当初の不慣れな様子もすぐに克服。2種目目の1キロTTでは安定した力強い走りを全選手が見せていた。今後さらにタイムが伸びるのでは、と確信できる走りだった。

 多くのサイクリストさらには競輪場外開催観客からの声援を受け、きついトラック競技を懸命に走り切り、古都でのさわやかな1日となった。

 参加された選手の皆さん、お世話いただいた役員関係者の皆さん、お疲れ様でした。  大会開催に際してご理解ご尽力いただきました多くの皆様に心から御礼申し上げます。 来年以降もまたこのような素晴らしい会場でレース・イベントをさせていただければ、皆さんに楽しんでいただければ幸いです。 

(2008年10月4日)
2008日本障害者自転車競技大会申し込み締め切り迫る

 2008日本障害者自転車競技大会は10月19日にロードタイムトライアルが、11月2日にトラック競技が開催れます。申し込み締め切りが迫っております。詳細は 2008日本障害者自転車競技大会 のページをご覧ください。

 JCADらしいアットホームな楽しい大会になりますことを祈っております。
。 

(2008年9月21日)
北京パラリンピック 6個のメダルを獲得

 北京パラリンピック自転車競技は9月7日から14日まで連日超満員の観衆からの大声援を浴びて行われました。
 日本は、石井雅史(CP4)の金メダルをはじめ、6つのメダルを獲得。これは過去最高の成績でした。 

おもな成績は;


石井雅史(CP4): 9月7日 3キロ個人追い抜き銀メダル
石井雅史(CP4): 9月9日 1キロタイムトライアル金メダル
石井雅史(CP4): 9月12日 ロード個人タイムトライアル銅メダル

藤田征樹(LC3): 9月7日 1キロタイムトライアル銀メダル
藤田征樹(LC3): 9月9日 3キロ個人追い抜き銀メダル
藤田征樹(LC3): 9月12日 ロードタイムトライアル銅メダル

大城竜之(B&VI)・高橋仁(パイロット)ペア:
  9月8日 1キロタイムトライアル5位(日本新記録、一時はパラリンピック新)
  9月10日 スプリント4位(不可解な進行のため、無念の4位)

小川睦彦(CP2): 9月13日 CP1/CP2混合ロードレース4位
         (ゴールスプリント4位争いに勝つ)

JCAD日本チームは多くの皆様から多大なご支援ご声援叱咤激励を受けて、全レース全力を尽くし、このような好成績を獲得することが出来ました。心から感謝申し上げます。

 苦しいことばかりでしたが、何度も何度も皆様によって支えられてここまでくることが出来ました。

 本当にありがとうございました。 自転車の名を高めたい、自転車競技の認知・社会的地位向上に貢献したい、と願ってきましたが、それがいくらかは出来たのでは、と考えます。

 これからも、パラサイクリング日本チームを何卒よろしくお願い申し上げます。

(2008年9月4日)
いよいよ北京パラリンピック 自転車は7日から

 北京パラリンピックはいよいよ6日に開会式を迎えて開幕する。自転車競技は、7日からトラック競技でスタート。

 自転車の選手団は92日までにすべてが現地入りしている。8月には3度の合宿を行い、好タイムも見られるなど、調子は上がっている。

現地からの報告によると;

・暑さは酷暑ではないが、暑いのは事実。

・空気は思ったほどのひどさは無いが、気になる人には気になる。

・選手村は、なかなか良い。

・食事は油濃いものがやや多いが、こちらもなかなか良い。

・食堂やバス停には近い。

・まずまずの調子でやっている。

JCAD日本チームは多くの皆様から多大なご支援ご声援叱咤激励を頂戴しております。 ここまで来れましたのは、皆様のおかげであります。 心から感謝申し上げます。

北京を迎えました、日本代表選手へのご声援をよろしくお願い申し上げます。

(上記の内容は、会報電子版2008-E7より抜粋・一部編集。)

(2008年9月4日)
NHKテレビ「競技ダイジェスト 北京パラリンピック」放送予定

 大会期間中、連日午後10時より1050分まで、NHK教育テレビで「競技ダイジェスト 北京パラリンピック」が放映されます。午前105分から1055分までは前日分の再放送があります。ニュース等でも大きく取り上げられると思います

 また、雑誌Tarzan (No.518)では北京パラリンピック自転車競技代表の石井雅史の特集が4ページに渡って掲載中です。 雑誌Number(711号)には自転車代表を含めた北京パラリンピック選手の紹介記事が掲載されております。
 
 ぜひご覧くださいませ。 

(上記の内容は、会報電子版2008-E7より抜粋・一部加筆。)

(2008年9月4日)
史上初 オリンピック・パラリンピック合同壮行会

 730日東京ドームホテルにおいて、北京オリンピックとパラリンピックの自転車競技日本代表の記者会見と合同での壮行会が行われた。

 オリンピックとパラリンピックの代表選手が一堂に会して写真撮影・壮行会が行われることは自転車だけでなく、他の競技を見ても初めてのことだろうと言われている。

 午前11時から、まずパラリンピック代表選手・監督による記者会見が行われた。監督・選手の口からたびたび出たのが、すっかり合言葉となった「北京の空に日の丸を」。 班目監督が繰り返し使うこのフレーズは、選手にしっかりと浸透しているようだ。 集まった記者の前で緊張気味・神妙な表情で話すパラリンピック自転車競技代表選手に多くの拍手が送られた。

 パラリンピック代表の後は、オリンピックの代表選手及びマニェ監督の記者会見。特にボルドー合宿から帰国したばかりのトラック選手らには質問が集中。皆真摯で落ち着いた受け答えはさすがに日本の自転車競技の代表にふさわしいものだった。

 記者会見の後には、壇上にオリンピック・パラリンピックの選手が勢ぞろいし写真撮影。笑顔でのガッツポーズが見られた。

 午後12時からは、オリンピック・パラリンピック壮行会。それぞれの代表選手・全スタッフが一人づつ紹介されて入場。大きな拍手で迎えられた。

そしてまず主催者を代表して財団法人日本自転車競技連盟(JCF)岩楯昭一会長がご挨拶を行った。選手たちの日頃の努力をたたえ、北京での活躍に向けて激励。パラリンピック代表については最初に紹介を応援の言葉を述べられていた。

引き続いて、財団法人日本オリンピック委員会の竹田会長のご挨拶があり、ここでもパラリンピック代表に向けての言葉あった。

そして、日本パラリンピック委員会中森事務局長のあいさつがあり、「このようにオリンピックとパラリンピックの壮行会が行われるのは初めてでは。とてもありがたいこと」と述べられていた。

JCF岩楯会長から、オリンピックとパラリンピックの全選手・スタッフへ奨励金が贈られ、パラリンピック代表に向けては、キャプテンの大城竜之が代表して頂戴した。 その後、財団法人JKA下重暁子会長の激励のメッセージと乾杯の音頭で壮行会は歓談に移った。

パラリンピック代表は、岩楯会長はじめJCF関係者の方々にご挨拶をしたり、中森事務局長やご支援頂いている方々にお礼を述べたり、オリンピック代表選手らと楽しく歓談。選手同士の歓談はモチベーションを高めるのに役立ったのでは。

会場は日本の自転車競技の中核と言える方々でにぎわい、パラリンピック自転車競技関係者は親交を深めていた。

1時間半の歓談ののち、再び代表選手スタッフが壇上に上がり、オリンピックチームのフレデリック・マニェ監督とパラリンピックチームの班目秀雄監督がそれぞれ謝辞を述べ、JCF鈴木孝幸副会長の閉会のあいさつを受けて、選手団は拍手に送られて会場をあとにし、壮行会は終了した。

 その後控室では、オリンピック関係者とパラリンピック関係者が会食をしながら懇親を深めていた。

 この史上初めてのオリンピックとパラリンピックの壮行会は、自転車競技の懐の深さを広くアピールし、社会認知と地位向上につながるだろうし、それだけでなく、お互いのモチベーションも高まったのでは、と思われる。

 この壮行会を実現してくださいました、財団法人日本自転車競技連盟の皆様に、心から御礼申し上げます。 

(上記の内容は、会報電子版2008-E5より抜粋。)

(2008年7月7日)
★サイクルフェスタ08 パラサイクリング初登場

 6月26日東京ドームで行われたサイクルフェスタ08に集まった27,000人を超す観衆の前で、日本代表パラサイクリストは日本でパラサイクリングが受け入れられていることを示したといえるだろう。 サイクルフェスタ08主催者・関係者の皆様のご理解・ご厚意により、パラサイクリストが有名なオリンピックサイクリストや他のプロサイクリストに混じってこのイベントに招待された。

 サイクルフェスタ08にはたくさんのイベントがあり、多くの来場者を楽しませた。ポイントレース、チームスプリント、サイクルフィギャァ、BMX,そしてケイリンなどの競技デモンストレーション。子供向けのショー。バンク体験走行。有名選手のトークショー。アリーナ内に設置されたカフェ・レストラン。さらには、今若者の間で人気抜群の青山テルマさんのミニライブ。

 加えて、今年のドームでのサイクルフェスタには、史上初めて、パラサイクリストがオリンピック選手とともに招かれた。

 午後6時半、石井雅史(CP4)はUCIチャンピオンジャージを着て登場。藤田征樹(LC3)と共に1キロタイムトライアルのデモンストレーション走行を披露した。詰めかけた大観衆のほとんどにとって、UCIチャンピオンジャージを着た日本人を見るのは初めてだったのでは。ジャージのことがアナウンスで紹介されると大きな歓声が起きた。UCIは今回のサイクルフェスタでのジャージ着用に理解を示し、承諾してくれていた。UCIには改めて感謝申し上げます。

 石井と藤田の力強い走りにさらなる歓声が沸き起こっていた。

 90年世界選での稲村・斉藤ペアによる銀メダルで日本人にはなじみのあるタンデムスプリントも披露された。日本代表の大城竜之・高橋仁ペアが学連ペアと対戦。後半あっさりとまくって観衆に手を振っていた。

 トラックのため走行はしなかった小川睦彦(CP2)は新聞社などからのインタビューに時間を費やした。長い時間真摯に答える小川にインタビューアーも感心していた。小川の鍛えられた足を触り、さらに驚いていた。

1キロTTとタンデムスプリントのデモンストレーションなどが行われたあとの午後7時からはオリンピック・パラリンピック自転車競技代表選手が一堂にステージへ。そして、青山テルマさんが鮮やかな赤いドレスを着て登場し、国家斉唱。伸びのある透き通った明るい歌声がドームに響き渡る。これほど明るい君が代は初めてだ。素晴らしい歌声だった。

また、730分過ぎには再度代表選手がステージへ。今度は一人づつ紹介。BS日テレで生中継されており、日本テレビの山本真純アナウンサーがパラリンピック自転車代表選手にも11人インタビュー。緊張した面持ちで真摯に答える選手、明るく笑顔一杯で答える選手、応援に来てくれた職場の人に大きな声で応えて手を振る選手、など、堂々とした振る舞いだった。

 選手紹介後は、青山テルマさんのミニライブ。多くの若い「テルマニア」が歓声を送り、テルマさんの張りのある歌声に観衆は聞き入った。

 ライブの後はチームスプリントやケイリンのデモンストレーション。超一流プロの迫力満点の走りを文字通り目の前で見て、もともとの自転車ファンも新しいファンも皆興奮していた。「すごい迫力」「すごいスピード」という声がどよめきと共にあちこちから聞かれた。

 この夜、ドームに来られたファンはヨーロッパの6日間レースのような雰囲気を楽しんだ。疑いもなく、今年のサイクルフェスタは日本の自転車ファンを引きつけて増やすことにつながったはずだ。 

 そして、27,000を超える集まったファンは、新たにパラサイクリングを知ったはずだ。その力強い走りと快活なパラサイクリストは強く印象に残ったことだろう。

 このイベントは、BS日テレで生中継もされた。さらに多くの方々が自転車を好きになり、また、パラサイクリングを知ってくれたはずだ。

 このイベントは、日本のサイクリングシーンにおいて、歴史的なものと言っていいのでは。 少なくとも、史上初めて、パラサイクリングが日本のこのような大きなイベントにおいて歓迎され認知された。 イベントは成功し、日本の自転車は北京さらにはその先に向けて大きな力をつけたと思われる。

 サイクルフェスタ08 in Tokyo Dome 関係者の皆様特に(財)JKAの皆様に心から感謝申し上げます。また、競輪選手会の皆様にも厚く御礼申し上げます。 


 なお、UCIのサイトにもNews欄に記事が載りました。http://www.uci.ch


Ishii 1K Start (photo by Yuko SATO)

Fujita on Roller

Ogawa in Long Interview

Oshiro/Takahashi in Sprint (photo by Yuko SATO)
(2008年7月7日)
「自転車地獄で男を磨け2」 函館合宿レポート

 6月は2回の全体合宿を行った。2回目は北海道・函館。 北海道出身の藤田にとっては地元ともいえる。 この合宿は函館競輪関係者様はじめ多くの皆様にご理解ご配慮いただき行うことができました。多くの皆様に感謝申し上げます。

 日本列島のほとんどが梅雨となるこの時期も、函館は快適な気候でした。小雨に降られることが少しあったが、すぐに上がり、練習にほとんど支障は無く。 空気も良く、競輪場・宿舎等の利便も良く、ロード練習の環境も良く、食べ物もおいしい… 素晴らしい環境で練習ができました。

 その一方、練習内容は一層厳しく濃厚に。 バンクでの練習は函館競輪場特有の風に苦しめられることも。 スタート練習・1キロ対策・中距離練習、など、班目監督の厳しいメニューは容赦無い。厳しい声が響き渡っていた。

 ロードは小川睦彦にとってこれまでで最も素晴らしくそして最もきつい内容だったのでは。 ヨーロッパ(特にエーグル)を思わせるような風景の中での練習はこれまでとは異なるもので、気分的にリフレッシュになったはずですが、それ以上に強い向かい風や長く続く上りに息を切らせる。それでも、予定の練習をクリアしていた。

 とにかく素晴らしい環境を函館の皆様がご提供くださいました。厳しい練習の毎日でしたが、同時に選手はリフレッシュも出来たのでは。

 全日程4泊5日という合宿を事故もなく円滑にそして効果的に行うことが出来ましたのは、函館の皆様のおかげです。 本当に有難うございました。 函館の皆さんは素晴らしい方・温かい方ばかりでした。

 北京で素晴らしい成績を獲得し、ご報告・お礼に伺いたい、それを目標に今後も頑張って行きます。

(2008年6月19日)
★サイクルフェスタ08 in Tokyo Dome 記者発表

 6月17日、都内にある財団法人JKAでサイクルフェスタ08 in Tokyo Dome の記者発表が行われ、下重暁子JKA会長に加えて、北京パラリンピック日本代表の石井雅史(CP4)も出席した。 

 まずJKA(旧日本自転車振興会)の新しいシンボルマークが発表され、下重会長が丁寧に説明。その後、サイクルフェスタの記者発表となり、石井も壇上に招かれあいさつ。石井の紹介ビデオも流された。
 
 ライバルは?、などの質問も飛び出し、石井は一つ一つしっかりと答えていた。「日本チームとして北京の地で日の丸を上げて君が代を流したい」と強い気持ちを表明していた。

 また、会見中には何度も下重会長が石井をフォローし、絶賛。この1週間前に雑誌の企画で石井と対談していたという会長は石井を何度も称え、激励していた。

 最後は下重会長と並んで記念撮影。数十社もの取材陣が何度となくフラッシュをたいていた。
 
 サイクルフェスタ08は来る6月26日(木曜日)、東京ドームで開催されます。このイベント、北京オリンピック・パラリンピック自転車競技日本代表選手たちの登場はもちろん、多彩なゲストが激励に来場し華を添えます。 青山テルマさんのミニライブも行われます。 北京代表選手のデモンストレーション走行(1キロタイムトライアル、タンデムスプリント)も行われる予定です。 もちろん、オリンピック選手も登場します。 オリンピックとパラの代表選手が一堂に会し、数万の観衆の前で1人1人紹介される予定です。 

 ぜひお越しください。

 サイクルフェスタ08 in Tokyo Dome の公式サイトは、http://www.cyclefesta08.jp/ です。

(2008年6月19日)
★「自転車地獄で男を磨け」合宿レポート

 6月13日から15日まで、北京パラリンピック自転車競技日本代表は合宿を行った。その模様を簡単にレポート。 

 今回は3日間雨に降られることは無かった。この伊豆においては久しぶりのことかもしれない。日が差すと暑いが、曇りで風が出ると半袖では寒く感じるくらい。その風は今回も負荷となって選手を苦しめた。
 
 今回、トラック競技出場者はトラックに、ロードだけの選手はロードに専念し、厳しいトレーニングに明け暮れた。

 トラックではスタート練習・中距離トレーニングなどを織り交ぜたバランスのある内容。風が強く、また本数もこれまでには無いほど多く、大変厳しいものとなった。最後にはぐったりして声が出なくなるほど。 他の選手に離されて悔しさを表す選手、歯を食いしばる選手、苦痛に顔をゆがめる選手、などなど、過酷なトレーニングだった。

 ロード小川睦彦には、練習パートナーとして平松コーチが指導。 監督からの指示により、ロードレースを想定しながらインターバル練習を繰り返し、これまでには無かったほどの乗り込みとなった。

 どの選手もそしてスタッフも、最後にはぐったりするほどで、期間は短かったがこれまでで最も過酷な内容だったかもしれない。

 まさに自転車地獄。 しかし、この成果は必ず出ると信じたい。
 

(2008年6月2日)
★東京ドームで壮行会-サイクルフェスタ08 青山テルマのライブも

 来る6月26日(木曜日)、東京ドームでサイクルフェスタ08 in Tokyo Domeが開催されます。これは、自転車の楽しさ・素晴らしさを広く伝えるイベントで、同時に北京オリンピックと北京パラリンピックの自転車競技代表選手壮行会を兼ねています。

 このイベント、北京オリンピック・パラリンピック自転車競技日本代表選手たちの登場はもちろん、多彩なゲストが激励に来場し華を添えます。また、今回は新たに海外では盛大に行われているカフェスタンド・招待エリアをアリーナに設け、セレブ感漂う演出のもと、お食事をとりながらバンク上で行われているプログラムを間近で体感でき、音楽をも融合させたプレミアムな時間をお楽しみいただきます。

 サイクルフェスタ08は2部構成で、第1部は午後3時から開始。 サイクリストにとって憧れの人、中野浩一さんが第1部のゲスト司会として登場予定です。 子供向けのプログラムとして“ヤッターマン”のショーが行われるなど親子で楽しめるほか、元オリンピック選手や現役ケイリン選手によるスピードチャレンジ、ケイリン界頂点のSS班選手によるトークショーなどが行われます。

 そして第2部は午後6時半から。北京パラリンピック日本代表選手が登場。1キロタイムトライアルやスプリントが披露される予定。そのあとは、オリンピック代表選手らによるポイントレース、チームスプリント、オリンピック・パラリンピック代表選手紹介などが行われます。

 また、今や若者を中心に注目度No1の女性シンガー、青山テルマさんが東京ドームで初のミニライブを行います。

 この第2部には日本テレビのアナウンサーたちもアシスタントとして登場予定です。 クライマックスはもちろん日本発祥のオリンピック正式種目であるKEIRINの模擬レース。 今年新たに創設された競輪界最高位のSS9名による、迫力あるレースを多彩な特殊照明と斬新な音楽演出で盛り上げてまいります。

 久しぶりに出現する東京ドームのバンクで走行体験できるほか、おもしろ自転車やオリンピック種目にもなっているBMXのエキシビションにサイクルミュージアムと、観て、体験して、体感して、サイクルエンターテインメント三昧の一日をお楽しみ下さい。

 入場料は1人800円(中学生以下は無料)で、チケットぴあなどで前売り発売中です。 サイクルフェスタ08 in Tokyo Dome の公式サイトは、http://www.cyclefesta08.jp/ です。

(2008年5月20日)
★北京パラリンピック自転車競技日本代表が正式決定

 本日(520日)、日本パラリンピック委員会(JPC)は、北京パラリンピック日本代表選手を正式発表いたしました。自転車競技代表推薦選手として内定していた4名(プラスパイロット1名)はいずれも本日正式に代表として発表されました。

4名とパイロットは以下の通りです;

石井雅史(クラス CP4)
藤田征樹(クラス LC3)
小川睦彦(クラス CP2)
大城竜之(クラス B&VI,パイロット高橋仁)

日本障害者スポーツ協会・日本パラリンピック委員会の公式サイトにも発表が掲載されております;http://www.jsad.or.jp/paralympic/08pekin/media_news.htm#media_alljapan

今後も、おごることなく、地道に努力し、多くの真摯な皆様に喜んで頂けますよう、もがいて行きたいと思っております。

全国の皆様、北京パラリンピック自転車競技日本代表選手へのご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。そしてこれからも障害者自転車をよろしくお願い申し上げます。


(2008年5月20日)
★石井雅史が1キロTTで好タイムをマーク

 5月8日英・マンチェスターでのパラワールドカップに出場した石井雅史(CP4脳性まひ第4区分)は、1キロタイムトライアルに出場。緑色の鮮やかなUCIチャンピオンジャージに初めて腕を通してのレースとなったこの大会、石井は1分8秒553という好タイムをマーク。この記録は昨年石井がUCIパラサイクリング世界選でマークしたクラス世界新記録を上回るもので、もちろんCP4クラスではトップのタイム。今回、石井のクラスCP4はLC1・LC2というやや障害の軽いクラスと混合で行われ、トップはイギリスのLC2選手で記録は1分7秒台。石井はこれには及ばなかったが、全体で堂々の2位で、この大会の銀メダルを獲得した。

 この大会、1キロはホーム・バック同時スタートで行われ、一部の組み合わせでは追い抜き状態になったこともあり、好タイムが続出していた。特に「異次元のようだった」と言わしめたのが男子タンデム(視覚障害)。1キロは1分2秒、それもあとわずかで1秒台突入というタイム。ハロンは10秒3。 パラリンピックの年、多くの選手が調子を上げている様子がわかったようだ。


(Photo by Yuko SATO)

(2008年5月8日)
★石井雅史が英大会招待参加

 前年の世界選金メダリストらを招待するなどして行われる英・マンチェスターでのパラワールドカップに2007世界選CP4(脳性まひ第4区分)1キロタイムトライアル金メダリストの石井雅史が招待され参加。大会は現地時間5月8日9日に自転車競技(トラック)が行われる。石井は8日の1キロタイムトライアルに出場する。今回の1キロTTは、LC1/LC2/CP4が統一して行われる。北京の前哨戦として各選手の走りが注目される。

 大会の公式サイト: www.paralympicworldcup.com   
 

(2008年4月6日)
★JOMOクリック募金に日本代表・藤田のインタビュー

 会報電子版2008E1でお知らせしたJOMOでおなじみのジャパンエナジー「障害者スポーツ応援クリック募金」のサイトに北京パラリンピック日本代表藤田征樹(LC3)のインタビューが掲載されています。 

 ジャパンエナジー様のクリック募金はこちらのサイトです;

http://www.j-energy.co.jp/cp/society/click_tp.php

 ぜひご覧くださいませ。

 クリック募金は、クリックされた方に代わってスポンサー企業(この場合はジャパンエナジー様)が、所定の団体に1クリックあたり1円を寄付をする仕組みです。 クリックされた方の金銭的負担(募金)はいっさいございません。

 皆様ジャパンエナジーのクリック募金をどうかご利用くださいませ。 お友達・お知り合い・ご家族の方々などにも、お知らせくださいませ。

(上記の内容は、会報電子版2008-E3より抜粋・一部加筆。)

(2008年4月6日)
★NHK教育テレビで日本代表石井の特集番組放映予定

 NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」で北京パラリンピック日本代表の石井雅史(CP4)の特集番組が放送される予定です。

シリーズパラリンピックへの挑戦 無心でめざす北京のゴール

放送予定 4月10日(木)20:00~20:29

再放送  4月17日(木)13:20~13:49

(念のため、新聞の番組欄などでご確認ください。)

 番組では、石井のトレーニングの様子やこれまでの大会の模様、インタビューなどが放映される予定。

 皆様どうぞご覧ください。

(上記の内容は、会報電子版2008-E3より抜粋・一部加筆。)

(2008・4月6日)
★お手伝いの募集

  JCAD日本チームサポートスタッフは、お手伝いしてくれる方を募集します。内容・趣旨等は以下の通りです。該当するような方がいましたらお話くださいませ;

 作業内容:

  (1) 合宿の際の手伝い  買出し、補給役、タイムチェック、ロードレーサーでの選手併走練習、運搬作業、など。

  (2) 合宿等の際、選手移動の手伝い ‐ 自力での移動が困難な選手はおりません。ただ、機材を運びきれない場合などがあり、その手伝いです。

  (3) その他。

 諸条件:

  (1) 報酬(日当)は原則出せません。JCADサポートスタッフも同様に無報酬のボランティアです。

  (2) 最低限の交通費・宿泊費(必要な場合)・食費(こちらで支給)は原則用意できます。

  (3) JCADサポートスタッフ・日本チームスタッフの指示に従える方。 ご自身の考えを持ち込んで振り回さない方。(“自分的にはこうだ”という方はふさわしくありませんし必要とされていません。) 1つのカテゴリーや種目に固執しない人。

  (4) JCAD日本チーム・サポートスタッフの目的達成を理解し、そのために一緒に歩んでくれる方。

  (5) 自転車競技歴の有無はあまり問いませんが、有ったほうが良いかと思います。 自転車及びこういった活動が好きであることが大前提です。なお、ロードレーサーでの選手併走は、競技歴のある方限定です。それなりの力(学連選手・実業団BR-3程度)でなければ難しいと思います。

  (6) その他、JCADサポートスタッフが判断。

  (7) なお、これはパラリンピックのチームスタッフを募集しているものではありません。パラリンピックのスタッフは別途内定しています。

  (8) 状況により、今すぐにお手伝いを求めるか、いずれ時期が来たらになるのかは、まだわかりません。長く一緒に楽しく熱くやれる人たちを熱望します。

 自転車好きで熱心かつ真摯な方を求めています。 

 お金にはなりません。時間も取られます。大変なことも時にはあります。しかし、普通に生活していては絶対に経験できない素晴らしいことを経験できます。大変大きな勉強になります。

 お近くに該当するような方がいましたら、本件についてぜひお知らせ下さい。 お問い合わせはメールにてお願いいたします。 応募・問い合わせ等ありましたら、詳しく説明し、検討します。 (非常に忙しい日々が続いており、すぐに説明が出来ないこともありえます。ご理解下さい。)

 一緒に大きな目標に向かって地道に進んで行ってくれる方をお待ちしています。

(上記の内容は、会報電子版2008-E2より抜粋・一部加筆。)

(2008・4月6日)
★北京出場枠の通達 代表選手の内定・推薦へ

  117日、国際自転車競技連合(UCI)は日本パラリンピック委員会(JPC)に北京パラリンピック国別出場枠の通達を行った。枠の通達はすぐにJCADにも転送された。

 UCIから通達された、日本の2008北京パラリンピック出場枠は、男子4枠。このうち、“Ring-Fenced”として脳性麻痺第2区分(CP2)カテゴリーの選手を出場させるよう求められた。

 UCIは、昨年末での2007ランキングポイント集計を終えたあと、国別(男女別)ランキングポイントによる枠の配分計算の元となる数字を変更した。昨年1月発表になった指針では、男子(の場合)トップの国のポイントを12で割り、12枠をトップの国に与え、12で割った数値を元に2位以下の国の枠を割り振っていく方式であった。しかし、枠の配分に当たり、UCIはこの1210に変更。そのため、男子トップのドイツはランキングによる枠の配分は当初12であったが実際には10のみが与えられた。同様にして、以下の国々も1つの枠が減らされた国が多い模様。中にはイギリスのように当初の計算方式よりも2つも減ってしまった国も。日本も、本来の12を元に算出する方式であれば5つの枠になるが、この方式により4つとなった。

 4枠の配分を受けて、JCAD日本チームサポートスタッフ会議を開き、北京パラリンピック自転車競技日本代表として、以下の選手を内定した;

 石井雅史(脳性麻痺第4区分、CP4)

 藤田征樹(運動機能障害3LC3)

 小川睦彦(脳性麻痺第2区分、CP2)

 大城竜之(視覚障害、パイロット高橋仁)

 上記選手は、内定選手としてこのほど正式にJPCに推薦した。正式な選手団の決定は5月にJPCによって行われる。

  JCADではBipartite Invitation枠の申請を行ったが、残念ながら日本には配分されなかった模様。枠の再配分もこれまでのところ日本には与えられていない。(4月2日現在。)

 昨年当初のランキングでは、枠は1つか2つ程度に終わる可能性があった。しかし、なんとか4つの枠が獲得できたのは、多くの皆様方のご支援・ご声援のおかげです。心から感謝申し上げます。

(上記の内容は、会報電子版2008-E1より抜粋・一部加筆。)

(2008・4月6日)
★北京パラリンピック自転車競技スケジュール

  UCIから北京パラリンピックの現時点でのスケジュール案が更新された。それによると、96()の開会式の翌7()からトラック競技。10()までの4日間行われる。アテネまではトラック競技は5日間であったが、今回は個人追い抜き・チームスプリントともに予選のタイムで金メダルマッチ・銅メダルマッチというUCIの最新の方式になり、またタンデムスプリントも1日で行われるため4日間に短縮されたと思われる。ただこの方式はすでに世界選などでも実施されているので、各国にとってあまり違和感はないのでは。

 トラック男子1キロはいずれもしっかり行われる。以前のスケジュールでは、男子視覚障害1キロが載っておらず、イギリスのヘッドコーチらも驚いていたが、今回の更新ではしっかりと掲載されていた。単純なミスだったと思われる。

 ただ、当初IPC/UCIが示していなかった形式も。この男子1キロは、LC3LC4が混合で行われることになった。それは良いのだが、「アテネの際に不評だった、異なる障害間の障害の重さに応じて考慮して実際のタイムに掛ける係数は男子には導入しない」とのことだったが、それがひるがえってこの男子1キロLC3/LC4に係数があてはめられることになった模様。LC3の選手は実際のタイムがそのまま最終タイムとして記録されるが、LC4の選手は実際のタイムの95.718%のタイムが最終タイムとして記録される。例えばLC4の選手の実際の走行タイムが現在の世界記録を1秒ほど上回る120000(80)だった場合、この95.718%というパーセンテージ係数が掛けられておよそ1165というタイムに変換される。

 ロードは1日おいて12()から14()までの3日間の開催。アテネパラリンピックの際には、トラック競技が行われたカテゴリーにあてはめられてやはり不評だったロードレースとタイムトライアルのそれぞれの結果に応じて順位点をつけてその合計点で争う方式が行われたが、今回はどのクラスもロードレース・ロードタイムトライアルをそれぞれメダル種目として行う。

 ロードはかなりのカテゴリーでクラスの統合・混合が見られる。男子ロードレースではLC1/LC2/CP4が一緒になり1つのメダル種目に。LC3/LC4/CP3が一緒になり1つのメダル種目になるなど。 またトライシクルはCP2/CP1が混合でロードレース、女子も含まれ、まさに混合。 タイムトライアルでは、トライシクル及び女子のほとんどではやはり係数が掛けられることに。なお、女子は各クラス人数が少ないので、LCCPはかなりまとめられ、タイムトライアル系の種目では、係数が掛けられることが多いようだ。

 果たして係数を取りいれることが正しいのか、正しいとしてその係数(パーセンテージ)が適切であるのか、これはまた大きな議論を呼びそうだ。 アテネでは、概して障害の重い選手が圧倒的に優位になったようだ。結果は大きな不評を買っていた。


(上記の内容は、会報電子版2008-E1より抜粋。)

(2008・3月6日)
★映画「ガチボーイ」(フジテレビ製作、全国公開中)のメイキングに日本代表石井(CP4)が登場

映画「ガチボーイ」(フジテレビ製作、全国公開中)のメイキングスペシャルに日本代表の石井雅史(CP4)が登場予定です。 石井のインタビューなどが放映される予定です。 ぜひご覧下さい。

主な放送予定は;
東京 フジテレビ 3月8日(土)14:30~15:00
北海道 UHB  3月9日(日)25:25~25:55
青森 ATV  3月15日(土)10:30~11:00
福井 FTB  3月8日(土)14:50~15:20
大阪KTV 3月8日(土)26:40~27:10
佐賀STS 3月8日(土)11:00~11:30
宮崎UMK 3月9日(日)9:30~10:00
鹿児島KTS 3月15日(土)26:35~27:05
沖縄OTV 3月8日(土)25:45~26:15
(念のため新聞のテレビ欄等でご確認下さい。)


(2008・1月1日)
★2008 新年明けましておめでとうございます

 
新年明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 2007年はJCADにとりまして、北京パラリンピック参加枠を獲得するために何が何でも・必死の思いでの活動となりました。 たくさんの皆様方からのご声援・ご支援・叱咤激励により、困難を乗り越え国際大会におきましてまずまずの成績を収めることが出来ました。 改めまして感謝申し上げます。

 本年9月、4年に一度の祭典パラリンピックがオリンピックに引き続き北京で行われます。 北京パラリンピックで好成績を挙げて、多くの皆様に喜んでいただけるように、今後もおごり高ぶることなく地道に努力して参りたいと思っております。 そうすることが障害者パラサイクリングを含む自転車競技の発展・その地位と社会的認知の向上に貢献できると確信しております。

 本年も多くの真摯な皆様と一緒に歩んで行きたいと願っております。

 そして2008年が真摯な自転車競技関係者の皆様に取りまして素晴らしい年になりますことを心から願っております。 北京でたくさんのきれいなメダルが獲れますように私たちもがんばって行きます。 今年もご支援ご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。


(2007・12月28日)
来年2月、明治神宮外苑で学連がクリテリウム

日本学生自転車競技連盟(学連)さんより、来年2月に東京の明治神宮外苑で開催されるクリテリウムの案内が来ました。これは学生のレースですが、一般の参加も可能なカテゴリーもあります。(30歳以上のマスターズクリテリウム;距離12キロ、参加料7,000円、 オープンライド;7.5キロ、レースではありません 参加料5,000円、など。) 詳しくは以下の案内をご覧下さい。都心を走れるまたとない機会と思われます。 なお、申し込み・問い合わせは学連さんにしてください。JCADでは特に参加受付・取りまとめなどは行いません。

2008年2月11日(月曜日・建国記念の日)に東京の明治神宮外苑で開催される、「2007年度全日本学生ロードレースシリーズ最終戦第二回明治神宮外苑学生自転車クリテリウム大会」(主催:日本学生自転車競技連盟(会長:佐々木一也)、特別協賛:株式会社日直商会、協賛:株式会社パールイズミ他)の参加者募集が始まった。

 本年2月4日に、東京都心部初のクリテリウム、50余年ぶりの都心サーキット・ロードレースとして行われた、日本学生自転車競技連盟創立70周年記念レースをベースとしながら、今回は「小中学生のタイム・トライアル」、30歳以上の男女JCF登録競技者が参加可能な「マスターズ・クリテリウム」、特に参加資格の制限がない「オープン・ライド」といった、大学生以外の参加者をも受け入れる企画となっている。オープンライドには日本や世界を代表するような選手OBも参加予定である。大学生の部は前回通り実力クラス別で行われ、トップカテゴリーは各校3名の代表による学校対抗である。このレースは2008年にオランダで開催される世界大学対抗選手権自転車競技大会の選考大会の一つとなる予定であり、また韓国からも大学生チームの参加が予定されているなど、前回より国際色も強まっている。

 地下鉄銀座線「青山一丁目」「外苑前」地下鉄大江戸線「国立競技場」駅から徒歩アプローチにて観戦可能。スタート・フィニッシュ地点は聖徳記念絵画館前である。雨天決行。

参加申込はJICF(日本学生自転車競技連盟)ホームページから申込用紙を入手し、1月8日までに郵送する方式となっている。

http://www.remus.dti.ne.jp/~jicf/

で「カレンダー&要項&結果」を選択、当該大会をクリック。

追記: ツール優勝経験のあるベルナール・イノー氏がこの大会のオープンライドに特別参加する予定があるそうです。

(上記の内容は、会報電子版2007-E10より抜粋。)

(2007・11月23日)
NHKラジオに古畑が出演 放送予定

 NHKラジオ第二で日曜朝8時から8時半まで(再放送同日午後7時から7時半)放送されている「ともに生きる」の1125()放送分に2007日本代表の古畑俊男(LC2)が出演します。


 「車いすキャスター&ディレクター」として活躍中の番組キャスター長崎圭子さんと、股関節脱臼の落語家「桂 こけ枝」氏との電話インタビューという形で障害者自転車についての紹介を行い、楽しいお話を進めていくようです。


 長崎さんは番組収録にあたり、「年間を通してできるスポーツに打ち込まれている障害当事者のお話を伺い、聞いている方々に“私もやってみよう” “障害とともにできるスポーツがあるんだ” などの気持ちになっていただけるような番組を作りたいと考えております。」と気持ちを述べられています。


 古畑は番組後半部分に登場予定です。


 放送は、11月25日(日)NHKラジオ第二:朝8:00~8:30

 再放送は、同日午後7:00~7:30 (いずれも全国放送です)


(2007・11月23日)
オープンアメリカン選手権,ポイント大幅増で帰国

 コロンビア・カリで開催されたオープンアメリカン選手権、大会6日目の11月17日にはロードタイムトライアルがカリ近郊のパルミラで行われた。
 コースは平坦、シンプルなコースだったという。日本の2名のカテゴリーはいずれも15.4キロで争われた。

 石井雅史がライバル、フランスのMichel Alcaineを2周目に逆転し21分20秒4で優勝。                   
 藤田征樹は初周は3位につけていたが、4位でのゴールだった。

 この大会で日本が獲得したランキングポイントは240点を超えた。来年の北京パラリンピック国別参加枠がかかるランキングポイントだが、8月の世界選ではまだまだ不十分と言えた。今回の上積みでいくらか明るい希望も持てるようになってきたのかもしれない。

 選手団は便の都合により、18日にカリを発ち、ヒューストン経由で20日元気に成田に降り立った。


 この大会参加に関しましては、多くの皆様からご支援ご声援を頂きました。カリの日系人協会の方々には、準備段階から大会期間中そして帰国時まで、大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。

 選手団の皆さん、お疲れ様でした。スタッフの班目監督・平松TL、多岐に渡るサポートそして報告、有難うございました。

2007・11月14日)
UCIパラサイクリングオープンアメリカン選手権3日目レポート

 大会3日目、チームスタッフからの報告をもとに、レースの模様をお伝えします。

 大会2日目は日本選手の競技は無く、3日目に藤田が3キロ個人追い抜きに、石井が1キロTTに出走した。

 CP4クラス1キロTTに出場した石井雅史はボルドーで自身がマークした世界記録を約1秒短縮する1分8秒247で個抜きに続いて金メダル。 見事な記録。 しかし、この大会では世界記録は公認されない見込み。かえすがえすも残念。

 記録が公認されない見込みであることは出走前にわかっていただろうが、それでも気持ちを切らすことなくベストの走りが出来る石井はさすが。 脱帽である。 北京ではLCクラスの王者にも負けない「絶対記録」を打ち立てて欲しい。

 石井は今大会トラック圧倒的な強さで2冠。 計90ポイントを獲得した。

 LC3クラス3キロ個抜き予選で藤田征樹は8月の世界選でマークした日本記録4分7秒を大きく更新する3分55秒779で1位通過し、午後の決勝へ。このタイム、世界記録を上回るものだが、やはり今回は公認されない模様。

 班目監督のレポートによると、「午前のセッションが終了して昼食を取っていると雷鳴が轟き突然スコールが襲い新設した屋根からの雨漏で走路が濡れ競技開始が30分遅れた。」 雨はやんだが風が出てきたという。 

 これに苦しんだのか、藤田はドイツのGRAFに0.8秒差で惜しくも銀メダルに。 GRAFのタイムは4分00秒417、藤田は4分1秒236だった。

 惜しくも1キロに続く金メダルはならなかった藤田だが、相次ぐ記録更新に監督も「凄いの一言だ」と驚いている様子。

 日本チームのトラックレースは参加4種目中3種目で金メダル、1種目で銀メダルを獲得。うち3種目は未公認の新記録だった。

 素晴らしい走りに、スタッフの真摯なサポートに、敬意を表します。

 しかし、競技はまだまだ続く。 まだまだ気は抜けない。 2日間の中日ののち、ロードTTが行われる。 石井選手藤田選手、スタッフの皆さん、体を休めたのち、次の種目でも健闘を祈っています。 何があるかわからないので、十分気をつけて気を抜かずに過ごして下さい。

 皆様、応援よろしくお願い申し上げます。
 
(2007・11月14日)
UCIパラサイクリングオープンアメリカン選手権初日レポート

 パラサイクリングオープンアメリカン(パラパンアメリカン)選手権は11日コロンビア・カリのベロドロームで開幕。 班目監督・平松チームリーダーからの報告によると、初日から2名の日本選手はいずれも金メダルという好スタート。
  報告によると、大会は21カ国198名の選手が参加。 

  LC3クラスの藤田征樹が1キロタイムトライアルに出場。 1分16秒236という記録で金メダルを獲得。 この記録は今年8月の世界選で中国のLIANGによって樹立された世界新記録を2秒あまり短縮した。が、今回の大会に備えて改築されたカリの競技場がUCIの公認をまだ受けていなかったため、記録は公認されない見込みとの事。 大会サイトでは、UCIのインスペクションを満足の行く結果で終わった旨書いてあったのだが。 しかし、ポイント獲得が最大の目的のこの大会、藤田は見事な走りでいきなり45ポイントを獲得してくれた。

  CP4クラスの石井雅史は3キロ個人追い抜き予選で3分42秒197で走りダントツで1位通過。 決勝はフランスのALCAINEと対戦。監督からの報告によると、ALCAINEは玉砕戦法のようにスタートから全力で飛ばす。しかし石井は余裕を持って対応し、自己のペースを守って快勝。 こちらも金メダルで45ポイントを獲得。 

  石井・藤田共に世界選では銀メダルだった種目で金を獲得し、大きくポイントをゲットしてくれた。

  2度君が代が流れ、「サポート冥利に尽きる」とスタッフも感激の様子だった。


(2007・11月11日)
UCIパラサイクリングオープンアメリカン選手権が開幕

来年の北京パラリンピック参加枠に影響を与える最後の大会、UCIパラサイクリングオープンアメリカン(パラパンアメリカン)選手権がコロンビア・カリにて11日(現地時間)より行われる。 

 日本チームは7日成田を発ち、途中米国内で一度乗り継いだ後、現地時間の7日午後11時半にカリの空港に到着。主催者や現地の日系人協会の方々さらには軍の出迎えを受けた。日付が替わった8日午前0時過ぎにホテル入り。

 班目監督から入った連絡によると; カリのベロドロームは昨年新しい屋根がついた。アテネと同じく、周りは壁が無い。アテネにはスクリーンのようなものがあり風除けになったがこのカリのバンクには無く、良い風が入ってくる。石井、藤田両選手ともヤル気満々、コンディションも上々。カリの日系人協会の方々が協力をしてくれて、とてもありがたいです。

 また、監督と平松チームリーダーからの報告によると、参加規模は世界選には及ばないが、それでも20数カ国が来ている、とのこと。 

 競技はトラックから開始。初日は石井が個人追い抜き、藤田が1キロタイムトライアルに出場予定。 2人の素晴らしい走りに期待がかかる。 

 日本に残った仲間たちそして多くの応援してくださる方々から、日本選手団に温かい応援のメッセージを頂いております。心から感謝申し上げます。 

 遠く離れた南米コロンビアで体を張って日本のために奮闘する選手団に更なるご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。
 

(2007・11月6日)
愛の競輪レポート

前号でお知らせした、知的障害を持ったサイクリストが千葉競輪開設記念競輪レースの合間に競輪競争を行う「愛の競輪 僕たちの千葉記念」が1027日台風が接近する悪天候中行われました。富里福葉苑自転車競技部の堀江さんからのレポートを掲載します。

 第5回愛の競輪もあいにくの雨でしたが無事、終わることができました。

 レースですが2005年にハロンで好タイムを出した藤原健人が今年も2コーナーからダッシュ、藤原の番手にいた大木 聡が後ろを固め、7番手から2007年に1000メートルで優勝した鈴木 幹雄がまくり鈴木 幹雄一着、それに飛びついた大木 聡が二着、千葉所属S級の河原さんが三着と言う結果だった。

 今回は競輪選手会も豪華メンバーで大澤副支部長初め川原 義彦さん・丸山 真改さんと誘導には吉岡 稔真氏の予定でしたが都合が悪く日本競輪選手会千葉支部のS級 鈴木 栄司さんが誘導を引き受けてくれました。台風直前のレースでしたがプロ顔負けのレース展開になり場内からは大きな歓声と大きな拍手が送られていました。

 このレースも5回目を向かえ今後も一層長く続けて行きたいと思います。

 ここまで富里福葉苑の自転車競技部の選手がやっていけるのも日本競輪選手会千葉支部の廣瀬支部長さん初め、競輪選手会千葉支部の皆様の支えがありできていると感じております。感謝の気持ちでいっぱいです。
 今後も知的障害を持ったサイクリストの社会的認知が今後ますます高まることを、周りでサポートくださる人たちに感謝しています。


(上記の内容は、会報電子版2007-E8より抜粋。)

(2007・11月6日)
UCIオープンアメリカン(パラパンアメリカン)選手権派遣

1111日よりコロンビア・カリで行われる、いわゆる「地域選手権」である、UCIオープンアメリカン(パラパンアメリカン)選手権へ出場する選手を2007国際大会代表選手より選抜。 以下の選手・スタッフを派遣する予定; 

選手:

石井雅史(CP4

藤田征樹(LC3

スタッフ:

監督 班目秀雄

チームリーダー 平松竜司

 このオープンアメリカン選手権は1111日から18日まで開催される予定。 北京パラリンピック国別参加枠に影響を与える最後の国際大会。参加国は26カ国前後との事。 日本チーム選手スタッフの活躍を心から祈ります。

 皆さん、この大会に参加する上記選手・スタッフに温かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。 

 アメリカン選手権に向けては、10月に2度の合宿を週末を利用して行い、調整を続けた。2度目の合宿は突然の台風の影響を受けて外での練習は1日だけになったが、神奈川競輪選手会様などのご協力により、良い練習が出来た。タイムもまずまずだった。

 この2度目の合宿には、JCFトラックチームのメカニックを務める森昭雄さんにお越し頂いた。8月のUCIパラサイクリング世界選手権でご活躍頂いた鬼原積さん(やはりJCFチームのメカニック)と同様に、森さんにもとても親身になってサポートして頂いた。タイヤ交換・点検、自転車の整備・チェック、ギアの交換、などなど・・・・ 練習の合間や食事の時などは陽気な関西弁で選手スタッフをリラックスさせてくれました。森さんも鬼原さんも、JCFエリート選手が相手であろうがパラサイクリング代表選手が相手であろうが、何ら変わることなくプロフェッショナルな姿勢で仕事をこなしていました。学ぶところがたくさんありました。心から感謝申し上げます。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。


(2007・11月4日)
UCIパラサイクリング 日本がランクアップ

世界選手権が終わり、UCIパラサイクリングのランキングが更新された模様。UCIから連絡があった。(さすがにUCIになって、行動が素早いし、世界選のときに「9月末までには更新したい」と言っていた通りだ。)

北京パラリンピック国別参加枠に影響する国別ランキングにおいて、日本は2006年ランクから大きく上昇。男女総合では昨年20位だったが世界選を終えて16位にアップ。男子国別ランキングでは昨年の16位から12位(いずれもJCAD集計)にやはり上昇。合計ランキングポイントは1052点。

ヨーロッパ勢は2005年ヨーロッパ選のポイントが消えたが、その分を週末に行われる小さな地域カップ戦でじわじわとポイントを稼いでいる。それを考えると、日本の上昇は立派。

男子トップはスペインで、ドイツに代わってトップに立った。しかしスペインは11月のオープンアメリカン選手権に参加するかどうかは微妙で、すでに参加を表明しているドイツが再び逆転する可能性が大。ドイツがどこまでポイントを伸ばすかは日本の枠配分にも影響を与えることになる。

日本のすぐ下13位にはベルギー。その差はわずかに34点。ただ、4月一宮・豊橋での国内選手権のポイントが今回のランキングポイントには加算されていない。これはIPCからUCIへの移行に伴い担当者が変更になったり新たに加わったりしたため。UCIランキング担当者からは先週連絡があり、「年末に再度ランキングを更新する際には日本の国内選手権のポイントを加算する」とのこと。少なくとも100点以上が加算されることになる。(なお、ポイントは世界選手権など主要な国際大会に出た人が獲得したポイント・各クラスその国の最上位者のみのポイントが国別ランキングポイントに加算される。)11位の南アフリカとは136点の差であるが、これをかなり縮められるのでは。ただ、南アで同様に国内選手権をきっちり行いリザルトを出していればその差は縮まらないし、むしろ広がるだけになる。

また、11月コロンビア・カリで行われるUCIパラサイクリングオープンアメリカンリージョナル(パラパンアメリカン)選手権での参加状況と結果が最終的に枠を決めるものになるだろう。この大会は世界選よりは規模もやや小さくなりそうで、またポイントも世界選よりは小さい(世界選のポイント係数は4だがこちらは3。)

したがって、北京の枠がいくつになるのかということはまだまだわからないというのが現状。また、枠は国別に与えられ、各カテゴリーごとにあるいは個人に与えられるということは無い。(例外:5つの招待枠)

JCAD日本チームは、枠を1つでも多く獲れるよう、オープンアメリカン選手権への派遣と好成績を目指して、引き続き努力をしているところである。

(上記の内容は、会報電子版2007-E7より抜粋。)


(2007・11月4日)
日本チームへ ご支援のお願い

世界選手権は終わりましたが、まだ精算が終わっておりません。11月にはコロンビアという遠い国でまた大会があります。日本チームの財政は厳しいと言うのが事実です。また、世界選に参加した選手はいずれも20数万円以上のエントリー費を支払い、それ以外にも機材輸送料などかなりの自己負担をすでに強いられております。 JCADスタッフはそれ以上で、今後に暗い影を投げかけるのではと危惧しております。

その上、11月のコロンビアの大会に出る選手もいます。2重の出費・苦労です。 

それでもコロンビアの大会に日本チームは出場しなければなりません。多くの皆さんにとって夢である北京パラリンピックの枠がかかっていますから。

 パラサイクリング日本チームへ温かいご寄付をここにお願い申し上げます。

 ご寄付は下記の日本チーム口座までお振込みいただければ幸いです;

 三菱東京UFJ銀行 海老名支店

 普通0873320 JCAD日本チーム 栗原 朗

 御理解いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


(2007・8月14日)
2007UCI
パラサイクリング世界選、開幕へ

2007UCIパラサイクリング世界選手権は819日より22日までトラック競技、24日から27日までロード競技がフランス・ボルドーで開催されます。いよいよ、です。今年からUCIになり、真の「競争の世界」になることが予想されます。UCIのサイトにおいても紹介されています。

この世界選は、これまでのどのIPC世界選よりも規模が大きい大会になる様子。参加国は40カ国を超え、参加選手も400人を超えるという。これまでよりも数段厳しく激しい戦いになります。

 UCIパラサイクリング世界選サイト http://www.bordeaux2007.com/ トップにはアテネパラリンピックでの日本の大城・丹沢ペアの写真が載っています!

(2007・8月14日)
UCI
パラサイクリング世界選手権日本チームの紹介

 本年2月にIPCからUCIへの統括権移管が正式にスタートし、障害者自転車はパラサイクリングというカテゴリー名でUCIの仲間入り。その記念すべき、最初のUCIパラサイクリング世界選が今年8月フランス・ボルドーで開催される。

 この2007UCIパラサイクリング世界選に出場する日本チーム選手団がこのほど固まった。選手は以下の通り;

 石井雅史(CP4) 小川睦彦(CP2) 大城竜之(BVI,パイロット高橋仁)

 古畑俊男(LC2) 藤田征樹(LC3) 佐久間明夫(LC1) 奥村直彦 (HC-C

 また、監督には、昨年同様、班目秀雄さん(JCFトラックナショナルチーム監督)。 メカニックには、JCFメカニックの鬼原積さんにお越しいただくことになった。 通訳市川雅敏さん。 マッサーにはJCFマッサーからのご紹介で、高橋(相原)太一さん。 

 昨年同様、今年もキャプテンシーを導入。昨年に引き続き、経験豊富な佐久間明夫が日本チームを引っ張って行ってくれることだろう。

 このメンバーで日本は北京パラリンピック国別参加枠のかかった今年の世界選に挑む。すでに強化合宿を9(トラック・ロード合わせて)行うなど、選手は忙しい合間を縫って必死にもがいている。広いカテゴリーに上位を狙えそうな選手だけをそろえた今年の日本代表。昨年活躍した選手は昨年以上を、今年が初参加の選手はいきなりの大活躍を狙っている。歴史的な最初のUCIパラサイクリング世界選手権。しかも、トラック競技は昨年のUCIトラックエリート世界選が行われたバンク。北京の枠もかかる、大きな大きな意義を持つ今年の世界選。日本チームに向けて、多くの皆様からの熱い御支援御声援をよろしくお願いいたします。

(2007・8月14日)
日本チームへ ご支援のお願い


(2007・8月14日)
ご支援頂いております皆様のご紹介

2007JCAD日本チームにこれまでご支援頂いております企業団体様をご紹介いたします。

日本プロフェッショナルサイクリスト協会(寄付金、スタッフ派遣受諾、各種ご理解ご協力など)
  株式会社サテライトジャパン(寄付金)
  ()日本自転車競技連盟(JCF; 国際ライセンス発行、各種手続きとJCADのご紹介、練習ジャージのご提供、など)
  ビットリアジャパン(JCFを通じて、タイヤのご提供)
  オージーケーカブト株式会社(トラックタイムトライアル用ヘルメット・ロード用ヘルメットのご提供)
  ダイナソア株式会社(マッサージオイルなどのスポーツバルムのご提供)
  株式会社パールイズミ(Tシャツ、ウィンドブレーカー、シューズカバー、グラブのご提供)
  メダリストプランニング(MSTシャツ・パンツのご提供)

心から感謝申し上げます。

また、補助金支援金のお話も頂戴しており、現在お話を進めているところです。これは、日本競輪選手会や日本自転車振興会などの多くの方々からの後押しにより、お話が具体化したものです。厚く御礼申し上げます。

 障害を持ったサイクリストを叱咤激励し、支援してくれる方々・一緒になって真摯に歩んでくれる方々がいることを皆さんどうか御理解ください。

(2007・7月9日)

国際大会日本代表を通達 北京への道

 JCAD日本チームサポートスタッフ会議が豊橋の大会後2度開かれ、北京への道につながる今年の国際大会日本チーム選手選抜について協議。すでに日本チーム入りしていた石井雅史、小川睦彦、大城竜之(パイロット高橋仁)に加えて、以下の選手が代表として選抜され、各選手に通達を行った;

  古畑俊男(LC2)藤田征樹(LC3)佐久間明夫(LC1)奥村直彦(HC-C

 北京パラ代表もまずは今年の代表選手から選ばれていくことだろう。しかしそのためには世界選などで昨年以上の好成績を全ての参加者が達成し、国別参加枠を勝ち獲る必要がある。2001年以降すっかりプロ化した欧米・豪などのパラサイクリング事情の中に入っては、我々の情勢は厳しい。ましてや、ヨーロッパでは地域カップ戦が何度も行われ、ポイントを徐々に積み重ねていく。上位の国々がどんどん枠を獲っていくシステムにおいて、日本まで枠が残っているのか、が大きな焦点のひとつ。そのためには他の国々を蹴落として上位に上がる必要がある。1つの枠は確保した模様だが、それ以上の上積みが出来るかどうかは今年にかかっている。厳しい日々はこれからまだ続く。

 ポイント争いだけでなく、選手・スタッフは費用面でも苦しい戦いを強いられているのが現状。

 日本チームに向けて、多くの皆様からの熱い御支援御声援をよろしくお願い申し上げます。

(上記の内容は、会報電子版2007-E5より一部抜粋加筆。)

(2007・4月29日)
★アスリートの姿 2007日本障害者自転車競技大会

 2007日本障害者自転車競技大会はトラックが4月14日に一宮競輪場で、ロードタイムトライアル競技は翌15日豊橋市万場調整池で開催された。今年の大会は8月にフランス・ボルドーで開催されるUCIパラサイクリング世界選手権及び北京パラリンピック選考の参考資料となる大会としても位置付けられた。

 14日のトラックは強い風に苦しみ、落車の心配もあったが、選手はいずれも歯を食いしばる走りでそんな心配を吹き飛ばしてくれた。石井雅史(CP4) や大城竜之(視覚障害)が強風下まずまずのタイムを出していた。石井(スキップ)は1キロで14秒台をマーク。抜群のスタートを決めていた様子。大城ペア(チェブロ)は全種目で他を圧倒。独走になってしまった個抜きも、昨年を5月の大会を上回るものだった。さすがにこの両選手は別格という感じか。

 両選手とも春先は今ひとつ調子が上がらず、日本チーム担当スタッフから不評を買ったがそれに猛反発したのか、その後しっかりとしたトレーニングをしてきたことが証明された。今後も日本の牽引車として、「勝ってみせる!」という強い思いを持ってがんばって欲しいもの。

 トラックでは、これまでロードレーサーで出ていた選手が今回はトラックレーサーで出場するなど、トラックへの積極的取り組みが見られた。今後、さらに力を伸ばして、トラック競技の普及・発展・向上につなげることが期待される。トラックレーサーを使ってのバンクでの競技はやはり爽快で楽しいものです。


  
一宮競輪場での大会では、毎回日本競輪選手会愛知支部の皆様に様々なご協力をしていただいています。 今回もお手伝いいただきましたことに、心から感謝申し上げます。 また、当日は場外が行われていましたが、滞りなく大会が行われ、お客さんからも温かい声援が飛んでいた。 関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

  翌15日豊橋市の万場調整池のコースで行われたロードタイムトライアルは、心配された強風はそれほどでもなく、穏やかな気候に恵まれた。また、路面コンディションも非常に良く、好タイムが続出。CP2の小川睦彦が力強い走りを披露。世界選に向けてまずまずのコンディションの様子。今後は“軽いギアクルクル”ではなくて、大ギアも使える走りをして世界のトップに立って欲しいところ。

  トライアスロンで実績のある古畑俊男(LC2)が登場。あとのグループの石井雅史との白熱した走りは見ごたえがあった。古畑はすでに世界のベスト8に値する力を見せていた。LC3の藤田征樹はまだ20代前半だが華麗なペダリング。古畑・藤田共に今後世界を目指してどれだけ力を伸ばしてくれるか、注目が集まるのでは。

  LC1のベテラン佐久間明夫(ヴィテス市川)が最後に意地の好走。ハンドサイクルではC区分の奥村直彦がドイツ製の自転車でまずまずの走りをしていた。

  ロードTTでも目立ったのはやはり石井と大城・高橋ペア。いずれも上位入賞あるいはメダル圏内の走りだった。とは言うものの、まだまだ先は長く、外国勢は圧倒的優位な環境を生かしてさらに力を伸ばしてくることは確実なので、一切の油断・甘え無く奮闘してほしいもの。

  今大会では、走りだけではなく、機材面・マナー面などにおいても「アスリート・サイクリスト」と呼ぶにふさわしい面がいくつも見られた。少なくとも、今回の参加者(前年を上回った)はUCIへの移管・これからは自転車競技の1つのカテゴリーとして仲間入りした、といったことを理解し実践されていると感じた。敬意を払いたい。今年の大会は、サイクリストによる立派な競技大会として胸を晴れる走りにあふれていた。

  今大会開催に関しまして
お世話になりました愛知県自転車競技連盟を始め、一宮競輪場、水資源機構はじめ、多くの皆様方に心から感謝申し上げます。

(2007・4月12日)
★2007日本障害者自転車競技大会の申し込み締め切り

  2007日本障害者自転車競技大会の参加申し込みは去る3月26日で締め切りました。 たくさんの申し込みを頂き、厚く御礼申し上げます。

 昨年を上回る参加者数になり、また、初参加の方々も多く、意義深い大会になることが期待されます。 大会への協力・後援などの団体様も当初より増えました。

 日本自転車競技連盟の競技者登録をされている方は、当日登録証をお持ちください。現在申請中の方は、申請中を証明できる書類をお持ちください。

 事故無くそれぞれベストの走りをされることを願っています。 試走の際、無理に他の選手を追走することなく、また、蛇行など危険走行の無いようにお願いします。 特にバンク(トラック)での走行に慣れのない方は事前にその旨伝えてください。

 大会は競技大会であり、開催中施設内は原則禁煙となります。御理解願います。

 本大会のリザルトを国際機関(IPC/UCIパラサイクリング)に送付する予定です。 すでにその旨の連絡・承認を受けております。

 なお、本サイトの2007大会にも記載してありますとおり、また参加者に送りましたスケジュール・受理証に記載してありますとおり、ロードタイムトライアル(4月15日豊橋市)HC-B男子とHC-C男子のカテゴリーの距離が13.75キロから16.5キロに変更になっております。 ご注意ください。 変更になりましたことをお詫び申し上げます。

 大会も目前に迫ってまいりました。トラックは天気予報が少々心配ですが、トラック・ロード共に素晴らしいレースになりますことを祈っています。それを作るのは出場される選手の皆さんです。

(上記の内容は、会報電子版2007-E4より一部抜粋加筆。)

(2007・4月12日)
★仕事と自転車 両立の価値

 この活動をやっていて、問い合わせ・ご意見などを頂くことが頻繁にあります。 多くの企業・団体様とお話をさせていただく機会もたくさんあります。

 しばしば誤解されていることの1つに、協会スタッフの立場があります。

 JCADスタッフは、全員が別途フルタイムに仕事をもちながら、原則ボランティアでこの活動をしています。 誰一人として、専属でお給料をもらってこの活動をやっているスタッフはいません。 大会の準備、メール会報やサイトの作成・維持管理、企業団体とのお話し合い、国際大会遠征、などなど、スタッフの活動のほぼ全てはお手当て無しで、自己負担を強いられての活動になっているのが実状です。 活動の交通費すら自己負担になることのほうが圧倒的に多い。 わずかばかりの「日当」も、国内大会の時くらいで、合宿も海外遠征もその費用のかなりの部分(あるいは全額)を自己負担でまかなわなければならないくらいですから、お手当てどころではありません。 なかなか大変です。 皆さんに喜んで欲しい・自転車を一緒に楽しみたいとの思いでやっている部分が強いこととあわせて御理解いただければうれしく思います。

 このことは、選手の方々も同じかと思います。 皆さん、仕事を持ち、練習や機材の整備などは仕事の前・終わった後、そして週末に行っているのが実状でしょう。 仕事で肉体的にも精神的にも疲れた体にムチを打って、練習などに取り組むことはやはり大変です。 これをこなしている皆さんには敬意を払います。

 スタッフも選手の皆さんも、フルタイムで自転車に取り組めたら、どれだけ楽か。 もっとたくさんのことが出来るのに、と思い、歯がゆいことがあります。でも、仕方がありません。

 自分にとって仕事は最大のスポンサーと思って割り切ってやっていくしかありません。 実際、これほどお金をいただける「スポンサー」は他には、少なくとも今現在は、ありません。 そして、仕事も楽しんでやらないと、ストレスたまり、行き詰ってしまいます。 また、仕事を通して、自転車だけでは知り合えない色々な方々と交わることが出来、そしてそこから色々なことを経験し学び、得て、それを自転車に生かすことも可能です。 自転車だけで生活している「プロ」では成し得ないことかもしれません。 そう考えると、仕事をしながら自転車活動も楽しめるものになるのでは。 不利な状況から逆にプラスを引き出せれば、不利が有利にもなりえます。

 仕事をしていると、通勤時間を合わせて少なくとも11時間前後を毎日取られます。 寝る時間・食事の時間などを差し引くと、平日残っている時間はかなり限られます。 この限られた時間にどれだけ集中して自転車に取り組むか、そしてそれを続けるか、そして仕事から経験した色々なことをどう生かしていくか、ここに大きな価値があるのではと考えますがいかがでしょうか。

 容易では無い仕事と自転車の両立。 しかし、どちらもうまくやっている人間は、フルタイムでやっている“プロフェッショナル”な方々に決して劣らないし、むしろより価値があるのではとすら思います。 (もちろん、フルタイムでやっている方々はすごいものがあると思います。)

 難しいこと・大変なことも必死にそして集中して持続していることを誇りに思いたいですし、どうか誇りに思ってください。 そして、さらに良いものを作り上げて欲しいと心から願っております。

 上記の内容を、仕事との両立で苦しんでいる選手・スタッフに送ります。 胸を張りましょうよ! 傲慢にはならずに。

  もちろん、自転車に毎日専念出来るようになることを実現したいと強く思っています。 それがやはりベストですから。 その日までは、誇りに思って奮闘し、困難を切り抜けていく明るさと勇気を持って進むしかないです。 御理解願います。

(日本障害者自転車協会理事栗原。上記の内容は、会報電子版2007-E4より一部抜粋加筆。)
(2007・4月12日)
★ドーピングに注意

 ドーピングはスポーツ界を揺るがしてきた厄介な問題。 しかし、もしも高いレベルの競技を目指すというのであれば、ドーピング問題を避けて通ることは出来ない。

 JCADを含めて、各競技団体の強化選手・ドーピング調査指定選手は定期的な、では無くて、常にドーピング検査の対象になっている。 それは異常と思えるくらい厳しい。 プライバシー違反では、と口うるさい人たちからは非難されかねないほど。 というのは、居所調査というものがあり、文字通り居所を反ドーピング機構などによってチェックされるもの。 また、抜き打ち検査もある。 これを拒否は出来ない様子。 突然機構の人たちが自宅にやってきて、「ドーピング検査します」と述べて自宅に上がってくる。 そして選手と(選手の自宅の)トイレに行き、尿を出してもらいそしてその尿を持ち帰り検査するという。 

 まるで国際大会の表彰式前のドーピング検査のようだ。 国際大会の場合には、事前に行われることがわかるが、居所調査による抜き打ち検査はまったくの突然の検査。 まさに抜き打ち。 プライバシーとか、そんなことが通じないかのような厳しさ。 しかし、これは今後も続けられるだろう。 一切のごまかしが効かないかのようだ。

 選手の皆さん、ドーピング対策は神経質すぎるくらい十分に行ってください。 薬・サプリメント・ドリンク類については、各自で日ごろから注意してください。 

(上記の内容は、会報電子版2007-E4より一部抜粋。)

(2007・4月11日)
★2007日本障害者自転車競技大会情報 バンク・コースの紹介

 前号(注:会報電子版2007-E2号)でお伝えしたとおり2007日本障害者自転車競技大会は4月14日にトラック競技が一宮競輪場で、翌15日にロードタイムトライアル競技が豊橋市万場調整池で行われる。大会についていくつか情報をお伝えします。

 トラック競技は愛知県一宮市の一宮競輪場で開催。以前とは異なり、1日フルに使っての開催予定。従って、時間的にこれまでと比べてゆったりしたものになることが期待できる。(ただし、参加人数によってはあまりゆったりしたものにはならないこともあるのでご理解ください。) このバンクは1周400メートル。最大カントはおよそ33度50分、直線カントはおよそ2度51分、みなし直線はおよそ64メートル。競輪のビッグレースも何度となく行われているこのバンクで2007大会が出来ることはとてもうれしいこと。競輪関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

 ロードタイムトライアルが行われる豊橋市の万場調整池は1周2.75キロ。愛知県自転車競技連盟スタッフの方によると、コースはほぼフラット。高低差はあっても2メートルほど。スタート予定場所からオモチャの双眼鏡でもあればコース全体を見渡すことができるという。見かけは真平らだが、強い風が常時吹いていることが多いそうだ。 追い風になると当然高スピードになりえるが、向かい風になるとかなりスピードは抑えられそう。 「みかけ平地 体感山岳コース」という意見もあった。

(上記の内容は、会報電子版2007-E3より抜粋。)

(2007・4月11日)
★2007大会トラック200フライングTT(ハロン)のハンドル

 4月14日一宮競輪場で行われる2007日本障害者自転車競技大会トラック競技で行われる200メートルフライングタイムトライアルは、いわゆる“ハロン”です。 スプリントの予選として行われる競技と理解してください。 従って、DHハンドル ブルホーンなどの使用は認められません。 この種目にエントリーされる方は、ドロップハンドルを使用してください。

(2007・4月11日)
★国際大会に向けた取り組みについて

 JCADではほぼ毎年国際大会に向けての取り組みを行っています。 来年北京パラリンピックがあるためか、昨年来国際大会についての問い合わせがいくつもあります。 自転車そのものよりもパラリンピックにしか関心がないのであればとても残念であります。 今後の取り組み・予定や姿勢などについて以下に記します。

 2007UCI障害者自転車(パラサイクリング)世界選手権が今年8月開催予定。 JCADではこの大会に向けて、日本チームを結成し、高い目的を立ててその目的が達成されるように選手を選抜しトレーニングなどを行い、サポートしていく計画で、すでに動き出しています。

2007世界選の目的:

A2008北京パラリンピックの参加枠を獲得出来るように努めると同時に、北京でのメダル獲得が出来る体制を作る。
B)前年に近い成績を目指す。
C)そのために、すべての選手・スタッフが練習・競技に集中できるように、スムーズで円滑な活動が出来る・お互いを引き出す相乗効果のある障害者自転車日本チームにすることも目的とし、それを達成する。また、これが無ければ上記(A)及び(B)の目的は過去の例から困難になることを理解する。
D)自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、それによって障害者自転車の地位向上と認知を図る。

 協会としては派遣費用について、非常に厳しい状況にあるが、それでも一部について協会負担を予定している。日本チームメンバーは選抜し46名前後を予定している。(最高でも6名かと思われる。既報の3名だけの場合もある。)2006世界選手権の結果、さらには指定する国内の大会(2007日本障害者自転車競技大会)を参考資料とし、上記目的にかなう選手のみを日本チームメンバーとして日本チームサポートスタッフ会議での合議により選ぶがその主な指針としては以下とする

106世界選でメダル獲得・上位入賞した選手を内定し先に選抜する。(既報の通り。)
2.メダル獲得の期待が世界選においても北京大会においても出来る選手。同レベルの選手がいる場合、複数種目で(特にトラック・ロード両方があるカテゴリーにおいては、トラック・ロード双方において)獲得が期待できる選手を優先する。
3.出場誓約書に同意し署名捺印する人。
4.日本チームにふさわしい人格と協調性を持っていること。反社会的行為(一例:ハラスメント)を行っていないこと。
5.日本チームの公正・円滑な運営を妨害せず、日本チーム全体に貢献する者。及び日本障害者自転車協会の名誉と評判を汚す行為を行っていない者。
6.パイロットに関して; (1)上記3から5があてはまるもので、(2)パイロットに関するIPC規定及びIPCによる解釈に反しない選手。(現在あるいは過去3年間において;UCIトレードチームに属していない・ナショナルチームに選考されていない(ナショナルジャージを着ていない)UCIのあらゆる大会に国を代表して出ていない・競輪選手でない・レースに出て生計を立てるプロでない、など。)
7.視覚障害者選手は、2人乗りタンデムでの走行結果だけでなく、視覚障害者選手自身の能力を考慮して選考する場合がある。
8.複数の選手の力が同等とみなされる場合、より多くの種目で好成績を稼げる可能性の高い選手を優先する。ただし、競技種目数の差は考慮する。(例:視覚障害者は最大5種目だが、ハンドサイクルは2種目しかないので、その種目数の差は考慮する。)
9.上記にあてはまる選手以外にも目的達成に近づくために、入賞を世界選においても北京大会においても狙える選手などを選ぶことがある。その場合も上記3から8は該当するものである。
10.ポイント獲得という目的上、原則として、各カテゴリー最大1名とする。ただし、複数のメダル獲得の可能性が非常に高い選手がいる場合はこの限りではない。(なお、各カテゴリーから必ず1人を選ぶということではない。)

 北京パラリンピックに関しては、枠が無ければ話にならない。昨年の活躍で枠1つは獲得した模様。枠をさらに獲得するためにはポイントを稼ぐことが必要で、このための戦略を立てて、スムーズ・円滑・集中できるチーム体制を作り実行していくことが全体の利益になる。(1人だけ良ければ、という体制・雰囲気では目的は達成されないだろう。)  チーム全体に貢献してくれる選手であれば、相乗効果により他の選手の成績もアップすることだろう。 そんなチームを作ることも目的。 また、多大な犠牲を払いながらも自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、障害者自転車の地位向上を図りたい。

 北京のパラリンピックに向けては長期的視野で取り組んでいる。ちょっとやってメダルが獲れるほど甘くないので。すでに昨年から北京への活動は始まっている。 大きな目標の一つである北京に向けてもやはり高い目的を立てて、その目的達成のために動いています。

2008パラリンピック大会の目的:

A)複数選手による複数のメダル。
B2008以降にもつながる好成績の獲得。
C)そのために、すべての選手・スタッフが練習・競技に集中できるように、スムーズで円滑な活動が出来る・お互いを引き出す相乗効果のある障害者自転車日本チームにすることも目的とし、それを達成する。また、これが無ければ上記(A)及び(B)の目的は過去の例から困難になることを理解する。
D)自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、それによって障害者自転車の地位向上と認知を図る。

 2006IPC世界選手権及び2007UCI世界選手権の結果、さらには指定する国内の大会(予定:2007日本障害者自転車競技大会)を参考資料とし、上記目的を達成するため北京大会日本チームメンバー選考の基準としては以下とする予定;

1.ポイントを多く獲得した選手を優先して選考する。(0607年のIPC/UCI世界選のポイント及び2007日本障害者自転車競技大会のポイントをUCI/IPC規則に従い算出し、ポイントの多い選手を優先する。) その選手は、以下に示した項目にあてはまるものとする。
2.北京大会で行われるメダル種目において、メダル獲得の期待が出来る選手。複数種目で(特にトラック・ロード両方があるカテゴリーにおいては、トラック・ロード双方において)獲得が期待できる選手を優先する。
3.出場誓約書に同意し署名捺印する人。
4.日本チームにふさわしい人格と協調性を持っていること。反社会的行為(一例:ハラスメント)を行っていないこと。
5.日本チームの公正・円滑な運営を妨害せず、日本チーム全体に貢献する者。及び日本障害者自転車協会の名誉と評判を汚す行為を行っていない者。
6.パイロットに関して; (1)上記3から5があてはまるもので、(2)パイロットに関するIPC規定及びIPCによる解釈に反しない選手。(現在あるいは過去3年間において;UCIトレードチームに属していない・ナショナルチーム選考されていない(ナショナルジャージを着ていない)UCIのあらゆる大会に国を代表して出ていない・競輪選手でない・レースに出て生計を立てるプロでない、など。)
7.視覚障害者選手は、2人乗りタンデムでの走行結果だけでなく、視覚障害者選手自身の能力を考慮して選考する場合がある。
8.複数の選手の力が同等とみなされる場合、より多くの種目で好成績を稼げる可能性の高い選手を優先する。ただし、競技種目数の差は考慮する。(例:視覚障害者は最大5種目だが、ハンドサイクルは2種目しかないので、その種目数の差は考慮する。)
9.上記にあてはまる選手以外にも、目的達成に近づくために、北京大会で行われるメダル種目において入賞を狙える選手(複数種目で狙える選手、特にトラック・ロード両方があるカテゴリーにおいては、トラック・ロード双方において期待できる選手を優先)などを選ぶことがある。その場合も上記3から8は該当するものである。

 07年08年の国際大会に向けては、真摯に自転車に取り組んできた人たちでメダル獲得が期待できる選手を中心に効率的に・スムーズに集中してやっていくことでしょう。 前述の通り、チーム全体に貢献してくれる選手は相乗効果で他の選手の成績もアップさせてくれるので、そんなチームになるはず。 

(上記の内容は、会報電子版2007-E3より抜粋。)

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